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アンジャッシュ渡部さんが佐々木希さんを口説き落とした恋愛テクニックが書いてあった

「ステルスプレイヤー」をご存知だろうか。

簡単におさらいすると、ステナン(ステルスナンパ)とは相手からナンパと認知されないナンパのことでした。そして単なる間接法ナンパ(直接的に好意を明らかにせず声をかけるやり方)との本質的な違いは、やってる行動自体は同じでもその目的が違う、というところにあるのでした。要はナンパしてるのが隠れているから"ステルス"というわけです。ここから派生してチャラい雰囲気を相手に感じとられずにモテるプレイヤーを界隈ではステルスプレイヤーと呼びます。ー週刊恋愛サロン第51号 なぜステルスプレイヤーから女は離れていかないのか

実は佐々木希を射止めたことで有名なアンジャッシュ渡部さんはガチのステルスプレイヤーだったのだ。

これは新時代のモテを探求していくうえで、非常に参考になる事例なのでまとめておこう。

 

ステルスプレイヤーは女からこうみられている

まず佐々木希さんの側から渡部さんがどうみえてるかを確認してみよう。

――彼の真面目さが、〝決め手〞になったってことでしょうか?
「そうですね。大勢で会っているときから、お互いに好意があることは感じていたんですけど、彼は、自分が芸人であることに引け目を感じていたらしくて。それで、あるとき、『俺みたいなのと仲良くしてることが世間に知れたら、イメージダウンにならないかな』って言い出したので、私が、『周囲からどう思われようと、私は大丈夫だよ』と、正直に思っていることを伝えたんです。そうしたら彼があらたまって『付き合ってください』と。私も『はい』と答えました」

 

――真面目な告白ですね。恋愛心理学とかに詳しい方なので、もっとテクニックを駆使して落とす、みたいなイメージを持っていました。
「まったくテクニックはないと思います(笑)。不器用だし、計算などできないタイプだと思います。そこは営業妨害になると困るので、あんまり言わないようにしないと(苦笑)。ただ、夜景鑑賞士?とかいろいろ資格を持っていますけど、それは、仕事が少なかったときに多様な知識や資格を身につけようとして頑張ったみたいです。だから、仕事には役立っていても、プライベートでは全然……。あんなに美味しいお店に詳しいのに、今まで一緒に二人だけで外食したこともありません」

引用元: 「佐々木希ちゃんおめでとう!」もう一度読みたいの声にお応えして、with6月号結婚インタビュー記事から再掲! - with|講談社 with オフィシャルサイト 

まさにこれがステルスプレイヤーの手口である。

女側からすると、まったくもって恋愛プレイヤーにはみえておらず、ただ素敵な男性として認識されているのだ。

こうした今までのギラギラアルファではない自然なモテ方こそ、次の時代にくるであろう一等賞主義の西洋思想ではない東洋思想的なモテ方であり、さらにはポスト恋愛工学における新たなモテのモデルといえるのではないだろうか。

恋愛工学の限界と新しいモテ方「モテ男2.0」|オンク|note

 

渡部さんが駆使したであろうステルスな恋愛テクノロジー

世間的な見方は「結局渡部さんのように素敵な人になることが美人な奥さんをもらうには大切だ」と捉えられているようだが、実はそう単純な話ではない。

計算しつくされているが、それを1ミリも感じさせないテクノロジーがあるのだ。

これまで週刊恋愛サロンで紹介してきたテクノロジーと渡部本に載っていた内容との共通点を確認してみよう。

 

1)ステルスナンパ

なお、カウンターで隣り合った客にやたらに話しかける人も見かけますが、これはマナー違反です。隣の客に出た料理を見て「美味しそうですね。それはなんですか?」といった程度の軽い会話であれば、店全体の雰囲気がよくなることもありますが、基本的にはお互いのプライバシー領域は守る、という意識がいい客には必要です。ーアンジャッシュ渡部の 大人のための 「いい店」 選び方の極意

これはPuANDAさんが提唱するステルスナンパそのものといっていい。

ステルスナンパの本質は、とてもナンパとは思えない自然な出会いを演出するところにある。

これはいわゆる世間の人たちが想像している"ナンパ"という形態に限らず、職場や結婚式など普段の日常生活における出会いにおいても適用される。

要はガッツき感を出さずして距離を縮めていくのである。

――彼の真面目さが、〝決め手〞になったってことでしょうか?
「そうですね。大勢で会っているときから、お互いに好意があることは感じていたんですけど、彼は、自分が芸人であることに引け目を感じていたらしくて。それで、あるとき、『俺みたいなのと仲良くしてることが世間に知れたら、イメージダウンにならないかな』って言い出したので、私が、『周囲からどう思われようと、私は大丈夫だよ』と、正直に思っていることを伝えたんです。そうしたら彼があらたまって『付き合ってください』と。私も『はい』と答えました」

引用元: 「佐々木希ちゃんおめでとう!」もう一度読みたいの声にお応えして、with6月号結婚インタビュー記事から再掲! - with|講談社 with オフィシャルサイト

この先に女>男の構造をつくるのはステナンの鉄則といえる。

渡部さんはこうして「引き」を演出することで「女→男への好意>男→女への好意」な構造を意図的につくり出したのである。

 

2)感情インタビュー

またコミュニケーションにおいても渡部さんの凄腕プレイヤーぶりはよくわかる。

何年もトークだけで生きているお笑いのプロでも、初めての相手を話だけで盛り上げるのは難しいものです。自分のトークでデートを盛り上げよう、話術で上司を喜ばせて評価を高めようなどということは考えないことです。
じゃあどうするのかと言うと、自分の話で盛り上げるのではなく、相手にたくさんしゃべってもらうのが、楽しかった印象を残すテクニックです。ただもちろん、放っておいたら話してくれるというものでもないので、どこのツボを押せば相手が話してくれるか、そこを見抜く質問力とリアクション力が必要です。

デートであれば、たとえば相手が新しいカバンを持っていたら「カバン買ったんだ。素敵な色だね、どうしてその色にしたの?」などと振る。女性はその理由から始まり、カバンにまつわるストーリーを話し始めてくれるので、その思いを聞くことで会話を盛り上げます。
(中略)
そういうツボを押さえて質問するのが、デートや会食が盛り上がるコツ。「なぜかこの人の前だとよく話してしまうなぁ」と思わせたら勝ちです。アンジャッシュ渡部の大人のための「いい店」選び方の極意

これは恋愛コンサル生たちがこぞってトレーニングしている感情インタビューそのものである。

おもしろいので週刊恋愛サロンも確認してみよう。

デート相手の女の子、ナンパした女の子に対してはなにをガイドラインにインタビューすればいいでしょうか。
フォーカスすべきは「感情」です。感情のインタビュアーになって、女の子の感情に共感してあげるのが目的です。
なぜなら、女性は一般的に共感してくれる相手にを無条件に信頼し、心を開くからです。

「趣味について」「ファッションについて」「ヘアスタイルについて」「恋愛について」「食べ物について」「好きな芸能人について」「仕事について」「家族について」「結婚感について」

女性の感情を引き出すために使えるトークテーマはパッと思い浮かべるだけでもこれくらいあります。
なるべく自然な切り出し方でこれらのトークテーマへと誘導し、後は感情をヒアリングするという作業をえんえん繰り返すわけです。
それ以降は脈アリサインがいろいろ出てきますので、「脈ありサインダイアグラム」などをご参考にしてください。ー週刊恋愛サロン第51号 感情インタビューの方法

 要するに言ってる内容がまったく同じなのだ。

自然にみえているが、渡部さんはガチなモテ男であることがうかがえる。

 

3)SOS理論

極めつけはデート・デザイン。

ちなみに僕は、いつもアッパーな店に行っている人は、そういう人が知らないであろう安くて面白い店に連れて行きます。立ち飲みや立ち食いなど、シチュエーションだけで楽しめる店です。こうしたギャップは単純ですが意外に効果があります。

逆に普段から面白い店に行っている人は、いろいろなジャンルやスタイルの店を知っている可能性が高いので難しく、相手をリサーチして、どこを面白がってくれるかで店を選ぶようにしています。ーアンジャッシュ渡部の大人のための「いい店」選び方の極意

これまで多くの男にいろんなところに連れていかれた経験のある美人とのデートでは、特に「飽き」を最小化させることが最も重要になる。

他の男がよくいくようなおしゃれなレストランに連れていっても、相手の期待値を越えられないからだ。。

そこでデートに連続したサプライズな要素を盛り込もうとする考え方が、かの有名なSOS(Series of Surprises)理論なのだが、渡部さんはSOS理論という名は知らないもののまったく同じことを実践している。

 

こうして読めば読むほど渡部さんはガチなモテ男ということが伝わってくる。

佐々木希は決して偶然ではなく再現性あるテクノロジーで落としたといってほぼ間違いないだろう。  

 

セックストライや告白をしても、ステルスプレイヤーから女が離れていないのは恋愛プレイヤー界隈ではよく知られた事実である。

きっと渡部さんもステルスプレイヤーとして、佐々木希さんを良い感じに翻弄したのではないだろうか。

なぜステルスプレイヤーから女は離れていかないのか|オンク|note 

 

 

 

おしまい