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恋愛工学で読み解くテラスハウス 休日課長の事例~自覚美人対策と足切り基準~

残念なことに楽しかったテラスハウス軽井沢編が終わってしまいました。

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風の噂によると、東京編がまた始まるんだとか始まらないんだとか。

我らがよく知る東京だとより身近な事例として捉えることができるので楽しみです。

 

さて、今回の事例はあの人気バンド ゲスの極み乙女。のベーシスト休日課長こと和田理生31歳(以下まさおと呼ぶ)。

 

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見た目はただのおじさんにみえなくもないが、売れっ子バンドのベーシストということで、とてつもないスペックも持ち主であることは間違いない。

バンドマンにもかかわらず6年間彼女なし。

その間の性欲はどう処理したのだろう。まあそれはおいておこう(笑)。

  

1. 「ん?誰このおっさん?」からのスペック開示でテラハメンバー驚愕

テラスハウスに入居したまさお。

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「和田と申します。よろしくお願いします」

 

完全に女子メンバーの「ん?誰このおっさん?」な表情。 

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しかしスペックを開示すると…

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「アーティストの方ですか?」

ゲスの極み乙女。っていうバンドのベースです」

 

本格的な芸能人がきて、急にリアクションが大きくなる女子メンバー。

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「え?え?すごい」

 

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「めっちゃ有名じゃないですか」

 

しかし、ちゃんとよくみると、これはシンプルに驚いているだけで脈ありサインではない。

試しにテラスハウス軽井沢編最強のイケメン石倉ノアくんが入居したときの女性陣の表情はこうである。

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わかる人にはわかるこの違い。

まだまだな人は前々回の翔平ちゃんの事例で確認しておこう。www.onclog.com

ただここでもしまさおがうまくゴールできたら、これはハイスペおじさん界に衝撃を与える可能性がある。

ハイスペおじさんベストプラクティス開発なるか。

期待で胸が高鳴る。

 

2. モデルのりさこをデートに誘う

早速まさおが動き出す。

まさおはどうやらモデルのりさこに狙いを定めたようだ。

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28歳、モデル、自覚美人。

 

こういう自覚美人は自覚美人ならではのアプローチをしなければならない。

というのも、これまで数えきれないほど多くの男からアプローチされてるからだ。

美貌を存在しないものとして扱いつつ、どこかのタイミングで「他の男と違う」と思ってもらい、食いつきが上がりきったところでいっきにギアチェンジする、というシナリオが定石である。

あくまでも男から食いつくと絶対にダメで、女→男への食いつきが上がってから押さないといけない。

で、「他の男と違う」と思ってもらうために鍵となる技術がリフレーミングだったりする。

 

週刊恋愛サロン第71号『愛の告白より効くリフレーミングの考え方』
週刊恋愛サロン第77号『オリジナルな関係をつくり出せ!リフレーミング・トークスクリプト』

 

早速テラハメンバーに得意な料理を振る舞ったまさお。

まずは外堀を埋めるところから。うむ、悪くない作戦だ。

と、思いきや...

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「きれいですね」

あかーん(((((;°0°))))!!!!

美人を美人扱いして、普段から近寄ってくるその他大勢の男フォルダに入れられるパターンや!!

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「ありがとうございます」

「何度見てもきれい」

だ、だからそれはあかんて(((((;°0°))))!!!!

 

しかもりさこの受け流しスキルをみてほしい。

世の中の自覚美人は、下手に断り方をすると変な男から恨みを買うリスクがあるため、他人を不快にさせずに受け流すスキルが異様に高いのが特徴だ。

彼女らにとって「ありがとうございます(ニコッ」は、誰も傷つけずその場をやり過ごすキラーワードなのだ。

やはり自覚美人は自覚美人なりの口説き方をしなければならない。

 

週刊恋愛サロン第66号『狙ったSクラス女性をゲットするためのSOS理論』
週刊恋愛サロン第85号『狙った美女を高確率で落とすSOS理論2.0』
週刊恋愛サロン第90号『美人攻略総論』

 

とにかく美人と巨乳は存在しないものとして扱うことをぜひともここでは強調しておきたい。

 

そして、唐突にまさおが奇妙なストーカーじみた発言をし始める。

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「俺、家にね。りっちゃんがいたんだよね」

「俺 ずっとみたことあるなって思ってて」

「俺の家にいたんだよ」

えっ、こわいこわいこわいこわいこわい...マジでやべえやつ...(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

で、まさおはうれしそうに自分の家にいたりっちゃんを男子部屋からもってくる。

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「多分 地方ので買ったんだよ。コンビニで」

「どうしよう勝手に運命感じちゃった(笑)」

あ、コルセットのモデルがりさこだったのか。マジで焦ったよまさお。

警察呼ぼうかと思って110番の11まで押してたわ。よかったよかった。

 

さて、場を和ませたところでデート打診(手にもってるのはさっきのコルセットのゴミ)。

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「りっちゃんはあさってなにやってるんですか?」

「あさって休みです」

「どっか行きましょう」

「あっぜひ」

 

どうやらまさおはこのシナリオを事前に考えていたようだ。

「どういうところいきたいとかなければ勝手に決めますけど」

そうそう、それだよまさお!

決めてあげることこそやさしさだ。

聡太先生とは全然違う。さすが31歳。

同世代のアラサーとして本当がんばってほしい。

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「ランチ行きましょう」

 

自覚美人相手に初回デートでランチはなかなか良いチョイス。

 

美人の数は限られている。

下手にロングボール戦略でセックストライするよりも、失点を最小限にしながら食いつきを上げきったところでシュートする、時間をかけてでも確実にゴールする戦略が必要なのだ。

つまり、少なくとも3回目くらいまでのデートとゴールまでのシナリオをある程度事前にデザインしておかなければならないので、最初はランチでさっさと解散するプランはそれなりに理にかなっているし、実績もある。

まさお意外と悪くないんではなかろうか。

 

週刊恋愛サロン第40号『QOLを高めるスモールボール戦略』
週刊恋愛サロン第106号3/3『美女取りこぼしを防ぐハイブリッドボール戦略』
週刊恋愛サロン第120号3/3『Sクラスでも怯まないマインドセットをつくる思考法』 

 

3. ロッカールームトークイエローカード

そのあと、男子部屋でロッカールームトーク

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「本当かわいいわ。めちゃくちゃタイプだわ」

「唇もプルプルしてるし」

 

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 「キスしたい」

く、くちびるがぷるぷる...( ゜Д゜)

まさおは完全に一線を越えてしまった。

あのとき警察を呼ばなかったおれの選択は間違っていたのかもしれない。

いや、ただの男子部屋のロッカールームトークの話ではないか。

これがうまく編集されて、りさこに伝わらない可能性だってある。

大目に見ようじゃないか!

まさおがんばれ!

 

4. 初回ランチ?デートへ

デート当日、遅めの朝ごはんを作ってあげたまさお。

これがおしゃれな人がやるブランチというやつか。

いい人すぎる。あれ、いい人といえば...

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いや、まさおはまだわからん。これからや。 

遅めの朝ごはんを食べたあと、まさおの行き先内緒テクニック発動。 

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「どこいくんですか?」

「どこ…ちょっとそれは内緒でいいですか?いってからのお楽しみで」

まさおテクニック使ってくるなあ。まあここは普通でもえんちゃうか。

 

りさこのリアクションは…

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「分かりました」

悪くないリアクション。

ただ自覚美人は高度な愛想笑いスキルを持っているため、なんともいえない。

 

で、いったいデートの行き先はどこかというと、 

白糸の滝ですか。はい、軽井沢の鉄板ですね。

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秘密にして下手に期待値だけ上がっちゃったのでは...

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「もうすでにここでめっちゃきれい」

と思いきや、りさこもいい感じにテンションが上がっているようだ。

 

さてここで注意すべきは、デートの所要時間である。

人間は飽きる生き物なので滞在時間による飽きが「デートつまらなかった」→「この人といるとつまらない」という印象を作り出してしまう。

初回デートで食いつきを維持するには、「あらもうこんな時間」くらいの状態でさっさと切り上げるのがセオリーだ。

なので、理想をいえば白糸はゴールしてからいった方がいいデートコース。

 

白糸の滝にて記念撮影。

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「お父さんみたいじゃない?"お父さんときました"みたいな」

なんだこのパパ活感は...

恋愛プレイヤーたるものこういうなにかあったときの証拠になるような電子データはなるべく残さないスタンスでいきたいところだが、まあ今回はいいだろう。

カップル感はまるでないが、ここはスルーしよう。どうしようもない。

 

白糸の滝での散歩が終わったら喫茶店へ。

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旦念亭 (たんねんてい)

かわいい喫茶店。いい店やれる店に追加するとしよう。

 

オンクが勝手に選ぶ東京いい店やれる店|オンク

 

時間が気になるが、一般的なデートコースとしては悪くなさそう。

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「このお店探してくれたんですか?」

「実はめちゃくちゃ探して」

「探したんだけど、11月の木曜全然喫茶店空いてなくて」

あかーん(((((;°0°))))!!!!

そこは頑張ったアピールせずに

「レストランに詳しい知人に教えてもらったんだ」

などとさらっと流すんよ。

極力ガッツき感を消して、食いつきが閾値を越えた瞬間にギアチェンジしないと。

もう逆に自覚美人を落とすのにこれ以外のシナリオはないんよ。

 

ちなみにさっきの白糸の滝がPM2:00で、この喫茶店でPM4:30。

調べてみると白糸の滝→旦念亭まではタクシーで約20分。つまり、白糸の滝に約2時間滞在していたことになるので、ちょっと間延び感ある。

飽きリスクを最小化するためには、場所にもよるが1スポット30~90分くらいを目安としたい。

 

しかし、そんな僕の心配はよそにまさおにチャンスが訪れる。

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「まさおさんライブとかあるんですか?」

「あるある。えっ、今度きてよ」

「えっ、いきたい」

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

自分の得意分野に持ち込むのはナイスプレー。

得意分野で能力を発揮している男は誰だってかっこよくみえるのだ。

 

週刊恋愛サロン第108号3/3『新ディスる技術のガイドライン』

 

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「みんなで応援しに行きますね。いつでしたっけ?」

あ、みんなでいくのか。。。

まあそうだよな。

ひとりでライブとかいってもアレだもんな。

うん。アレだもん。。。

まだまだこれからや! 

 

ここでまさおから次のデートの打診。

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「なんかまた違う感じで(デート)行けたら良いなと思って」

 

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「ねっ。ぜひ。料理も。ダイエットも(笑)」

よかった。デートはいけそう。

が、最後のひとこと。

はっきりいって、これはりさこからのデブムリサインである。

脈ありサインではない。デブムリサイン。

 

恋愛シーンで必要な観察力とはなにか~脈ありサインの読み取り方と応え方~

週刊恋愛サロン第97号『脈ありサイン・ダイアグラム2.0』

 

もし該当する読者がいたら非常に耳の痛い話なのだが、

・デブ
・食べ方が汚い
・不潔
・ハゲ
・なんかキモい

このあたりは容赦なく一発不合格になる。

有無を言わせず一発不合格。

まさおはかなり厳しい状況かもしれない。

テラスハウスが終わるまで減量しなければ可能性はかなり低いだろう。

 

デートの最後に事件は起きる。

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 「今変なこと言いそうになっちゃった」

「どういうこと?」

「"君に酔っちゃった"、みたいな」

...お、お巡りさん、この人です(゚A゚;)!!

あー、さらに減点を重ねてしまうまさお。

ときどき気持ち悪いこと言う癖があるようだ。。。 

 

で、りさこのリアクションは…

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「ちょっと待って。それはヤバい」

りさこは笑いながら応対しているが、心の奥底では「キモっ」と思っているだろう。

しかし自覚美人なのでそれを男に気づかせない。

で、男に「もしかしたらいけるかも!?」と思わせときながらのLINE既読スルー。

自覚美人をデートに誘おうとした男性なら経験したことある典型的なパターンだろう。

もうプロフェッショナルの流儀で特集してもいいレベルかもしれない。

 

初回デートとしてはちょっとやりすぎ感ある。

次回デートへの期待値が上がってしまうので、デートのシナリオは出会ってからゴールするまでの全体を踏まえてデザインしましょう。

  

5. まさお、絵音さんからのアドバイスをもらう

さて、バンド仲間の川谷絵音さんに相談するまさお。

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恋多きバンドマン絵音さんからのアドバイスはまとめるとこうだ。

 

まさおはいつも自分からおもしろいいい人ポジションにいってしまい、結局友だちのまま終わる。

6年前まで(彼女がいた頃)は不屈の精神で断られても何回も告白して最終的に付き合えてたが、今はすぐ諦めがち。

だから、明日とかに告白しちゃってダメでも告白し続けろ。

1週間に1回告白すれば、あと6~7回できる。

 

お、おい、絵音さんほどのナチュラルモテ男ならそれでいけるけどだな。

ナチュラルモテ男の生存バイアスに引っ張られた恋愛アドバイスで事故ってきた非モテ男性はもはや数え切れないほどいるだろう。

世の中の恋愛アドバイスは、この生存バイアスに寄った再現性のないものがほとんどであることを肝に命じておこう。

 

個人的には、6年前のまさおは痩せていてシンプルにそれが結果に効いていた可能性が高いと思う。

  

6. カレー作りで絵音さんのアドバイスどおりやって事故る

今度はりさことテラスハウスで一緒に仲良くカレーづくり。

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「えっ、ちなみに甘えるタイプ?」

彼氏にはめっちゃ甘えるタイプです」

「甘えてるところみてみたいな」

あ、またでた!!まさおのときどきキモいこと言い始める癖。

言い方の問題なのか、ルックスの問題なのか、まさおが言うとなぜかキモくなってしまう。

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「(失笑)」

この体勢は寒気しちゃってますね。

こういうテクニカルなことやるよりも、自覚美人には自然体でいった方が良い気がするなあ。

さらにまさおは攻める。

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「呼び方とか変わる」

「~くんか~ちゃんって呼んでる」

「じゃあまさおちゃん?みたいなに」

「(失笑)」

 

どんどん事故るまさお。

これを楽しく笑っていると解釈してしまうのが男の性である。

そんなことはいいから黙っておいしいカレーを作るんだ。

料理の分野ならとにかく勝てる…はず。

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「(サラダの)味付けオリーブオイル、ドレッシングどっちにします?」

「好きな方で。りっちゃんの好きなのは俺の好きなの」

「(失笑)」

さらに事故るまさお。

走り出したまさおはもう誰にも止められない。

事故ってることに気づかずまさおはさらに攻める。

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「恋は始まりました?僕は始まっちゃいました」

知らんがな(笑)

 

さて、カレーを食べたあとの答え合わせをみてみよう。

プレイルームで、テラハメンバーのあいおくんと互いの恋愛について近況報告するりさこ。 

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「まさおさん"恋が始まった"って言ってたよ」

 

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「どう思った?それ(聞いてりさこは)」

 

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「どうリアクションしていいかわからない。"恋が始まった"って言われたことある?"そうなんですね"くらいしか言えなかった」

やはり自覚美人。

ここでも多少ぶっちゃけてる風にはしつつもオブラートに包む。

今回の連続事故で雲行きが怪しくなってきた。

 

7. 靴下事件が勃発し、りさこが責め立てられる

まさおがしばらくレコーディングでテラスハウスを空けている間、事件が起こる。

まあ本当どうでもいい話なんだが、りさこが以前テラハメンバーにお土産の靴下をあげた際「〇〇ちゃんだけに買ってきたから秘密にしてね」とみんなに言っていた、という噂を裏でモンスターゆいに仕込まれる。

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「ゆいちゃんだけにお土産買ってきたから"秘密にしてね"って言われたんだよねあのとき」 

それを聞いたヤンキーまやはこうなる。

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「それも意味わかんない」

 

りさこは否定するも「しかもあいおくんと裏でこっそりシナリオ作ろうとしただろ」とモンスターゆいにさらに煽られ、大人の対応でとりあえず謝るもこうなる。

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女の敵はいつも女なのである。

あー、こわいこわい。

 

しかし、これはまさおにとっては千載一遇のチャンス!!

これでもかというほど否定されまくった女の子への肯定的な言葉は、いつもの3~5倍くらい効果を発揮する。

弱った女の子ほど落としやすいものはないのである。

 

例えば、バリキャリ女子が上司に詰められたときなんかはまあ狙い目なわけだ。 

 

8. まさおからの大人の意見とやさしい言葉

帰ってきたまさおはデート打診にくるも、りさこから事情を聞き、さっそくやさしい言葉をかける。

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「あまり思いつめないでほしいな」

 

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「泣きそう…"泣きそう"とか言って泣いたらまた変(な雰囲気)になっちゃうけど」

ほら効いてる効いてる( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

そして...泣き出してしまうりさこ。

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「うーん…涙腺 弱くなったっぽい」

まさおにチャンス到来!!

バリキャリ女子の場合は、3日もすればまたもとに戻るんだが、テラスハウスはこういうヤバいやつとも一緒に住まなければならないので、まだまだチャンスは続きそう。

 

ここで、まさおからのファインプレー。

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「ランチ行く?ランチ行こうか?」

そうそう、りさこは一刻もこのモンスターハウス、ではなくテラスハウスから離れたいのだ。

 

9. 気分転換でそばを食べてりさこが元気になる

気分転換でそばを食べにいくことに。

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「1つ目のこと(裏でモンスターゆいが放った陰口?)があったから、2つ目のこと(今回の言った言わない騒動)も気になったんだと思うんだよね。原因は全部いろいろ裏で言って曲がって伝わっちゃったから」

大人の見解。そう、寮長が卒業したいま、まさおはテラスハウスの中で最年長の31歳の最年長なのだ。

りさこは27歳、それ以外は皆イキのいいアラツーたちである。

まさおはこの絶妙な大人の男性ポジションを獲得したのだ。

 

そして、また泣き出すりさこ。

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効いてる!効いてるぞまさお!

 

その後、気分を切り替えておいしいそばを食べて…

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「元気でた。ありがとうございました。」

おお、いい!まさおのふくよかな体型の安心感がポジティブにはたらいた!

まさおから最後の一撃。

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「でも笑顔が一番似合うよ。よかった笑ってくれて」

これはもしかするともしかるかもしれない。

これが夜で「テラスハウス戻っても本当に大丈夫?」からのそのままホテルインだと理想的なシナリオなんだが。

 

10. ガラス工房へデートに

はい、テラスハウス恒例ともいえる体験型デートへ。

聡太先生が果たせなかったおいしいビールを飲むグラスを作り会がここで開催される。

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まさに橋田寿賀子先生のような伏線回収。

 

今はなき聡太先生をさしおいてグラスを作ったあとカフェへ。

ここでチャンスを感じたまさおがいっきにギアチェンジ。

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「俺りっちゃんのこと好きなんだよね。テラスハウスいろいろあるけど俺がいるから安心してほしいなと思って。なんかこの思いに答えてほしいというよりはむしろただ安心してほしいなっていう」

 

そして、またもやりさこ号泣。

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「マジまさおさんがいてよかったって本当に思う」

うん、まあ厳しい指摘をすると、もう少し早くてもよかった。

個人的にはやっぱりそばの日の夜がベスト。

で、この言葉はピロートークとして聞きたかったところ。

もちろん売れっ子バンドなのでそこまでリスクとれないというのもあるが。

 

12. りさこからまさおへのお礼

テラスハウス軽井沢編終了も迫ってきた12月下旬、ふたりはクリスマスツリーを飾ることに。

そこでりさこから改めてまさおにお礼の言葉。

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「なんか最近テラスハウス内でいろいろあって人間不信になってたんだけど、まさおさんがやさしくかけてくれる言葉に助けられた。ありがとう。ありがとうまちゃお(ハァト)」

 

喜ぶまちゃお。

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「りちゃことまちゃおヤバいね」

まさお本当に素晴らしくていい人なのだが、ときどきキモくなるのはなぜなんだろう。

 

13. まさおベーシストのスペックを活かしライブ後の告白

 テラハメンバーでまさおのライブを観に行くことに。

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まさお、そうそう、これをもっとみせるんだ。

 

まさおのベースの上手さに感動するりさこ

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「まさおさん、すごい。カッコいい」

そう、まさおは売れっ子バンドのベーシストであって、おそらく日本のミュージシャンではトップクラスに入るくらいのすごい人なのだ。

決して山の手線でスマホゲーム片手に鼻をほじってるようなただの小太りなおじさんではない。

 

ライブ中にまさおをみつめるりさこ。

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心なしか目が潤んでる。

こ、これはもしやいけるのでは。

 

そして、ライブ後にりさこを呼び出したまさお。

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「どうでした?」

「本当にカッコよかった。まさおさん輝いてた。"いつもと違うわまさおさん"って思った」

一貫性の原理が働くので自分に対する肯定的な発言を引き出すこういう細かいプレーは大事。

 

この勢いをそのままにまさおが攻める。

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「いつもと違うまさおさんのままでひとこといいっすか」

流れ的には完璧や。

自分の得意分野に持ち込んでからのセックストライ。

ちなみに、

弱ったバリキャリ女子からの仕事相談→まじめに課題定義と解決方針提示→バリキャリ女子の個人的な解釈をリフレーミング

が、個人的には鉄板のシナリオです。

 

週刊恋愛サロン第71号『愛の告白より効くリフレーミングの考え方』

 

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「応援したいなとか守りたいなってこれまでにない感情が芽生えてきて。しかもお互いに刺激しあえる関係になれるんじゃないかなとも思ってて…もしよかったら俺と付き合ってほしい」

まさおは大人の素晴らしい男性だ。

あの動物園のようなテラスハウスでみんなと当たり障りのないコミュニケーションをとりつつ、一方ではりさこのケアもしながら、そしてなによりもこうして一流のベーシストとしてバリバリ活躍している。

この一連の騒動からライブへの招待、告白までの流れも完璧である。

 

しかし、である。

もうこれは日本のカルチャーというか、セックスする前の告白は無駄に成功率を下げてしまうこともまた真実である。

特に良くないのが、「付き合ってください」と相手に意思決定をせまる方式。

確かに生殖機能の観点から女が男を選ぶ側ということは間違いないのだが、付き合うか意思決定するのは女にとって認知負荷が高すぎるのだ。

よって、告白するなら

・食いつきが上がりきったところで事後報告方式(「もう彼女にしたから」など

・明示的に好意を伝えるが意思決定は求めない(「好きだと思ってるんだよね」「好きなのいつから気づいてた?」など)

のいずれかにし、下手に成功率を下げないことが大切である。

 

で、結果は!?

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「ありがとう...うーん」

でた、自覚美人の受け流しワード「ありがとう」。

これダメなやつか。。。

このままだとフラれると察したまさおがなんとか延命措置。

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「言葉でないよね」

「また福岡のライブもあって今日とは少し違う景色もみられるから。それで最後心を決めてもらえたらなって思ってて」

 

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「きちんと自分の中で整理して答えだすね」

女が冷静に考えてからうまくいったパターンはほぼゼロなのではないだろうか。

女に冷静に考えさせたらもうダメなのだ。

食いつきが上がりきったときにタクシーにさっとのせてゴールする。

これでセックストリガーをひかねば次はない。

セックストリガーで男女の恋愛市場はまわっているのだ。

 

週刊恋愛サロン第13号『セックストリガー理論』
週刊恋愛サロン第48号『彼女化するための奥義LTRコンボ』

 

14. 絵音さんからの援護射撃

もうほぼ無理ゲー化したため、ここからの挽回はなかなかキツい。

 

りさこと仕事で共演したゲスの極み乙女。の絵音さんからも援護射撃。

 

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「課長(まさお)はうまくいかないときほどベースがよくなる。もしかしたらガンガン恋愛した(うまくいった)ときのバンドに与える影響を気にしているのかもしれない。できれば、そのあたりも汲み取ってあげてほしい」

 

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「いやでも本当オススメです」

最後のひと押し。

これ金曜夜のレストランに通されて最初に言われるひとことや。

 

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「いろいろ聞けてよかったです。まさおさんのこと」

一生懸命まさおをよいしょしようとする絵音さんの方が逆に素敵にみえる結末に。

「課長(まさお)この前もファンに付き合ってって告白されててさ」みたいな方向性の方がよかったのかもしれない。

 

15. 3回イルミネーションデートへ

テラスハウス軽井沢編も12月で終わってしまうため、まさおからも最後のひと押し。

泣いても笑ってももうすぐ終わり。

まさおはりさこをイルミネーションに誘う。

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イルミネーションは鉄板といえば鉄板だが、寒くて気分が盛り下がっちゃいがちなので、室内からみえるレストランかバーを予約しておいた方がベター。

歩いて公園にいくなら寒くない季節かゴールしてからいこう。

 

ここでまさおがハンドテストトライ。

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「もしよかったらさ。手つなぎません?」

 

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「なんで?(笑)」

あっさりと笑顔で受け流されてしまう。

 

しかもここで粘ろうするのがさらによくなかった

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「カバン持つから。ダメ?」

「なんで?まだ早くない?(笑)」

やはり受け流されてしまう。

 

大切なことなので繰り返し言うが、相手に意思決定してもらうスタンスは自分への自信のなさの裏返しともいえる。

非モテは自分の責任回避とダメージ最小化のため、いつも相手に許可を求め、どうしても回りくどい表現になってしまう。

決めてあげることはやさしさであり、また決定に伴う責任を引き取ることでもある。

それが「リードする」ということではないだろうか。

 

そして、もうひとつみてほしいのは、りさこの左手である。

・ポケットに手を入れたまま→脈なしサイン1つめ

・あえてまさお側にカバンをもっている→脈なしサイン2つめ

つまり、ハンドテストしても98%NGになることが事前にわかる。

にもかかわらず、ハンドテストを実行してしまうあたり観察の解像度が粗いというかもう観察すらしてないといわざるを得ない。

もちろん時間がなくて焦るというもわかるが。

 

こういう事故を減らすには、まずはきちんと脈ありサインを読めるようになることだろう。

恋愛シーンで必要な観察力とはなにか~脈ありサインの読み取り方と応え方~

週刊恋愛サロン第97号『脈ありサイン・ダイアグラム2.0』

 

まさおは最後ののぞみをかけてりさこに福岡でのライブのチケットを渡す。

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「めちゃくちゃ好きだし、愛おしいし、だからもっと一緒にいたいし、だから本当に付き合いたい」

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「ありがとう」

もういまや枕詞となった安定の"ありがとう"(笑)

"ありがとう"は下手に意思表示をするより、短期的には誰も傷つけなくて済むすごく便利なワードなのだ。

  

16. 福岡のライブでいざ決着

まさおから受け取ったチケットをもってひとり福岡のライブにやってきたりさこ。

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わざわざ軽井沢から福岡までいくってことはもしかしたらもしかするかもしれない。

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まさおの安定感あるパフォーマンス。

 

音楽には人の心を動かす力がある。

あれだけ結婚式でステナンすることしか考えてない自分ですら、爆音で西野カナのトリセツが流れると、少しうるっとしてしまうくらいなのだから、なにか起こるかもしれない。

それだけの力が音楽にはあるのだ。

 

週刊恋愛サロン第38号『結婚式ステナンプロトコル』

 

そしてライブ終了後。

最後にまさおからのクリスマスプレゼント攻撃。

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週刊恋愛サロン第107号3/3『オリジナルな関係を築くプレゼント戦略』

 

ここで注目してほしいのは、あくまでもまさおからりさこへのプレゼントであって、りさこからまさおへはなにもあげてないということだ(笑)。

やはり状況は厳しいままなのか。

 ちなみに中身はマフラーでした。

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まさお、これはゴールしてからやるやつや。

 

そして、いよいよ。。。 

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「もうおれはこれ以上かっこつけられないわ。こんなおれでよければ付き合ってほしい。大好きです」

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「まさおさんのことを恋愛感情で見ることができひんかった。ほんまにごめん」

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遠くをみるまさお。。。

対象的にもベイサイドプレイス博多の美しすぎる夜景。。。

まあ予想通りではあったが残念。。。

 

まさおの何がダメだったのか

結局まさおのなにがダメだったのか。

振り返ってみると、細部でイマイチなプレーはあったものの、靴下騒動でのフォローから得意分野であるライブに持ち込み、最後に告白。

この流れはそんなに悪くなかった。

忘れてはいけないが、まさおは売れっ子人気バンドのベーシストであり、その腕は間違いなくトップクラスである。

にもかかわらず、なにがダメだったのか。

 

身も蓋もないことを言ってしまうと、僕は太っていたことが最も結果に影響したのではないかと思う。

痩せてややマッチョ気味でワイルドな雰囲気なら、もう少し可能性はあったのではないだろうか。

 

逆の立場で考えてみよう。

 

ここにデブの女の子がいるとする。

体脂肪率でいえば、30%くらいであろうか。

パンパンの二の腕にきれいな二重あご。

よくいるデブを想像してみてほしい。

しかし、このデブはデブであること以外は素晴らしい。

肌もきれいだし、洋服もおしゃれでネイルもきれいにしている。

おまけに料理もできて自分の仕事をいつも応援してくれ、性格もいい。

おまけに実家も裕福で育ちも良い。

 

でもデブはデブなのだ。

僕が伝えたいことがなんとなく伝わっただろうか。 

 

女が男を選ぶメカニズム

ここで恋愛工学のキホンのキともいえるACSモデルをみてみよう。

ロジカル恋愛論より引用)

ACSモデルは男女が出会ってから男女の仲になるまでのプロセスをフェーズわけしたものである。

基本的に、プレ・セックス・ピリオドは減点法、ポストSPは加点法と考えていい。

つまり、初回セックスに至るまで、音は注意深く男の減点ポイントを探してスクリーニングする。

 

Aフェーズでみるのは、いわば足切り基準である。

キチガイじゃないか

・貧乏じゃないか

・清潔感はあるか

・キモくないか

・デブじゃないか

 こういう最低限の足切り基準で男をスクリーニングしていく。

おそらくまさおは最初にここのデブ項目でひっかかった可能性が高い。

凄腕と呼ばれるナンパ師の方々をみると、当然みなこのあたりは当たり前のようにクリアしている。

モノトーンでシンプルな洋服で、清潔感があり、おしゃれなカフェの店員ぽい出立ちなのは、こうした万人の足切り基準をクリアすることに最適化されているからである。

このAフェーズの足切り基準をクリアして、はじめて次のCフェーズ以降に進めるのだ。 

 

本当に身も蓋もないことなのだが、ビジネスとは違い一芸に秀でているだけでは勝てないし、でも一芸がなくてもいいというわけではないのが恋愛の難しいところである。

デブは百害あって一利なし。

何歳になっても健康には気をつけよう。

 

 

おしまい

 

参考

Terrace House: Opening New Doors | Netflix Official Site

ロジカル恋愛論|オンク|note