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恋に仕事に忙しい恋愛プレーヤーのためのおすすめオーディオブック5選~N○VERまとめではありません~

サウザーさん(@Fist_of_Phoenix)や悠斗さん(@yuto_le)、マッキーさん(@goldenbufflalo)のツイートをきっかけに、ついにオーディオブックの波がやってきたようです。

 

実は僕がオーディオブックを聴き始めたのは約5年前で、「こ、これは…読書にイノベーション起きるのでは…」と思ったもののオーディオブックを聴く人というのはまだまだ少数派なようです。

 

 

属しているコミュニティの問題かもしれませんが、会社やリア友などまわりを見回してもオーディオブックユーザにまだひとりも出会ったことがありません。

試しに聴かせてみても倍速の音声が気に入らないらしく、ややキチガイぽくみられることすらあります。

 

このブログは好きなことを好き放題に書くというスタンスでやってきたのですが、ついに僕の温め続けたオーディオブック熱を爆発させるタイミングがきたようなので、たまには正真正銘ステマ記事を書いてみようと思います。

 

 

 

独断と偏見で選ぶおすすめオーディブック5選

オーディオブックサービスの有名どころとしては、オトバンクのFebe(フィービー)Amazonのaudible(オーディブル)があるのですが、迷うことなくFeBe一択です。 

 

www.febe.jp

 

こんなこと言うとなにやらFeBeの回し者感がでてしまいますが、Audibleはコンテンツの中に要約版しかなかったりして、やや詐欺感が否めないところがあります。あとAudibleの方は聴きながら図表をみることができません(厳密にいうとみれないことはないけどみれないにほぼ等しい)。

まあそこまで考えなくても、シンプルにコンテンツの量と質でいくとFebeに落ち着くでしょう。

詳しい比較は以下の記事がよくまとまってるようです。

 

hacks.beck1240.com

 

というわけで、独断と偏見で選ぶオーディオブックベスト5に入りたいのですが、その前にオーディオブックの位置づけについて。

 

通常の読書に対して、オーディオブックのメリットはおおきく以下の2点です。

  • 読む労力がいらない(仕事で疲れた夜に聴いたり、繰り返し聴いたりすることが可能)
  • 作業中や移動中など場所と時間を選ばない

逆にデメリットは、飛ばし読みのような索引的な使い方ができないことです。つまり、目的に合わせて情報を探しに行くということがしづらい媒体といえます。

ということは、飛ばし読みする必要がない本≒飛ばす箇所がない本全て覚えても無駄がない本こそオーディオブックに向いている本といえます。

 

特徴としては、

  • 脳に刷り込むマインドセット系の本
  • 内容が濃く、飛ばし読みする箇所がない原理・原則系の本 ※内容が濃い=原理、原則や一般化されてる知見という意味合いです
  • 読むハードルが高く積ん読になりがちな分厚いハードカバーのような本

あたりです。

 

では、5年前からオーディオブックに課金し続けたすえに個人的によかったと思う本をランキング形式で5つだけ紹介します。

完全なる独断と偏見に満ち溢れたランキングです。

 

 

 

第5位:イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 , 安宅和人

はい、まずは脱「犬の道」です。

ここで絶対にやってはならないのが、「一心不乱に大量の仕事をして右上に行こうとする」ことだ。「労働量によって上に行き、左回りで右上に到達しよう」というこのアプローチを僕は「犬の道」と呼んでいる。

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なんとなく日々の仕事をこなしていると激務で死にそうになります。単純に時間が足りなくなるからです。

しかし、激務で死にそうになっても根性に逃げてはいけません。

最も恐れるべき最悪なパターンは労働時間を減らす→睡眠時間を削る→生産性下がる→労働時間が増える…という負のスパイラルに陥ることです。

このスパイラルから抜け出すには、やはりこの脱「犬の道」の考え方を一刻も早く実行することです。

もちろん現実問題やはり政治や文化が絡むので「言うは易し行うは難し」ですが、考えることをやめては絶対にいけません。脳が腐ります。

常に肌間隔でこの考え方のもと動けるようになるまで、何度も繰り返し聴きたい一冊です。

  

 

第4位:ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか , ピーター・ティール

週刊金融日記でも紹介された、スタートアップに関する本です。

僕自身はスタートアップの「ス」の字も知らない人間なのですが、「競争はイデオロギーであり、資本主義の対極にある」という主張にハッとさせられました。 

当時いくら頑張って働いても楽にならない理由を見事に言い当てていたからです。
それまで自分の行動を振り返ると、まわりと同じように一生懸命勉強して資格を取得してみたり、花形ぽい人気のキャリアパスを希望してみたり、見事にまわりと比べてどうかという競争が目的になっていたのでした。

 

スタートアップの本ですが、成功するビジネスの本質を深くついていて、アドラー心理学の考え方にも通ずる部分があります。
いくら働いても楽にならない、競争してもまたさらに厳しい競争にさらされる、という状況の方には強くお勧めします。
恋愛工学や自分のキャリアにおきかえて聴くとグサグサくるので、別にスタートアップに関係ない人でも抑えておきたい考え方です。

 

 

 

第3位:アドラー100の言葉 , 小倉広

自己啓発本の類は世の中にあふれてますが、個人的にはアドラー本だけ2、3冊読んでおけばいいと思います。結局どの本も言ってることは同じだからです。例えば、『7つの習慣』でいう"インサイドアウト"は、アドラーでいう"課題の分離"だったりするわけです。ホロリとくるお涙ちょうだいのストーリーが好きならもちろん『7つの習慣』もいいですが、僕はまだ育児経験もないため完全にアドラー派です。 

アドラーといえば岸見先生の『アドラー心理学入門』『嫌われる勇気』が有名ですが、もしママに「どうしても一冊だけよ」と言われたらこの『アドラー100の言葉』にします。
この本はアドラー心理学の名言集で、まあ言ってみればエッセンス凝縮版です。

抽象的な言い回しが多いので、何度も聴いてマインドセットを醸成するのにすごく適しています。

アドラー心理学には、中2くらいのときに出会いたかったですね。

 

 

 

第2位:ストーリーとしての競争戦略 , 楠木建 

言わずと知れた名著です。自分でビジネスをするときのバイブル的存在です。
この手の話の本はわりと小難しくて読むのが大変な本になりがちですが、サッカーの例えや抽象的な表現がわかりやすくまとめられているので、経営やマーケティングの素人でも普通に理解できます。
戦略に必要な要素が絶妙なレベル感の言葉で抽象化されているので、とにかくなにかしらの戦略が必要なときに役立ちます。戦略を立てるうえで"何を考えるべきなのか"、が網羅的にわかります。

 

ちなみに特に僕が大好きな一節はここです。

誰もが納得するような合理的な戦略は、すぐに競合他社に真似されてしまい競争優位ではなくなってしまうが、一見して非合理な打ち手は、真似されない。(中略)事前に見た時に非合理だった要素が、後から見た時、ストーリー全体の中では合理的になるということが面白いストーリーを作るためには必要である。

はい、シビれます。

新人のとき「えっ、上司バカじゃね!?」と思うことが何回かあったのですが、そのとき上司は僕のはるかうえをいっていたようです。「非合理な要素が合理的?なんのこっちゃ意味わからん」という人は、手前味噌ですがこの記事を読むとなんとなく理解できるかもしれません。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

 

 

第1位:影響力の武器[第三版]:なぜ、人は動かされるのか , ロバート・B・チャルディーニ

やはりなんといっても1位はダントツでこれしょう。

"承諾誘導"という分野の決定版のような本ですが、簡単にいうと人を動かすための原理・原則と代表的な事例がこれでもかというほど詰まった本です。

この本では、頭文字をとってCLRASSと呼ばれる6つの武器が紹介されています。ちまたの薄っぺらい心理学本に書かれているテクニックは全てこの6つの原理に基づくものなので、この本一冊もっておけばもう他の心理学本はいらないかもしれません。

 

アドラー心理学の言葉をかりると、世の中で直面する問題は全て人間関係によるものです。なにかしらの問題で人が関与しないものってほとんどありません。ということは、逆にこの影響力の武器から問題を解決するとっかかりはつかむことができるわけですね。

別に問題なんてないよ、という人もどれだけ自分が広告事業者、マーケターやセールスマンに気づかないうちに動かされているかがわかります。これを読んでからディズニーなんかにいくと、夢の国の裏側がいろいろと理解できます。笑

原理とセットで説明されてる事例も有名どころだし出典や具体的な数値も書かれているので、分厚い本ですが全て覚えても無駄がない一冊です。

あ、心配しなくてももちろん恋愛にも使えますよ?笑

 

 

↓どうしても物足りない方はこちらのブックリストもどうぞ↓

www.febe.jp

 

 

【おまけ】オーディオブックにおすすめのガジェット

オーディオブックで無双するためには、圧倒的にBluetoothイヤホンです。

iphone7はイヤホンジャックがなくなるということで、賛否両論あるみたいですが、個人的にはなんで否な意見があるのかよくわかりません。

 

電車で絡まることもなければ、グルグル巻きつける必要もありません。

料理をしながらあちこち動いたり(防水イヤホンなら)お風呂のなかで聴くこともできます。

ちょっと首にかければいいだけなので、なによりもイヤホンを装着するまでの心理的ハードルが下がります。四六時中オーディオブックを聴くことができるわけですね。

 

で、Bluetoothイヤホン買うときに、気にした方がいいのはノイズキャンセリング機能と電池の持ち時間です。

ちなみに僕はJayBirdですが、防水で電池も約8時間持つので1日は余裕でもちます。

(まあ実際のところ待機時間もあるので再生6~7時間くらいですかね。。。)

 

 

日本正規品もありますが、並行輸入品の方が安いです。

アップルの左右バラバラのやつもありますが、首にかけれないのが不便なのと、すぐなくすので個人的にはやめた方がいいと思います。

まあ好きなの選べばいいと思います。

 

  

 

おしまい