MENU

ぼくは仮想セックス・トリガーを証明しようと思う~セックスせずに好きになってもらう方法~

セックス・トリガー至上主義となりつつある恋愛市場

恋愛プレイヤーであれば、セックス・トリガー理論は既に誰でも知っているだろう。

 

「女は好きな男とセックスするというより、セックスした男を好きになる」

 

という法則だ。

 

これは恋愛工学以外でも「LOVE理論」などで紹介されているし、

数々の検証報告がされていることから、

非常に信憑性は高く、恋愛市場においていまや極めて強力なツールとなっている。

 

 

ゆえに、男性側からすると意中の相手とお近づきになるには、

セックスすることがまず第一目標となる。

それと同時に、男性には生物学的な遺伝子拡散という使命があるため、

少々基準を下げてでもとりあえずセックスしたいと思っており、

セックスが目的化されることさえある。

 

しかし、その反面、女性は妊娠と子育てのコストが非常に高いため、

注意深く男性を選び、簡単にはセックスさせない。

また、高級レストランやプレゼントを貢がせたり、

プレ・セックス・ピリオドで逢う回数を増やしたりすることによって、

セックスまでに投入させるコストを極限まで最大化し、

女としての価値を引き上げようとすることもある。

 

ここに男女間でセックスは奪うもの、奪われるものというフレーム競争が生まれ、

多くの恋愛シーンでは、男女間でセックスを奪い合うという駆け引きが行われている。

 

まさにセックス・トリガー至上主義といっても過言ではないだろう。

 

その結果、ある程度の回数逢った他にもかかわらず

セックスまで至ることができなかった場合互いの粗探しをし始める。

セックスを断られた男性は、「よくみるとブス」「性格がイマイチ」などと、

セックスを断った女性は、「上からな感じがキモい」「稼ぎが少なくてケチ」などと。

 

本来お互い幸せになるために恋愛しようとしているにもかかわらず、

セックスを奪い合うというフレームをもったばかりに、

愛し合うかもしれなかったふたりが憎しみあってしまう。

 

なぜただただお互いに幸せになろうと恋愛するだけで、

これほどまでに悲しい想いをしなければならないのだろうか。 

恋愛市場全体というマクロな視点においても「神様は割と試練を与えたがる」のだ。

 

 

 

 

仮想セックス・トリガーとは

この問題に対して、解決の可能性を秘めたひとつの研究分野がある。

 

「仮想セックス・トリガー理論」である。

  

仮想セックス・トリガー理論とは、

セックスせずともセックス・トリガーと同様の効果を起こそうとする、

2015年にトリケラトプス氏(@Triceratops300)により提唱された理論だ。

  

 

そして、トリケラトプス氏(@Triceratops300)は、

セックスしたという既成事実を刷り込ませたものの、

仮想セックス・トリガー理論はワークしなかったと報告している。

 

 

しかし、もし本当にセックスすることなく、

女性に好きになってもらうことができれば、

男女間でセックスを奪い合うという既存の恋愛市場に、

大きなイノベーションを起こすことができる。

 

より具体的にいうと、世間一般で常識的に正しいとされてるプロセス

 

①出会う

②何回かデートする

③告白する

④セックスする

 

をふんだとしても、上述したような悲しい事態を回避できる。

つまり、極力早い段階でセックスしたい(好きになってもらいたい)男性側と、

「③告白する」が完了してからセックスしたい女性側の

利害対立を解消することができるのだ。

 

この仮想セックス・トリガーは

恋愛市場に大きなインパクトを与え、

幸せな男女を増やす可能性を大いに秘めてる研究分野といえる。

 

 

 

 

生理学の視点からみたセックス・トリガー

ここ数日オンクは、生理学の視点からいくつかルーティーンを開発していた。

 

 

  

(このルーティーンが役立つかどうかはひとまずおいておこう笑)

 

そして、このルーティーンの考え方が、

仮想セックス・トリガーを成立させるための

ひとつのアイデアとなった。

 

通常のセックス・トリガーが

女性側のある特定のホルモンバランスの変化によってひかれると仮定すると、

そのホルモンバランスをコントロールするよう

セックスするまでのプロセス(①出会う~③告白する)をデザインすれば、

セックスせずともセックス・トリガーが引かれたのに近い状態

(好きになってまた逢いたいと思ってもらえる状態)を

つくりだせるのではないかと考えたのだ。

 

   

 

仮想セックス・トリガー理論によるアプローチの考え方

女性はセックスをした男性を好きになるという現象は、

シンプルに認知的不協和の解消によって起こるとも説明できるが、

ホルモンバランスの変化によって起こるという説は最も有力といえる。

事実「オルガスムの科学――性的快楽と身体・脳の神秘と謎」によると、

セックスによりホルモンバランスの変化が起こる、

ということは数々の研究から明らかにされている。

 

超簡単にいうと、セックスしたとき女性には

以下のようなホルモンバランスの変化が起こるといわれている。

 

・セロトニンの分泌が増加⤴︎ 

・オキシトシンの分泌が増加⤴︎

・エストロゲンの分泌が増加⤴︎

・ドーパミンの分泌が増加⤴︎

・コルチゾールの分泌が減少⤵︎

etc... 

 

諸説あるが、なかでもセックス・トリガーまたは、

女性の好きになってまた逢いたいという感情に影響を与えそうなのは以下の2つだ。

(調べていてより信憑性の高いものがあれば追記・検証します。)

 

 

1つ目は、三大神経伝達物質ドーパミン、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、セロトニンのホルモンバランスだ。

 

↓ 三大神経伝達物質の説明

www.human-sb.com

 

 

セックスにより女性の体には様々な変化が起こるが、

ある説では、この3つの神経伝達物質ドーパミン、

ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、セロトニンは、

が影響していると述べられている。  

 

セックスをきっかけに恋愛感情を生じさせる原因は、脳内の化学物質“ドーパミン”“ノルエプネフリン”“セロトニン”によるものです。恋愛感情とは、いつも絶え間なく相手のことを考える、一種の強迫観念の近い感情と分類されます。こういった状況は、セロトニン分泌量の減少が関係していて、恋愛している時は、ドーパミンとノルエピネフリンが上昇し、セロトニンが減少していると考えられています 

 

howcollect.jp

  

 

また、別のある説では、

セックス・トリガーによる感情の変化はセロトニンによるものとも言われている。

 

SEXの後の「好きかも!?」な感情と、SEX自体のつながりは一体なんなのでしょうか。それは女性の身体とセロトニンに深い関連があるからです。デコルテや内腿などに触れられるとセロトニンの分泌が増加する事が一番の原因。ココロの安定を促す「幸せホルモン」が増加=脳が「恋している!この人といると幸せだ!」と勘違いしてしまうのです。

 

locari.jp

 

この説では

一度分泌されだして増加したセロトニンが落ち着くまで、大体2週間と言われています。

という見解もされており、

これにより週刊金融日記 第146号でサウザー氏(@Fist_of_Phoenix)が提唱した

LTST(Long-Term Sex Triger)理論の説明もつく。

 

よって、3つのうちどれかに着目すればいいといわけではなく、

三大神経伝達物質の分泌バランスをあわせてコントロールするような、

セックスまでのプロセス(①何回かデートする~③告白する)を

デザインする必要があるといえる。

 

個人的な仮説では、「好きになってもう一度逢いたい」という感情は、

どちらかといえば快楽や衝動という特性が強いと解釈できるので、

ドーパミン、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)の

比重を重めにデザインするのが望ましいと思われる。

 

例えば、ぱっと思いつくような話でいくと、

・適度な運動をする

・食事で神経伝達物質の原料となるものをチョイスする

・おいしそうなものを想起させるようなシチュエーションや会話を設定する 

etc... 

 

 

2つ目は、性周期とのタイミングだ。

これは、絶対に忘れてはいけない必須の要素である。

既に週刊金融日記 第13号で紹介されているように、

性周期のどのタイミングにいるかによって、

Good Geines、Good Dadのどちらの要素を求めるか変わってくる。

自分のタイプや相手との関係性(どちらの要素を重視すべきフェーズか)を加味しつつ、

セックスまでのプロセス(①何回かデートする~③告白する)をデザインしなければならない。

 

 

まとめと今後

今回は、思いつく限り生理学の視点から

仮想セックス・トリガーの可能性を考えてみた。

かなり長くなってしまったので、

具体的な方法(どんな食事、デートの内容、

シチュエーションの設定、それらのタイミングなど)については、

今後、検証しつつも実践編にて紹介していきたい 

 

 参考文献