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六本木クラブナンパ奮闘記Vol.3〜モテスパイラルの法則、そしてゴールなるか〜

当初はクラブVIP戦略の有効性を検証するために六本木のC○t's TOKYOにきたが、人の入りが悪かったため断念した。そして、オンクはいつもどおりクラナンルーティーンの実践してみるもまわりを見渡すと男だらけのレッドオーシャンと化していた。そのため、中の下巨乳と中の上OL子の2人を連れ出し、両ウイングであるタケシ、ガチムチ君とともに人がより多いと思われるS○X TOKYO(ナンパ業界で悪魔箱というらしい)に向かった。

前回記事はこちら↓

 

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

 

いざS○X TOKYOへIN

S○X TOKYOへ向かう道中、OL子が僕の横に小走りで駆け寄ってきた。

 

OL子「待ってよ〜、歩くの早いって。そんなんじゃあ女の子に嫌われちゃうよ〜(笑)」

 

完全におおきなお世話だ。(笑)

例え一般の女の子から嫌われようと、僕には僕の良さをわかってくれる心のきれいな既セクがいる。 

と思いながらも、ここは大人になって、OL子からの脈ありサインと解釈して苦笑いした。

信号待ちの間、OL子は目を潤ませてこちらをみていた。

僕もOL子の方にアルファなスマイルでほほえみ、脈ありサインに答える。

 

…ここで僕は重大な事実に気付いた。

さっきまではクラブのフロアだったため暗くて気付かなかったが、明るいところでみるとOL子はまったくの中の中である。

少しのブレもない、きれいに中の中ど真ん中といったところだろう。

そう、ちょいブスだったのだ。

 

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OL子にとって六本木の街は明るすぎた。物理的な意味で。。。

 

少しがっかりしつつも、次の日にベッドで「あちゃー」となるよりはマシだと思い、ここで気付けたことをポジティブにとらえた。 

 

 

S○X TOKYOの入口には5、6組の列ができていた。

そこそこ人は入っているようだ。

エントランスを払い、フロアに入る。

 

やはり男が多い。

ざっと見積もって7:3、まあよくゆえば6:4くらいだろうか。

やはりレッドオーシャンはクラナンの宿命である。

しかし、ターゲットの母数も多いので、先ほどのC○t's TOKYOよりゴールの確率は高いと思えた。 

 

 

モテスパイラルの法則検証

僕はモテスパイラルの法則を検証してみることにした。

モテスパイラルの法則とは、「ルックスでも金でもなく、単に他の女にモテているから、勝手にモテるようになる」という法則である。

恋愛でよく発生するモテスパイラルの法則については、グッピーを使用した実験でその有効性が証明されている。グッピーの実験では、他のメスと交尾しているオスは、他のオスよりも、メスに交尾の相手として選ばれる確率が圧倒的に高いことがわかっている。(週刊金融日記 第82号

 

今回の場合は、モテスパイラルの法則をクラブにあてはめて、「クラブに女性を連れていくと他の女性にモテる」という仮説を検証してみたい。

他の女を連れてることにより、他の女性を惹きつけ、ゴールできれば、この仮説は概ね正しいといえそうだ。 

もちろん検証と呼べるほど十分な試行回数ではないことは百も承知だが、ある程度の効果が確認できれば、恋愛の分野では実用的だ。

 
しばらく連れてきた中の下巨乳、OL子とお酒を飲んだり、踊ったりして和む。
そして、ふたたびクラナンルーティーンを実践する。
 
1組目。強め女子2人組に声かけ。
オープンするもいまいちな食いつきなので、少し和んだだけでリリース。
 
2組目。20前半で若そうなギャル3人組。
なんなくオープン。「おにいさん、かっこいいね」と脈ありサインかと思いきや酒をおごるようにいわれたので、速攻でリリース。
 
3組目。ガンシカ。 
 
その後、7、8組程度声掛けしたが、あまりよい反応はなかった。
クラナンルーティーンでキスまでできたのはぽっちゃりめの1人のみだった。
 
「あれ。。。おかしいな。金融日記うそついてる?(笑) モテスパイラルにまったくなってないじゃないか。(怒)」
 
ここで落ち着いて、モテスパイラルはどのようなメカニズムで起こる事象か整理してみよう。 
  1. セックスする 
  2. それを他の女が察してGood Genesだと認識する
  3. 2の結果、他の女にもモテる 
  4. 他の女とセックスする 
  5. 2に戻る。 
この繰り返しである。
そして、ここにきて僕はまた重大な事実に気付いた。
OL子と中の下巨乳を連れ出したものの、まったくもってセックスしてないじゃないか!!(笑) 
自分のアホさ加減に絶句した。 

 

これを機にモテスパイラルの法則についてきちんと学んでおきたい。
モテスパイラルは上記のメカニズムで発生する事象だが、主に明示型と暗黙型に大別できる。 
 
明示型のモテスパイラルとは、言葉通り明示的な事実をもとに他の女にGood Genesであることを認識し、モテスパイラルがドリブンされる事象である。
例えば、クラブやパーティーなどでSクラスの既セクを連れていくなどがあてはまる。
ぼく愛で主人公の渡辺くんがモデルを連れてクラブに連れて行ったシーンだ。
また、職場や学校などの同じコミュニティ内の女とセックスした結果、他の女からもモテるようになるケースも非常にわかりやすい例だ。 
 
逆に暗黙型とは、明示的な事実によって認識されているわけではないが、他の女がなにかしらのGood Genesである匂いを嗅ぎつけて、モテスパイラルがドリブンされる事象である。
例えば、他の案件が順調なときや、ビジネスがノリはじめているときに未セク案件からザオリクLINEを受信する、などである。
どのようにしてこの匂いを嗅ぎつけているのかは全く不明だが、僕も実際に何度か経験したことがある。
そして、今回は前者の明示型になるかと思ったが、未セクのため該当しない。
 
 
 

再度クラナンルーティーンを実践!!ゴールなるか 

僕は開きなおって、クラナンルーティーンを再び愚直に実践することにした。

1件目も含めると、これまでに約10声掛けしていることに加え、そこそこ酔っていたため、無双モード(ナンパ業界でいうナンパーズハイ)に突入していた。
 
バーカウンターにいる二人組にロックオンしたところ、斜め後ろから声がした。
 
「ちょっとオンクさん!!この子オンクさんのことタイプらしいですぜ〜」  
 
ガチムチ君だ。
やはり、初対面のときに感じた無限の可能性は嘘ではなかった。 
ガチムチ君の方に向かった。
OL風二人組で片方は中の中、もう片方は中の上(以下ワンピースを着てたのでワピ子という)といったところだろうか。
 
オンク「なに?おれのこと好きなの(笑)」
 
ワピ子「えっ、や、あの、かっこいいなて話してただけですよ(汗)なにゆってんの~も~(ハァト)」
 
ワピ子は、笑いながらガチムチ君を肩をたたいた。
 
しばらくワピ子としばらく和み、ダンスフロアにつれていき一緒に踊る。
そして、クラナンルーティーンどおり、5秒ほど見つめ、キスをした。
徐々にキスはヒートアップしていきDK。
完全に機は熟した、僕は連れ出しを打診した。
 
オンク「でようか」
 
一瞬間が空いたが、潤んだ目でワピ子は黙ってうなずいた。
クラブをでようとしたそのとき、
 
ワピ子「友達と一緒にロッカーに荷物いれてるんだ」
 
でました!クラナンあるある!ロッカーの壁だ。
こうなることを目的にきてるはずなのに、なぜ毎度ロッカーを一緒に使うのか。
完全なクラナンあるあるだ。
 
鍵だけ借りて荷物をもってくことも頭の中でシミュレートしたが、でようとしたところで必ず友情ディフェンスが立ちはだかることが容易に想像できた。 
 
ワピ子「ちょっと友達さがしてくるね」 
 
ワピ子が友達を探しに行こうとした瞬間、僕は負けを覚悟した。
そのとき。。。
 
「オンクさん、ぼくもでますわ~」 

またまたガチムチ君だ。
ガチムチ君はワピ子の友達(中の中)を連れてきた。
なぜこれほどまでに先を読んだ行動ができるのか。
優秀すぎるだろ!!
ガチムチ君の活躍により、ロッカー共有の壁をなんなくクリアしてセパってもらう。 

ワピ子とイチャついてモタモタしてる間に、ガチムチ君はワピ子の友達を連れて夜の六本木の街へ消えていった。 

なんとガチムチ君はPKと言っても過言ではないほどのチャンスを演出してくれたのだった。
僕は心の中で小さくガッツポーズをした。
ワピ子はかなり酔っていて、潤んだ目でこちらをみつめている。
慣れたリードでワピ子をタクシーに乗せ、行先を告げた。
行先はもちろん家がある○○駅だ。
そして、事件は起こった。

ワピ子「○○まで△△経由でお願いします。」
 
めちゃくちゃハキハキした、冷静な口調でワピ子がいった。

オンク「(ええええええええええええ!?完全にこの後ベッドインする雰囲気なってたじゃゃああああああああんんんんんんn)q(T▽Tq)」

僕は心の中で叫びつつも、冷静に言葉を選びながら話した。

オンク「あれ、帰んの?もうちょっと一緒にいたいな。」

ワピ子「や、今日は帰ります」
 
やはりめちゃくちゃハキハキした口調で言った。
 
グダ崩しを試みるも、タクシーは動き出す。
おそらくワピ子は和みの時点で家が同じ方面だったということを知って、
あわよくばタクシーで帰ろうと企んでいたのか。
運転手は少し戸惑っているように感じた。
 
僕は得意のグダ崩しを試みたが、ワピ子のハキハキした口調から今日のゴールは困難と判断し、あきらめた。

そして、ワピ子の最寄り△△に着いた。

ワピ子「今日は楽しかった。ありがとね。」
 
ワピ子は僕にキスをして途中までのタクシー代を渡した。
意外と良い子じゃないか。ここでも僕はインスタント非モテコミットした。(笑)
 
ガチムチ君、本当にごめん。
ここまで優秀すぎるウイングとして機能してくれたガチムチ君に申し訳なく思い、心の中で謝り、帰路についた。
 
気付くと外は薄明るくなり、夜も更け始めていた。 
季節は真夏だったが、風が少し冷たく感じた。
 
~完~