誰も教えてくれない女の恋愛戦略
「出会ってから3ヶ月はエッチしちゃダメ」
「こちらからLINEを送ったらダメ」
「合コンは二次会に行っちゃダメ」
女の恋愛に関してはこうしたアドバイスで溢れている。
細かいテクニックや駆け引きはたくさんあるにせよ、
結局のところ女の恋愛戦略はどのタイミングで体を許すか、である。
女の恋愛戦略に関するアドバイスの9割は、ヤれそうにみせてヤラせないことにより、マ○コの価値を釣り上げるセックスお預け戦略だ。これは『小悪魔な女になる方法』や『ルールズ』でも推奨されていて、別名「小悪魔戦略」とも呼ばれる。
僕も読んでみたが、かなりテクニックや方法論は確立されている。
しかしながら、一方で「そうしたセックス出し惜しみをしていたらハイスペイケメンは別の女にいってしまう。すぐヤるべきだ」といった意見もある。
確かにこれも一理ある。
こうして「すぐヤるヤらない論争」は勃発するのだが、これはまあ自分にとって都合のいい人を増やすためのポジショントークに過ぎない。
女はマ○コの価値を釣り上げたいので「自分を大切にする」などとわけのわからない理由をつけてすぐヤるべきでないと主張するし、
男はセックスにありつけないと困るのでたいして自分はハイスペイケメンでもないのに「でもハイスペイケメンには通じない」という理由をつけて早くヤるべきだと主張する。
こうした意見が飛び交うのはまあよくあることだ。
それで実際の恋愛ではどっちがいいかというと、すぐした方がいいときもあるしそうでないときもある。例えば、3回目のデートでセックスしてうまくいくこともあれば、3回目のデートすらできないこともあるだろう。
当然僕は男なのでセックスしたい陣営のひとりだが、他の男と少し違うのはある程度セックスに困らなくなったということである。
時間さえ許せば、街に数回でて食事に行けば普通にゴールできる。
今回はその強み?を活かして、セックスしたい側の男という立場を抜きにして、客観的な視点で女の恋愛戦略について考えてみたい。
あなたはお預け戦略?ステルス戦略?
先程の話でわかったと思うが、恋愛市場はセックスを中心に語られる。
ゆえに、女の戦略はすぐヤるかヤラせないか、言い換えるとどのタイミングで体を許すかに帰結する。
厳密なニュアンスは若干異なるが、ここではわかりやすさを重視して、ヤラせない=お預け戦略、早めにヤる=ステルス戦略、とする。
ステルス戦略とは、ひとことでいうとすぐヤるけどヤリマン感を感じさせないことからステルス戦略という。
考え方は以前書いたので気になったら参照してほしい。
it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com
そして、このお預け戦略とステルス戦略は0、1のように両極端に選択するわけではなく、現実的にはその中間をとったり、ときと場合によって切り替えたりする。
つまり、どんなときに股を開き、どんなときには開かないと判断するかが最も難しいポイントになる。
ではこれらの戦略をどう使い分ければいいのだろうか。
なにをもとに判断を下すかというと、それは相手との相対的なパワーバランスだ。
言い換えるとどちらに選択肢があるかとも解釈できる。
要するにどの戦略がワークするかは、相手との相対的な関係で決まるのだ。
はっきりいってこれを無視して小手先のテクニックを磨いたところで決してうまくはいかないだろう。
世間の恋愛コンサルタントや男女間のヤるヤらせない論争には、おそらくこうした視点がまったくもって欠けている。
恋愛市場の力学を的確にあらわした、この図をみてほしい。
(引用元:『なぜ『ちょいブス』を狙ってはいけないのか』)
外見というひとつの基準ではあるものの、男女間でのパワーバランスが容易に想像できたと思う。
次に、女は美人、ちょいブス、ブスの3カテゴリ、男はモテ①、モテ②、非モテの3カテゴリに簡略化し、パワーバランスを整理すると以下のようになる。
なぜ男をモテ①、モテ②に分けるかというと、同じようにモテている男でも恋愛プレイヤーとしての成長度合いによって、相手に求める価値基準が異なるからだ。(詳しくは、週刊恋愛サロン第21号『恋愛プレイヤーの欲求3段階説』を参照)
最後に、男女間のパワーバランスと、そのパワーバランスに応じて女が選ぶべき戦略は以下のようになる。
女の恋愛戦略がかつてこれほどまでに美しく整理されたことがあっただろうか。
この強力なフレームさえあれば、もう占い師や霊媒師に恋愛相談し、
わけのわからないスピリチュアルなアドバイスにお布施を払うこともなくなるだろう。
それでは順にみていこう。
美人の戦略
まずは美人。ここで注目してほしいのは、美人であってもお預け戦略がワークするのは対非モテのときだけということである。
なぜかというと、モテ①、モテ②には他にたくさんの選択肢があるからだ。
よって、セックスをお預けしすぎるとシンプルに放流されてしまうため、お預け戦略よりはステルス戦略の方がやや有利な選択といえそうだ。
さらにモテ①は、外見に加え内面も非常に重視するうえ、時間というリソースを極めて大切にするため、モテ②に比べるとより難易度は上がる。
非モテを狙いにいかない限りは、お預けできる余地は意外と残されてないことがわかるだろう。
ちょいブスの戦略
モテ①は無理でもモテ②なら戦略次第でなんとかなる、というのがちょいブスにおいて着目すべき点である。
誰とは言わないが、こうした成功事例はネット界隈にはたくさんいるようだ。
パワーバランスとしては、モテ②に軍配があるもののステルス戦略でうまくセフレ化し継続することができれば、「いろいろ美人みてきたけどやっぱり内面だな」と落ち着くシナリオも意外と少なくない。
ちょいブスといっても世間的にはやはり需要がある存在なので、対非モテにはお預け戦略が十分にワークするだろう。
ブスの戦略
ただの自慢だが、僕はまわりの人たちに「やさしすぎる」とよく言われる。
おそらくなにかあってもストレートにモノを伝えず言葉を選んだり、伝えないままそっと立ち去ったりするタイプだからだろう。
しかしながら、ここで「ブスでも頑張ればハイスペイケメンをゲットできる」などと綺麗事を言うつもりは微塵もない。
それが本当の意味でのやさしさだからだ。
非常に厳しいことをいうが、残念ながらブスはモテとコンタクトをとることすらできない。LINEでやりとりしたり、食事にいくことすらできないのだ。
では非モテ層はどうかというと、残念ながらそれも厳しいの現状だ。
非モテ層のほとんどは、ブスでしかもセックスできるかわからない子をわざわざ食事に誘うくらいなら、かわいくてかつ確実にサクッと抜けるインターネットポルノを選択するからだ。
目を背けたくなるような現実だが、ブスは動画に負けてしまうである。
しかし、僕はここでブスにあえてポジティブなメッセージを送りたい。
今回の話はマクロの話であって歪みがまったくないわけではない。
確率が低いだけでブスでもイケる非モテが数%、いや数十%はいるはずだ。
普通の恋愛はとりあえず1勝できればOKなわけだから、エロ動画の閲覧頻度が少なそうなターゲットに絞り、人より多く試行回数を積めば道は開けるかもしれない。
ちなみに日本人ブスが外国人男性をねらうのは極めて有効な戦略として認知されているようだ。
ブスの皆様!応援してます!(*'-')b
it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com
どうやってモテ①、モテ②、非モテを見分けるか
イケメン好きのアラツー女子がアラサーになるとそこまで顔を重視しなくなるように、人生のどのフェーズにいるかで人の価値基準は変わる。これは男においても同様だ。
それを端的にあらわしたモデルが『オンクーの恋愛プレイヤー欲求3段階説』である。相手がなにを求めているか、どんなときはすぐセックスしてどんなときはセックスしない方がいいか、すぐセックスするとしたらどんな文脈がよいのか、しないとしたらどうひっぱるのがよいのか、こうした判断のよりどころになるものである。
おそらくこの考え方からとるべき戦略が選択できれば、細かい戦術面まで落とし込むことが可能になり、今までの恋愛アドバイスに関するモヤモヤが解消するだろう。
モテ①、モテ②、非モテの特徴や判断のガイドライン、詳細なテクニックなどは、気が向いたらそのうち書こうと思う。
おしまい
参考文献