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人生を変える大掃除のコツ~モノを減らすだけが掃除の目的ではない~

2016年もあと少し。

今まででの生活を続けていると絶対にありえなかった新しい経験をすることができ、価値観が大きく変わった1年だった。

中2病ぽくいうと、世界の見方が広がった、といったところだろうか。

早いもので今年も年末なので来年をより充実して過ごせるようまじめに大掃除について考えてみたい。

 

  

昨年の大掃除についておさらい

実は昨年も大掃除についてまとめていた。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

この記事を要約すると、

目標を立ててそれに関係ないものはとにかく減らせ

という極めてシンプルな話だ。

 

成果をあげるためには集中しなければならない。

集中するためには不要なモノを減らせ。 

まあなんのことはないシンプルなロジック。

 

来年をさらなる飛躍の年にするためにも大掃除についてもう一歩踏み込んでみたい。

 

 

 

人生で集中すべきことはたった3つ

多くの人は複雑にとらえがちだが、人生は極めてシンプルなものだ。

愛、お金、そして健康。

トレードオフに気をつけながらこの3つを順に攻略していけばいいだけである。

そして、これは人生のどのステージにいるかで重み付けが変わる。

 

「素敵な彼女がほしい」

「セックスに困らなくなりたい」

「巨乳を拝みたい 」

20代であれば愛(というか性欲?)に重きが置かれるだろう。

 

「収入を増やしたい」

「知識やスキルを増やしたい」

「資産を増やしたい」

30代であればやはりお金だろう。

 

そして40代以降はもちろん健康に対する重みが大きくなると容易に想像できる。

コールドリーディングを学べばわかるように、意外と考えてることはみんな似たり寄ったりなのだ。

 

しかし、世の中の9割の人はこうした課題を解決できないまま一生を終える。

自分のリソースをやるべきことに集中投下できないのだ。

インターネットポルノや役に立たないテレビ、愚痴ばかりの会社の飲み会、こうしたものたちにリソースを奪われ続ける。

そして、死ぬ前に必ずといっていいほど皆こう後悔する。

 

愛する人にもっと気持ちを伝えるべきだった」

「自分の欲求にもっと素直になればよかった」

「もっと新しいことにチャレンジすればよかった」

 

 

 

人生を変えるにはなにが必要か

でば僕らはそうならないためにはどうすればいいいのか。

当然やるべきことにリソースを集中投下しなければならないのだが、それに必要なのは努力ではなく習慣である。

大切なのでもう一度言う。努力ではなく習慣。

 

 

会社の忘年会で武勇伝JJIたちにこんなことを言われなかっただろうか。

 

「おまえら最近の若い者は努力が足りねえんだよ。おれらのころはもっと大変だったんだぞ。毎日会社に寝泊まりして2時間睡眠で歯を食いしばってだなあ…」

 

うん。すごいすごい。その頑張りは認めよう。

確かに努力は大切だ。

しかし、まことしやかに言われている、この「努力することこそ美徳」という考え方こそがワナなのである。

 

歯を食いしばって努力しようとしてる時点でそれは続けられない。 

続けられないからスキルは習熟しない。

スキルが習熟しないから楽しくならない。

楽しくならないからやっぱり続けられない。

 

もう負のスパイラルである。

工夫せずにただ歯を食いしばって頑張っていれば成功できる時代はもう終わったのだ。

 

「努力することこそ美徳」

 

もしかするとこうした努力を美化する風潮はムラ社会の秩序を保つための巧妙なワナなのかもしれない。

 

 

 

習慣をつくるために大掃除で変えられるものとは

結局なにが言いたいのかというと、努力ではなく習慣をつくれということだ。

習慣によってスキルが習熟し、そのスキルによって価値が生まれ、楽しくなる、という良いスパイラルをまわすことができる。

 

では、どうすれば習慣がつくれるのか。

 

チャールズ・デュヘッグの著書『習慣の力 The Power of Habit』によると、習慣とは「きっかけ」→「ルーチン」→「報酬」の3段階のループである。

 

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習慣のループが発見されたことがなぜそれほど重要なのかといえば、それが基本的な真実─ひとたび習慣ができると、脳が意思決定にまったく参加しなくなるという事実─を明らかにしているからだ。(引用元:『習慣の力 The Power of Habit』,チャールズ・デュヒッグ

 

ナンパを例にするとこんな感じ。

1)道を歩く美女が目に入る(きっかけ)

2)声をかける(ルーチン)

3)LINEゲット(報酬)

 

勘の良い人は気づいたと思う。

 

年末の大掃除というのは、この「きっかけ」を見直す絶好の機会なのだ。 

「きっかけ」とは言い換えると外部からの刺激である。 

僕らは日常生活でいつの間にかこの外部からの刺激によって動かされている。 

デスクの上におかれたカントリーマアムが目に入り、なんとなく手を伸ばす。

買うつもりなかったのにコンビニでレジ横のドーナツが目に入り、ついつい買ってしまう。

仕事中にiPhoneやメールの通知が鳴り、作業をストップする。

  

もちろんこの刺激を受けたうえで我慢することもできるが、意志の力は有限である。

モノを減らしたうえで、さらにこの「きっかけ」をつくることこそ大掃除の目的といえる。

モノを減らせというミニマリスト的な発想をする人はよくいるが、減らした先で「きっかけ」をコントロールしようとする人ほとんどいない。

 

 

習慣化するための3つの考え方

  • ジムにいくセットを準備して玄関においておく
  • デスクの真ん中に読みたい本を一冊だけおいておく
  • サプリメントを冷蔵庫のすぐ横においておく

モノを減らした後、こんな感じで「きっかけ」をデザインする。

優秀な恋愛プレーヤーがレストランから家やホテルまで導線をデザインする感覚に非常によく似ている。

 

しかしながら、習慣というのはしくみをつくる以上に実行し、定着させるのが圧倒的に難しい。まさに言うは易し行うは難し。

最後に実行段階で気をつける点は3つだけ紹介しておきたい。

 

1.必ずひとつずつ習慣化する  

新年にすさまじい量の目標を立てて挫折する人をみたことはないだろうか。

意志力は限られている。

特に新しいことをやろうとするとき多大な意志力を要する。

それを裏付けるように、ロンドン大学の研究ではひとつの習慣を身につけるのには66日かかると結論付けられている。

習慣の内容にもよるが、ナンパや早起きといったハードルが高い習慣は1年のうちに5つしかつくれない、ということだろう。

習慣化として身につけたいものは必ずひとつずつ取り掛かろう。

  

2.超ベビーステップから始める

目標は小さすぎるくらい小さくしていくのが基本で、これは習慣についても同じことがいえる。

英語の勉強を始めたければ、最初は英語の問題集を開くだけ、くらいのレベルの超ベビーステップに落とし込み、徐々にハードルをあげるようにしよう。

ハードルをあげてダメならまた戻す。これを繰り返しとにかくやめないようにしよう。

 

3.意志の力ではなくしくみを使う 

実行段階で必ずといっていいほど失敗する。

そのとき自分の意志が弱いのではなく、失敗しやすい状況だったと理解しよう。

決して根性論に逃げるのではなく、しくみを変えること。

「きっかけ」、「ルーチン」、「報酬」のいずれかを変えても良いし、時間やタイミング、ツールを変えてもいい。

 

ちなみに僕がツールを変えるという方法をよく使う。意志の力が貧弱なのでとにかくツールに頼る。

GoogleカレンダーやHue(ヒュー)で「きっかけ」をつくったり、お気に入りのノートカバーやキーボードを買うことで「報酬」を与えたりする。

そこそこ高価なものを買うことによって、逆にサンクコストを利用できるのがツールを変えるやり方の素晴らしいところである。

 

うまくいかなかったときは気合ではなく、常にしくみをマイナーチェンジすることを考えよう。

 

 

おしまい

 

参考

 

 久しぶりに良い本をみつけました。この本は何百の学術的研究、300人を超える科学者や企業幹部へのインタビュー、何十という会社が行った研究をもとに習慣について語られた本です。習慣に関する本はいくつか読みましたが、理論周りはこれ一冊で完璧です。人がどんな風に動かされ習慣がつくられるのかについて、マーケティングや依存症患者などの視点から説明されています。依存症患者ってナンパに依存してしまうナンパ師とまったく同じ構造なんですよね。

 

 上の本が重くてしんどいという人はこっち。ポップだけど本質的な図が散りばめられた本です。

 

 

Philips hue(ヒュー)

 

一瞬で心をつかむ「おでんリーディング」のやり方

 

コールドリーディング。

それは事前の準備なしで(コールド)、相手の心を読みとったようにみせる(リーディング)テクニックの総称である。

占い師や霊媒師などスピリチュアル系の人がよくやっているあれだ。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

おでんリーディング。 

それはおでん(大根やたまご、こんにゃくなどを煮込んだ日本の伝統的な鍋料理) で、相手の心を読みとったようにみせる(リーディング)テクニックの総称である。

 

 

おでんといえば冬の風物詩だ。

「寒くなってきたしそろそろおでん食べない?」

とデートに誘うプレーヤーも少なからずいるのではないだろうか。

そんなプレーヤーは、ぜひとも今回紹介するおでんリーディングで心をつかみ、ふたりの距離を縮めていただきたい。 

 

 

 

コールドリーディングの3ステップ

コールドリーディングにもいろいろあるが、あるやり方を一般化すると以下の3つのステップで行うことができる。

 

1)観察する

表情や着ている服、しぐさ、言葉使いなどを観察する。

この観察したものから連想される抽象的なイメージを考える。

もうこのときにどのフレームやロジックを使うかはだいたい決める。 

 

2)言い当ててみる 

抽象的なイメージを相手の性格に言い換えて、自分の言葉で言ってみる。

 

「もしかしてさ。今日は普通に話してくれてるけど、本当は人見知りでなかなか人を信用しない疑い深いタイプじゃない?」

 

「まあどちらかといえばそうかな。えっ…なんで?」

 

3)それっぽく説明する(または濁す)

なぜそう思ったかをそれっぽく説明する。※「不思議となんとなく」と濁す場合もある

1)で観察した洋服→2)で連想した抽象的なイメージ→言い当てた相手の性格、の3つをそれっぽいロジックでつなぐ。

このときは必ずしも論理的に正しい必要はなくて、とにかくそれっぽさがあればOK。仮に緑っぽい洋服や持ち物をもっていたとするとこんな感じ。

 

「モスグリーンとか緑って安心を意味してるんだよ。安心を求める人って不安をすごく避けようとするから警戒心が強い。一度信用すると信用しきっちゃってダメな男に騙されたりしたことあるでしょ?」

 

「確かにそういうところあるかも(>_<)」

 

 

 

おでんリーディングの3ステップ

おでんリーディングはこの考え方とまったく同じだ。

 

1)おでんを選ばせる

おでんリーディングでは、観察するポイントがおでんになるだけなので、まずはおでんを選ばせる。

 

「おでん選んでよ。どれがいい?」

 

「ん〜っと、じゃあこんにゃくにしようかな」 

 

2)言い当ててみる 

「もしかしてさ… 今なにかすごく不安に思ってることとか困ってることとかない?」

 

「まあなくはないけど…」

 

 

3)それっぽく説明する(または濁す)

 「こんにゃくってなかなかつかめなくてニュルニュルしてるじゃん。で、これはなにを意味してるかというと、不安定な気持ちのあらわれなんだよ。最初にこんにゃく選ぶ人ってだいたいなにか不安を抱えてる」

 

「えっ、そうなの?(笑)」

 

これぞ奥義。おでんリーディング。 

おでんの具とリーディング内容を、おでんリーディング対応表にまとめたのでぜひともスマホに保存しておいてほしい。

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最後におでんリーディングに最適なお店をひとつ紹介しておきたい。

京都 まろまろ

食べログ 京都 まろまろ

 

このお店でどれだけ多くの女性をおでんリーディングで口説いてきただろうか。 

おでんリーディングはオープンライセンス(誰でも自由使って良いもの)なので、好きなだけ活用していただければ幸いだ。

 

 

おしまい

 

 

参考文献

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

 

ナンパで得た学びをまとめておく

「ナンパなんてやっても仕事には役に立たないでしょ」

「ナンパもほどほどにしてやっぱり仕事だよな」

「もういい歳だしナンパする暇あったら勉強した方が」

 

世間ではこうした意見が大半だ。

世の中の9割の人は仕事とプライベートを区別するが、僕は基本的に区別しない。

なぜならビジネスシーンであろうと、プライベートであろうと、それは僕自身というひとりの人間により構成されるからだ。

 

 

仕事もプライベートもどちらも相互補完的なものなのである。

多くの人は気付かないが、自分の範囲を断絶したり限定したりしないことが思ったよりも大切で、仕事で直面する課題のヒントは意外とプライベートにあったりする。もちろんその逆もしかり。

仕事で得た学びをプライベートに活かし、逆にプライベートで得た学びを仕事に活かせばいいのだ。

 

 

 

そして、この学びを得られるかどうか、それはひとえに自分の内側にある思考にかかっている。

「これ本当?」

「なぜだろう?」

「ということは…」

目の前の具体的な事象の表層を追うだけでは学びは得られない。

こうした問いとともに目の前の具体的な事実をいかに抽象化できるかが勝負なのだ。

学びとはいってみれば抽象化された論理のストックだ。

 

結局言いたいことは、ナンパで得た学びは他にも活かせる、ということである。

もうすぐ2016年も終わるということで、ナンパをして肌感覚で理解できたことや学びをまとめておこうと思う。  

 

 

1.人生で最も大切なものは夢でもサムマネーでもなく勇気

「他の人にみられるから」

「タイプじゃないから」

「今は他の男が話してるから」

ナンパを始めると最初誰もが地蔵(女の子に声をかけられない状態のこと)する。

そこではじめてとてつもない、自分のクリエイティブさに気づく。

イデアは一切浮かばないのに、言い訳は無限に浮かんでくるのだ。

 

言い訳をするときほど人がクリエイティブさを発揮するシーンは他にない。

 

このことをここまで肌感覚で理解できるコンテンツで手軽なものは、おそらくナンパ以外にはない。

仕事の場合はどうしても行動より結果にフォーカスするし、良くも悪くも外部の要因が絡むのでやっぱりどこかで言い訳してしまうのだ。

 

そして、同時に自分の弱さを受け入れなければいけない。

逆説的ではあるが、自分の弱さを受け入れられることこそ本当の強さだ。

ではそのためには何が必要かというと、夢でもなくサムマネーでもなくやはり勇気である。

いくら夢やお金があってもきっかけにはなるが、勇気を代替するものにはならない。

勇気のみが人の弱さを受け入れ、それを克服する方向へと導くことができる。

僕はできない理由を100個考えるのではなく、できる理由をひとつ考えられる人間でいたい。

 

 

2.競争すること自体は目的ではない

ナンパを始めると、よくこういう人がいる。

「あの人は100即してるからおれも100即目指さないと!」

なぜ?なぜ50即ではなく100即?100即は自分にとってどういう意味がある?

 

他人のものさしで生きようとしてはいけない。

他人と比べた時点で、自分を変えるのではなく、他人になろうとしているから。

まわりとの競争を勝ち抜くことでしか見出だせないアイデンティティをもつと、他人のランキングで勝負し、他人の人生を送ることになる。

 

そもそもナンパの目的は「女を奪い合う競争に勝つこと」ではなく、「コミュニケーションだけで価値を創造すること」である。

声をかけることで、笑顔が生まれたり、寂しさが紛らわされたりして、全体のパイは増えているのだ。

 

 

3.TAKERにGIVEしてはいけない

女に困らなくなると、やれ紹介しろだやれ合コンしろだといって人がよってくる。

「秒速で稼ぐ~」に群がる情弱たちと同じように。

そして、そのような人たちは必ずといっていいほど、相対的に誰かを蹴落として自分が這い上がろうとする。

こういう人たちを心理学者アダム・グラントの著書『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』のなかではTAKERと呼ぶ。

ゲーム理論の分野では、しっぺ返し戦略と最適などと悠長なことをいっているが、TAKERには死んでもGIVEしてはいけない

誰にでも惜しみなくGIVERは、残念ながら必ず足元をすくわれる。

与えるだけでは成功できない。

世の中には、とにかくGIVE、GIVE、さらにGIVEという考え方があるが、これはあくまでもGIVEする相手を正しく選んだ前提での話だ。

 

TAKERのために自分のリソースを1円、1秒たりとも無駄にしてはいけない。

とにかくTAKERとは関わらないこと。これに尽きる。

ちなみにTAKERが大好きなものは、①お金、②権力、③快楽、そして④勝利の4つなので、判断の考え方としては有用かもしれない。

 

 

4.行動は同じでも動機が違うと結果は変わる

間接法とステナンの違い。

それは行動自体ではなく動機の違いにある。

間接法はナンパを動機のもと声をかけるが、ステナンは世間話という動機のもと声をかける。

不思議と人はこうした背後にある動機を知らぬうちに察する生き物だ。

 

ビジネスで考えてみても同じだ。

一方はパイを奪い合うことを動機に、もう一方はパイを一緒に増やすことを動機に、それぞれ同じように顧客に親切にはする。

やってることは同じでも後者の方が長期的にみて圧倒的に仕事が増える。

 

僕の説明能力のなさもあり、この感覚を理解してもらえる人は意外と少ない。

おそらく概念だけではなく、実感しないと理解できないものなのだろう。

 

ナンパバイブルとされる『ザ・ゲーム』にもその類のことが書いてあるので引用しておこう。

アルファ系とベータ系の差が、行動ではなく、動機に表れる場合がある。どちらもデート代を持ち、ドアを開けてやるかもしれないが、ベータ系は女の子に取り入ろうとしてそうするのに対し、アルファ系は自分の満足と目的のためにそうする。(引用元:ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル

 

 

5.非モテコミットはダメ。しかし多くの選択肢=自由ではない

出会いは与えられるもの、仕事は与えられるもの、というマインドの終着点が非モテコミットである。

恋愛工学でいう非モテコミットの本質は、選択肢がなくなることだ。

選択肢が他になければ、ひとつのことに執着し、常に不安と恐怖が付きまとう。

女に非モテコミットするといつかフラれるのではという不安が付きまとう。

会社に非モテコミットするといつかクビにされるのではという恐怖が付きまとう。

 

かといって、選択肢が多すぎてもよくない。

選択肢が増えすぎると期待値は増大し、感じられる幸福度は下がる。

さらには本能の赴くまま快楽に溺れ、自らを律することさえができなくなることもある。

 

非モテコミットがよくないのは散々言われているが、選択肢を増やしすぎることについてはあまり言及されてないのではないだろうか。

 

 

 

まとめ 

結局のところ、ナンパから学びを得られるかは、アナロジー的な発想ができるかどうかだと思う。

ナンパをナンパ、仕事は仕事、ではなく、ナンパという具体的な行為からグッと引き上げて抽象化し、論理という学びを得る。

そして、得た学びをまた別の分野で具体化し応用する。

女とお金は動きが似ているので、今後もいろんなことに応用できそう。

まあ結局言いたいことは、ナンパしてみるといいよ、ということです。

 

 

おしまい

 

 

参考文献

TAKERに搾取されないための名著。 

 

ナンパを始めるなら絶対に目を通した方がいい本当のナンパバイブル。 

 

選択肢が増えて快楽に溺れないための一冊。 

誰も教えてくれない女の恋愛戦略

「出会ってから3ヶ月はエッチしちゃダメ」

「こちらからLINEを送ったらダメ」

「合コンは二次会に行っちゃダメ」

 

女の恋愛に関してはこうしたアドバイスで溢れている。

細かいテクニックや駆け引きはたくさんあるにせよ、

結局のところ女の恋愛戦略はどのタイミングで体を許すか、である。

 

 

女の恋愛戦略に関するアドバイスの9割は、ヤれそうにみせてヤラせないことにより、マ○コの価値を釣り上げるセックスお預け戦略だ。これは『小悪魔な女になる方法』『ルールズ』でも推奨されていて、別名「小悪魔戦略」とも呼ばれる。

僕も読んでみたが、かなりテクニックや方法論は確立されている。

 

しかしながら、一方で「そうしたセックス出し惜しみをしていたらハイスペイケメンは別の女にいってしまう。すぐヤるべきだ」といった意見もある。

確かにこれも一理ある。

 

こうして「すぐヤるヤらない論争」は勃発するのだが、これはまあ自分にとって都合のいい人を増やすためのポジショントークに過ぎない。

女はマ○コの価値を釣り上げたいので「自分を大切にする」などとわけのわからない理由をつけてすぐヤるべきでないと主張するし、

男はセックスにありつけないと困るのでたいして自分はハイスペイケメンでもないのに「でもハイスペイケメンには通じない」という理由をつけて早くヤるべきだと主張する。

こうした意見が飛び交うのはまあよくあることだ。

 

それで実際の恋愛ではどっちがいいかというと、すぐした方がいいときもあるしそうでないときもある。例えば、3回目のデートでセックスしてうまくいくこともあれば、3回目のデートすらできないこともあるだろう。

 

当然僕は男なのでセックスしたい陣営のひとりだが、他の男と少し違うのはある程度セックスに困らなくなったということである。

時間さえ許せば、街に数回でて食事に行けば普通にゴールできる。

今回はその強み?を活かして、セックスしたい側の男という立場を抜きにして、客観的な視点で女の恋愛戦略について考えてみたい。

 

 

 

あなたはお預け戦略?ステルス戦略?

先程の話でわかったと思うが、恋愛市場はセックスを中心に語られる。

ゆえに、女の戦略はすぐヤるかヤラせないか、言い換えるとどのタイミングで体を許すかに帰結する。

厳密なニュアンスは若干異なるが、ここではわかりやすさを重視して、ヤラせない=お預け戦略、早めにヤる=ステルス戦略、とする。

ステルス戦略とは、ひとことでいうとすぐヤるけどヤリマン感を感じさせないことからステルス戦略という。

考え方は以前書いたので気になったら参照してほしい。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

そして、このお預け戦略とステルス戦略は0、1のように両極端に選択するわけではなく、現実的にはその中間をとったり、ときと場合によって切り替えたりする。

つまり、どんなときに股を開き、どんなときには開かないと判断するかが最も難しいポイントになる。

 

ではこれらの戦略をどう使い分ければいいのだろうか。

なにをもとに判断を下すかというと、それは相手との相対的なパワーバランスだ。

言い換えるとどちらに選択肢があるかとも解釈できる。

 

要するにどの戦略がワークするかは、相手との相対的な関係で決まるのだ。

はっきりいってこれを無視して小手先のテクニックを磨いたところで決してうまくはいかないだろう。

世間の恋愛コンサルタントや男女間のヤるヤらせない論争には、おそらくこうした視点がまったくもって欠けている。

 

 

恋愛市場の力学を的確にあらわした、この図をみてほしい。 

f:id:it_warrior_onc:20161118095131j:plain(引用元:『なぜ『ちょいブス』を狙ってはいけないのか』

 

外見というひとつの基準ではあるものの、男女間でのパワーバランスが容易に想像できたと思う。

次に、女は美人、ちょいブス、ブスの3カテゴリ、男はモテ①、モテ②、非モテの3カテゴリに簡略化し、パワーバランスを整理すると以下のようになる。

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なぜ男をモテ①、モテ②に分けるかというと、同じようにモテている男でも恋愛プレイヤーとしての成長度合いによって、相手に求める価値基準が異なるからだ。(詳しくは、週刊恋愛サロン第21号『恋愛プレイヤーの欲求3段階説』を参照)

 

最後に、男女間のパワーバランスと、そのパワーバランスに応じて女が選ぶべき戦略は以下のようになる。

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女の恋愛戦略がかつてこれほどまでに美しく整理されたことがあっただろうか。

この強力なフレームさえあれば、もう占い師や霊媒師に恋愛相談し、

わけのわからないスピリチュアルなアドバイスにお布施を払うこともなくなるだろう。

 

 

それでは順にみていこう。

 

美人の戦略

まずは美人。ここで注目してほしいのは、美人であってもお預け戦略がワークするのは対非モテのときだけということである。

なぜかというと、モテ①、モテ②には他にたくさんの選択肢があるからだ。

よって、セックスをお預けしすぎるとシンプルに放流されてしまうため、お預け戦略よりはステルス戦略の方がやや有利な選択といえそうだ。

さらにモテ①は、外見に加え内面も非常に重視するうえ、時間というリソースを極めて大切にするため、モテ②に比べるとより難易度は上がる。

非モテを狙いにいかない限りは、お預けできる余地は意外と残されてないことがわかるだろう。

 

ちょいブスの戦略

モテ①は無理でもモテ②なら戦略次第でなんとかなる、というのがちょいブスにおいて着目すべき点である。

誰とは言わないが、こうした成功事例はネット界隈にはたくさんいるようだ。

パワーバランスとしては、モテ②に軍配があるもののステルス戦略でうまくセフレ化し継続することができれば、「いろいろ美人みてきたけどやっぱり内面だな」と落ち着くシナリオも意外と少なくない。 

ちょいブスといっても世間的にはやはり需要がある存在なので、対非モテにはお預け戦略が十分にワークするだろう。

 

ブスの戦略

ただの自慢だが、僕はまわりの人たちに「やさしすぎる」とよく言われる。

おそらくなにかあってもストレートにモノを伝えず言葉を選んだり、伝えないままそっと立ち去ったりするタイプだからだろう。

しかしながら、ここで「ブスでも頑張ればハイスペイケメンをゲットできる」などと綺麗事を言うつもりは微塵もない。

それが本当の意味でのやさしさだからだ。

 

非常に厳しいことをいうが、残念ながらブスはモテとコンタクトをとることすらできない。LINEでやりとりしたり、食事にいくことすらできないのだ。

では非モテ層はどうかというと、残念ながらそれも厳しいの現状だ。

非モテ層のほとんどは、ブスでしかもセックスできるかわからない子をわざわざ食事に誘うくらいなら、かわいくてかつ確実にサクッと抜けるインターネットポルノを選択するからだ。

目を背けたくなるような現実だが、ブスは動画に負けてしまうである。

 

しかし、僕はここでブスにあえてポジティブなメッセージを送りたい。

今回の話はマクロの話であって歪みがまったくないわけではない。

確率が低いだけでブスでもイケる非モテが数%、いや数十%はいるはずだ。

普通の恋愛はとりあえず1勝できればOKなわけだから、エロ動画の閲覧頻度が少なそうなターゲットに絞り、人より多く試行回数を積めば道は開けるかもしれない。

ちなみに日本人ブスが外国人男性をねらうのは極めて有効な戦略として認知されているようだ。

ブスの皆様!応援してます!(*'-')b

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

 

どうやってモテ①、モテ②、非モテを見分けるか

イケメン好きのアラツー女子がアラサーになるとそこまで顔を重視しなくなるように、人生のどのフェーズにいるかで人の価値基準は変わる。これは男においても同様だ。

それを端的にあらわしたモデルが『オンクーの恋愛プレイヤー欲求3段階説』である。相手がなにを求めているか、どんなときはすぐセックスしてどんなときはセックスしない方がいいか、すぐセックスするとしたらどんな文脈がよいのか、しないとしたらどうひっぱるのがよいのか、こうした判断のよりどころになるものである。

 

おそらくこの考え方からとるべき戦略が選択できれば、細かい戦術面まで落とし込むことが可能になり、今までの恋愛アドバイスに関するモヤモヤが解消するだろう。

モテ①、モテ②、非モテの特徴や判断のガイドライン、詳細なテクニックなどは、気が向いたらそのうち書こうと思う。

 

 

おしまい

 

参考文献

 

note.mu

 

恋に仕事に忙しい恋愛プレーヤーのためのおすすめオーディオブック5選~N○VERまとめではありません~

サウザーさん(@Fist_of_Phoenix)や悠斗さん(@yuto_le)、マッキーさん(@goldenbufflalo)のツイートをきっかけに、ついにオーディオブックの波がやってきたようです。

 

実は僕がオーディオブックを聴き始めたのは約5年前で、「こ、これは…読書にイノベーション起きるのでは…」と思ったもののオーディオブックを聴く人というのはまだまだ少数派なようです。

 

 

属しているコミュニティの問題かもしれませんが、会社やリア友などまわりを見回してもオーディオブックユーザにまだひとりも出会ったことがありません。

試しに聴かせてみても倍速の音声が気に入らないらしく、ややキチガイぽくみられることすらあります。

 

このブログは好きなことを好き放題に書くというスタンスでやってきたのですが、ついに僕の温め続けたオーディオブック熱を爆発させるタイミングがきたようなので、たまには正真正銘ステマ記事を書いてみようと思います。

 

 

 

独断と偏見で選ぶおすすめオーディブック5選

オーディオブックサービスの有名どころとしては、オトバンクのFebe(フィービー)Amazonのaudible(オーディブル)があるのですが、迷うことなくFeBe一択です。 

 

www.febe.jp

 

こんなこと言うとなにやらFeBeの回し者感がでてしまいますが、Audibleはコンテンツの中に要約版しかなかったりして、やや詐欺感が否めないところがあります。あとAudibleの方は聴きながら図表をみることができません(厳密にいうとみれないことはないけどみれないにほぼ等しい)。

まあそこまで考えなくても、シンプルにコンテンツの量と質でいくとFebeに落ち着くでしょう。

詳しい比較は以下の記事がよくまとまってるようです。

 

hacks.beck1240.com

 

というわけで、独断と偏見で選ぶオーディオブックベスト5に入りたいのですが、その前にオーディオブックの位置づけについて。

 

通常の読書に対して、オーディオブックのメリットはおおきく以下の2点です。

  • 読む労力がいらない(仕事で疲れた夜に聴いたり、繰り返し聴いたりすることが可能)
  • 作業中や移動中など場所と時間を選ばない

逆にデメリットは、飛ばし読みのような索引的な使い方ができないことです。つまり、目的に合わせて情報を探しに行くということがしづらい媒体といえます。

ということは、飛ばし読みする必要がない本≒飛ばす箇所がない本全て覚えても無駄がない本こそオーディオブックに向いている本といえます。

 

特徴としては、

  • 脳に刷り込むマインドセット系の本
  • 内容が濃く、飛ばし読みする箇所がない原理・原則系の本 ※内容が濃い=原理、原則や一般化されてる知見という意味合いです
  • 読むハードルが高く積ん読になりがちな分厚いハードカバーのような本

あたりです。

 

では、5年前からオーディオブックに課金し続けたすえに個人的によかったと思う本をランキング形式で5つだけ紹介します。

完全なる独断と偏見に満ち溢れたランキングです。

 

 

 

第5位:イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 , 安宅和人

はい、まずは脱「犬の道」です。

ここで絶対にやってはならないのが、「一心不乱に大量の仕事をして右上に行こうとする」ことだ。「労働量によって上に行き、左回りで右上に到達しよう」というこのアプローチを僕は「犬の道」と呼んでいる。

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なんとなく日々の仕事をこなしていると激務で死にそうになります。単純に時間が足りなくなるからです。

しかし、激務で死にそうになっても根性に逃げてはいけません。

最も恐れるべき最悪なパターンは労働時間を減らす→睡眠時間を削る→生産性下がる→労働時間が増える…という負のスパイラルに陥ることです。

このスパイラルから抜け出すには、やはりこの脱「犬の道」の考え方を一刻も早く実行することです。

もちろん現実問題やはり政治や文化が絡むので「言うは易し行うは難し」ですが、考えることをやめては絶対にいけません。脳が腐ります。

常に肌間隔でこの考え方のもと動けるようになるまで、何度も繰り返し聴きたい一冊です。

  

 

第4位:ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか , ピーター・ティール

週刊金融日記でも紹介された、スタートアップに関する本です。

僕自身はスタートアップの「ス」の字も知らない人間なのですが、「競争はイデオロギーであり、資本主義の対極にある」という主張にハッとさせられました。 

当時いくら頑張って働いても楽にならない理由を見事に言い当てていたからです。
それまで自分の行動を振り返ると、まわりと同じように一生懸命勉強して資格を取得してみたり、花形ぽい人気のキャリアパスを希望してみたり、見事にまわりと比べてどうかという競争が目的になっていたのでした。

 

スタートアップの本ですが、成功するビジネスの本質を深くついていて、アドラー心理学の考え方にも通ずる部分があります。
いくら働いても楽にならない、競争してもまたさらに厳しい競争にさらされる、という状況の方には強くお勧めします。
恋愛工学や自分のキャリアにおきかえて聴くとグサグサくるので、別にスタートアップに関係ない人でも抑えておきたい考え方です。

 

 

 

第3位:アドラー100の言葉 , 小倉広

自己啓発本の類は世の中にあふれてますが、個人的にはアドラー本だけ2、3冊読んでおけばいいと思います。結局どの本も言ってることは同じだからです。例えば、『7つの習慣』でいう"インサイドアウト"は、アドラーでいう"課題の分離"だったりするわけです。ホロリとくるお涙ちょうだいのストーリーが好きならもちろん『7つの習慣』もいいですが、僕はまだ育児経験もないため完全にアドラー派です。 

アドラーといえば岸見先生の『アドラー心理学入門』『嫌われる勇気』が有名ですが、もしママに「どうしても一冊だけよ」と言われたらこの『アドラー100の言葉』にします。
この本はアドラー心理学の名言集で、まあ言ってみればエッセンス凝縮版です。

抽象的な言い回しが多いので、何度も聴いてマインドセットを醸成するのにすごく適しています。

アドラー心理学には、中2くらいのときに出会いたかったですね。

 

 

 

第2位:ストーリーとしての競争戦略 , 楠木建 

言わずと知れた名著です。自分でビジネスをするときのバイブル的存在です。
この手の話の本はわりと小難しくて読むのが大変な本になりがちですが、サッカーの例えや抽象的な表現がわかりやすくまとめられているので、経営やマーケティングの素人でも普通に理解できます。
戦略に必要な要素が絶妙なレベル感の言葉で抽象化されているので、とにかくなにかしらの戦略が必要なときに役立ちます。戦略を立てるうえで"何を考えるべきなのか"、が網羅的にわかります。

 

ちなみに特に僕が大好きな一節はここです。

誰もが納得するような合理的な戦略は、すぐに競合他社に真似されてしまい競争優位ではなくなってしまうが、一見して非合理な打ち手は、真似されない。(中略)事前に見た時に非合理だった要素が、後から見た時、ストーリー全体の中では合理的になるということが面白いストーリーを作るためには必要である。

はい、シビれます。

新人のとき「えっ、上司バカじゃね!?」と思うことが何回かあったのですが、そのとき上司は僕のはるかうえをいっていたようです。「非合理な要素が合理的?なんのこっちゃ意味わからん」という人は、手前味噌ですがこの記事を読むとなんとなく理解できるかもしれません。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

 

 

第1位:影響力の武器[第三版]:なぜ、人は動かされるのか , ロバート・B・チャルディーニ

やはりなんといっても1位はダントツでこれしょう。

"承諾誘導"という分野の決定版のような本ですが、簡単にいうと人を動かすための原理・原則と代表的な事例がこれでもかというほど詰まった本です。

この本では、頭文字をとってCLRASSと呼ばれる6つの武器が紹介されています。ちまたの薄っぺらい心理学本に書かれているテクニックは全てこの6つの原理に基づくものなので、この本一冊もっておけばもう他の心理学本はいらないかもしれません。

 

アドラー心理学の言葉をかりると、世の中で直面する問題は全て人間関係によるものです。なにかしらの問題で人が関与しないものってほとんどありません。ということは、逆にこの影響力の武器から問題を解決するとっかかりはつかむことができるわけですね。

別に問題なんてないよ、という人もどれだけ自分が広告事業者、マーケターやセールスマンに気づかないうちに動かされているかがわかります。これを読んでからディズニーなんかにいくと、夢の国の裏側がいろいろと理解できます。笑

原理とセットで説明されてる事例も有名どころだし出典や具体的な数値も書かれているので、分厚い本ですが全て覚えても無駄がない一冊です。

あ、心配しなくてももちろん恋愛にも使えますよ?笑

 

 

↓どうしても物足りない方はこちらのブックリストもどうぞ↓

www.febe.jp

 

 

【おまけ】オーディオブックにおすすめのガジェット

オーディオブックで無双するためには、圧倒的にBluetoothイヤホンです。

iphone7はイヤホンジャックがなくなるということで、賛否両論あるみたいですが、個人的にはなんで否な意見があるのかよくわかりません。

 

電車で絡まることもなければ、グルグル巻きつける必要もありません。

料理をしながらあちこち動いたり(防水イヤホンなら)お風呂のなかで聴くこともできます。

ちょっと首にかければいいだけなので、なによりもイヤホンを装着するまでの心理的ハードルが下がります。四六時中オーディオブックを聴くことができるわけですね。

 

で、Bluetoothイヤホン買うときに、気にした方がいいのはノイズキャンセリング機能と電池の持ち時間です。

ちなみに僕はJayBirdですが、防水で電池も約8時間持つので1日は余裕でもちます。

(まあ実際のところ待機時間もあるので再生6~7時間くらいですかね。。。)

 

 

日本正規品もありますが、並行輸入品の方が安いです。

アップルの左右バラバラのやつもありますが、首にかけれないのが不便なのと、すぐなくすので個人的にはやめた方がいいと思います。

まあ好きなの選べばいいと思います。

 

  

 

おしまい

お預け戦略でもヤリマン戦略でもないステルス婚活のススメ

結婚式の二次会で大学時代の女友達が言った。

 

「あたしもそろそろ婚活しなきゃ。ねえ、誰かいい人いない?まじめで誠実な人がいい。合コンしてよ」

 

そこそこまともな男友達を連れていったところで

「まじめでいい人なんだけどなんか魅力がないんだよね。」

という結末が1秒以内に想像できた。

リア友を手あたり次第紹介すればいいかというと、そう単純な話ではなさそうだ。 

 

 

 

 

◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆   

 

 

僕は週刊金融日記や素晴らしい同志に出会えたこともあり、これまで多くの経験をしてきた。

合コン、パーティー、相席酒屋、ナンパなどさまざまな出会いエンジンを試し、タレントの卵、看護師、丸の内OL、読モJDなど多くの女性と深い仲になることができた。 

おそらく世間の一般男性よりはかわいくて心の美しい女の子を抱いた方ではないだろうか。

 

モテ = ヒットレシオ × 試行回数 

 

これはどこにいっても揺らぐことのない原則である。

例えば、仮にヒットレシオ(アプローチして深い仲になれる割合)が0.1だとすると、最愛の人をひとりみつけたければ、10人にアプローチすればいい。

なんのことはない。とてもシンプルな話だ。

  

では女の場合もシンプルに試行回数とヒットレシオを上げればいいのだろうか。

女の場合も合コンや婚活パーティーに奔走し(試行回数アップ)、タイプの男をみつけ次第アプローチし、なるべく早く股をひらく(ヒットレシオアップ)。

 

一見よさそうにみえるが少し違う。

やはり話はそんなに単純ではない。

女が明らさまなナンパを嫌うように、男も他の多くの男と関係をもっている女を嫌うからだ。

週刊金融日記第17号『なぜ素人女のセックスの方が高いのか?』によると、

 

女の価値 = 女の時価総額 ÷ 同時にセックスしている男の数

 

とあらわされる。

これは進化論の視点から考えてみてもよく理解できる。

同時にセックスしている男の数が自分ひとりであれば当然生まれてくる子供は自分の子供であるが、10人の男と常時セックスしていた場合、生まれてくる子供が自分の子供である確率は仮にシンプルに考えたとしても10分の1だ。

男はこうしたリスクを本能的に嫌っているのだ。

やはり男がAV女優や風俗嬢よりもむしろ素人を好む所以はこうしたところにあるのだろう。

 

  

ではタイプの男性をみつけ次第アプローチし、セックスお預け戦略をとればいいのかというとこれも少し違う。

女はどこまでいっても非モテが嫌いでモテ男が好きだ。

そして、女が「この人素敵だな」と思う男の98%くらいはモテ男である。

まあそれが大人気のハイスペイケメンだったりするわけだけど、このモテ男にセックスお預け戦略を実行したところで損切りされるのがオチだ。

 

なぜならモテ男に言い寄ってくる若くてかわいい子は他に山ほどいるからである。

石原さ○みならできるかもしれないが、綾瀬はかレベルならたぶん無理だ。

仮に石原さ○みレベルを上位1〜5%の美人と仮定しても、ほとんどの女子にとって、この戦略がワークしないことは容易に理解できる。(もちろん非モテ搾取パターンであればワークします)

いつの時代もモノの価値の需要と供給で決まるのである。

 

 

では、いったいどうすればいいのか。もう答えはないじゃないかと。

 

 

ちなみに僕の彼女は会って2回目でセックスしたが、決して彼女のことをヤリマンだと思っていない。

 

それはなぜかというと、彼女に経験人数を聞いたわけでも、過去の恋愛遍歴を根ほり葉ほり聞いたわけでも、ましては寝ている間にLINEをみたからでもない。

ただ彼女のバックグラウンド、どんな風に知り合ったか、デートに至るまでの経緯、

会話の内容から得た様々な情報を総合的に判断して、なんとなくヤリマンではないと思っているだけだ。

本当のところはどうかなんてわからないし、それを確認しようとも思わない。

 

ここに大きなヒントがある。

 

このセックスに至るまでの文脈はある程度コントロールできる、ということだ。

この文脈をうまくコントロールながら、試行回数を増やすことができれば、従来のお預け戦略やヤリマン戦略を繰り返すよりも早く素敵なパートナーをみつけ、長期的な関係を築くことができるのではないだろうか。

 

PuANDA氏が提唱するステナン(ステルスナンパ)ならぬ、まさにステルス婚活である。

 

恋愛はふたりともが勝てるプラスサムゲームにもかかわらず、そこに男女の利害が露骨にあらわれてしまうがゆえにゼロサムゲームと化す。

別にふたりはなにか争いをしたいわけでもなければ、なにか奪い合いをしたいわけでもない。

ただ自然に出会って、惹かれ合い、結ばれたいだけだ。

まさにステルス婚活はこうした男女によくある問題を解消する可能性を秘めているのではないだろうか。

 

 

 

恋愛市場は歪みがたっぷりだが、「人の行く裏に道あり花の山」という言葉あるように

みんなが行く道にもはやお宝は落ちていない。

仮にお宝があったとしても間違いなく秒速で拾われるだろう。(実際は秒速というよりも落とす前から拾われてますよね。ハイスペイケメンは学生時代から先を見込んで青田買いされてる。。。)

 

男に比べ、女に残された時間は極めて少ない。

男からアクションを起こすべきという恋愛の常識はもう時代遅れなのかもしれない。

 

自ら行動を起こせば、人生は意外と簡単に変わる。

『この人と一緒にいるととても自由に振る舞える』

そんな思えるパートナーに出会えたとき、

きっと世界は今よりも輝きを増し、楽しいものへと変わっているのではないだろうか。

 

 

おしまい

なぜブスに親切にするべきなのか~情けはブスのためならず~

某日、知り合いのパーティーから帰ろうとしたとき。

 

「あ、あの!もう帰っちゃうんですか?」

 

お世辞にもかわいいとはいえない子に声をかけられた。

芸能人でいうと、ノンスタ○ル井上にワンピースを着せた感じだ。

 

 

少し違った意味で笑顔がとても眩しい。

おそらく10人中9人はブスと判断するだろう。

 

「あ、今帰ろうとしてたところ。今日素敵な人いましたか?」

 

「いました!目の前に(>_<)笑」

 

「えっ、よく聞こえなかったからちょっともう一度言ってもらっていい?笑」

 

この後5分ほど楽しく会話してから、僕は帰路についた。

帰り道、パーティーに一緒に参加していた先輩にこんなことを聞かれた。

 

「おまえなんでブスとあんなに楽しそうに話してたの?」

  

確かに僕はブスが好きではない。

しかし、事実僕はブスとの会話を楽しんだ。

 

この一見すると不合理にみえる行動がどうしても気になったようだ。

その質問は「ブスと話している時間があったら美人と話そうぜ!」と主張したいようだった。

 

確かにこの主張はとてもわかりやすいし正しいようにみえる。

大半の男にとって、恋愛の目的は美人とセックスすることだ。

だから投入するリソースをブスよりも美人に集中しようというわけである。

極めて合理的な考え方である。

 

確かにまわりをみているとブスに厳しい男がほとんどだ。

ナンパで断られて「さっさと帰れブス!」と言い放ったり、パーティーで話しかけられて「いや、忙しいので」と断ったり、ブスをぞんざいに扱う。

 

その背後にあるメカニズムはこうだ。 

 

世の中の90%の男は女性に出会うと、瞬時に以下3つのどれかにカテゴライズする。

 

1)複数回セックスしたい子

個人差はあるものの中の中(ちょいブス)クラス以上。

あわよくば彼女化したいクラス。

この場合はもちろんひたすら親切にする

 

2)1回ならセックスしてもいい子

個人差はあるもののだいたい中の下クラス。

この場合は1回ないし2回までなら親切にする

すぐにセックスできないことがわかるとぞんざい扱う。

ナンパを断られて「さっさと帰れブス!」というのはこのカテゴリ。

 

3)セックスすらしたくない子

個人差はあるものの下クラス。

話す時間すらもったいない。

この場合はセックスしたくないからそもそも最初からぞんざいに扱う

パーティーで「いや、忙しいので」というのはこのカテゴリ。

 

 

女性の方にとっては信じ難いかもしれないが、これは本当である。

ブスに厳しい男性の行動原理はこの考え方のもととてもシンプルに説明できる。

1)→2)→3)の順で優先度付けをして、セックスの価値が高ければ高いほど親切にしているのだ。

 

 

しかし、落ち着いて考えてみよう。

この考え方は、親切と引き換えにセックスを得ようとしていないだろうか。

つまり、これは恋愛はゼロサムゲームでセックスを奪うものというマインドが根底にあることを意味する。

時間配分やコミュニケーションの技術などではなく、そのマインドゆえにこうした行動原理に行き着いてしまうのである。

 

 

経営学者楠木氏の名著『ストーリーとしての競争戦略』にはこんな一節がある。

誰もが納得するような合理的な戦略は、すぐに競合他社に真似されてしまい競争優位ではなくなってしまうが、一見して非合理な打ち手は、真似されない。(中略)事前に見た時に非合理だった要素が、後から見た時、ストーリー全体の中では合理的になるということが面白いストーリーを作るためには必要である。

 

これはどういうことだろうか。

例えば、ノルマを達成しようとなんとかして必死に自社保険を必死に売ろうとする凄腕セールスマンがいたとする。

その凄腕セールスマンは、もっともらしい理屈を説明するのがうまく、利益率の高い自社の保険のバシバシ売っていく。

極めて合理的な行動といえる。

 

しかし、あなたが顧客の立場でだったとき、この凄腕セールスマンから保険を買いたいと思うだろうか。

答えはおそらくNOである。

それよりもむしろ、あなたにとって役に立つ保険はなにか、ベストな保険はどれかを真摯に考えくれる親切なセールスマンから買いたいと思うのが人間の心理である。

 

凄腕セールスマンからしたら、親切なセールスマンの行動は不合理にみえるだろう。

顧客にとって役に立つ保険やベストな保険を考えても、すぐには自分の利益にならないからである。

 

しかし、長期的な視点で考えてみるとどうだろうか。

親切にしてもらった顧客は知り合いにその親切なセールスマンを紹介する。

紹介された顧客はまた別の知り合いにその親切なセールスマンを紹介する。

こうして親切なセールスマンは人気者になって莫大な富を築きましたとさ。

めでたしめでたし。

 

 

もう言いたいことは、おおよそ理解していただいたと思う。

 

確かにその先輩からしたら、ブスに親切な僕の行動は不合理にみえるだろう。

ブスを楽しませても、すぐには美女とセックスできるわけでないからである。

しかし、長期的な視点で考えてみよう。

ブスと楽しそうに話している僕に他の女が気づいてなんとなく素敵だなと思う。(直接みえなくても不思議なもので女はこういうことに自然と気づく生き物である。)

他の女も僕がブスでも分け隔てなく楽しく会話できることに気づき、なんとなく素敵だなと思う。

こうしてブスに親切な僕はモテにモテまくりしたとさ。

めでたしめでたし。

 

 

 

僕は先輩の質問に答えた。

 

「"情けはブスのためならず"ですよ」と。

 

 

 

おしまい

 

 

参考文献

 

「付き合う」とは何か考えてみた

「あたし"付き合わない"とそういうことしないから」

 

◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  

 

何度ベッドの上でこの言葉を聞いただろうか。

 

はっきりいってもうこのありきたりなセリフは聞き飽きた。

 

「"付き合わない"としない」

「"付き合う"のが普通でしょ」

「あたしたちって"付き合ってる"んだよね?」

 

なぜ女の子はそこまで"付き合う"ことにこだわるのだろうか。

今回はこのことについて考えてみたい。

 

 

 

"付き合う"こと自体には実質的な効力はない

とは言ったものの、僕も以前は"付き合う"ということをあたりまえのようにやっていた。

 

"付き合って"という男から女への打診→女が了承→"付き合う"→深い仲になる

 

というプロセスを踏むのが、

世の中の常識であり、

社会的なルールであり、

誠実なやり方だと信じていたからだ。

 

しかし、ある経験をきっかけになにかがおかしいと気付き、

"付き合う"かどうかなどもはやどうでもよくなった。

 

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

結局のところ"付き合う"とはただの口約束であり、

まったくもって実質的な効力はない。

 

付き合っていても、

1年間は別れないという保証があるわけでもないし

特典として復縁チャンスが与えられるわけでもないし

別れて慰謝料をもらえるわけでもない。

付き合っていてもいなくても、

男女の関係はどちらかの気持ちが途絶えたところで終わるときに終わる。

別れを切り出されたところで、

どれだけ「や、でも付き合ってるから」と繰り返し主張しようとも

どちらかの気持ちがなくなれば本質的には関係はそこまでなのだ。

 

 

 

なぜ"付き合う"ことに執着するのか 

それでも多くの女の子はなぜ"付き合う"ことに執着するのだろうか。

 

もちろんその背後にあるメカニズムについては海より深く理解しているつもりだ。

要するに、男からのコミットを引き出したいのである。

それは実質的効力を伴なおうと伴わまいと関係ない。

 

本能によるものだからだ。

 

女は男に比べ、圧倒的に生殖コストが高い。

男は精子の放出にほとんどコストはかからないが、

女は受精から出産まで約9ヶ月もかかるうえ、

子供が生まれてからも授乳しなければならない期間もある。

もちろんその間にも食べ物は必要になるし、外敵から身を守る必要もある。

つまり、進化論的にいえば、

「どこにも行かずあなたを守り、子育てにも協力しますよ」

とコミットしてほしいのだ。 

 

 

 

「あたし"付き合わない"とそういうことしないから」の根底にあるマインドとは

こう考えると気持ちはよくわかる。しかし、落ち着いて考えてみよう。

ヒトが他の動物と異なる所以は、

思考や理性をつかさどる脳の前頭葉という部位が発達したことである。

これにより、目の前の食べ物や飲み物を保存したり、

仲間に分け合ったりして、社会的な生活が営めるようになった。

要するに、ヒトは短期的な目の前の欲望や快楽に流されることなく、

自分を律することができるのである。

 

にもかかわらず、本能的に発せられたであろう

「あたし"付き合わない"とそういうことしないから」

は、現代の恋愛で有効なアクションとなり得るのだろうか。 

もっというと、このアクションによって互いに幸せになれるだろうか。

 

答えはNOだ。

 

なぜなら、その根底には

セックスと相手からのコミットを交換しよう

というマインドがあるから。

 

セックスと引き換えにコミットをせがむのは極めてダサいアクションといえる。

 

落ち着いて考えてみよう。

もし男性から、

「付き合うし結婚するしお金もいくらでもだすからセックスさせて」

とアプローチされたらダサいと思わないだろうか。

これと同じである。

 

要するに

「セックス以外にあなたに与えられるものはありませんよ」

と言ってる女性に魅力を感じないし、長期的な関係を築きたいとは普通思わない。

 

 

  

そもそも恋愛はふたりともの効用(≒うれしさ)が増えるプラスサムゲームであり、

セックスを奪い合うゼロサムゲームではない。

 

このプラスサムゲームで大切なのは

マンコ自体の価値を釣り上げて相手からコミットを奪うことではなく、

マンコの先にあるなにかを与えることなのではないだろうか。

 

 

 

人はなぜ恋愛をするのか

人がなぜ恋愛するかというと、

それは単なる生殖活動としてだけではなく、自分の人生を生きるためである。

必要以上に周りに流されず、自分のやりたいことをやって、

死ぬ前に「自分の人生は最高だった。やりきった。」と後悔しないためである。

  

そうなるためには、僕らは恋愛をすることで

相手を縛るのではなく解き放たなければいけない。

相手から奪うのではなく与えなければいけない。

 

"セックス"や"付き合う"(または結婚)という呪縛から解き放たなければいけない。

それらを奪い合うのではなく、それらに替え難いなにかを与えなければいけない。

 

 

アドラー心理学に本質をつく一節がある。 

 

人は『この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える』と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうことです。(引用元:『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』

 

人は押さえつけようとすればするほど反発したくなる生き物だ。

互いに自由になる勇気がなければ、そのときは相手を引き留められたとしても

長期的な関係を築くことはできないだろう。

 

もしかすると、 

「あたし"付き合わない"とそういうことしないから」

はこの勇気をもてなかったがゆえにでた言葉なのかもしれない。

 

 

最初は互いを認め合えるだけの少しの勇気があればいいのだ。

少しだけ勇気をもてれば、

理想のパートナーをみつけられるだけなく、

現実世界の景色までも変わる。

目の前の厳しい現実は動かせないものではなく、

その気になれば変化させられるものだと気づく。

 

そして、そのとき得られる本当に価値あるものは、

自ら起こした個々の変化でもなく、理想のパートナーでもなく、

自由に自分の人生を生きれるようになったということではないだろうか。

 

 

◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  

 

 

「確かにそうだね。まだ終電間に合うだろうから駅まで送ってくよ。」

 

僕はその子に二度と会うことはなかった。

 

 

おしまい

 

 

参考文献

 

 

【新宿二丁目ゲイバー体験記】ゲイにチン○ンをモミモミされた話

とあるホムパの帰り道。

 

僕は女の子(以降、六本木で出会ったのでポン美という)とふたりで駅に向かって歩いていた。

 

オ「そういえば、前友達に教えてもらったゲイバーがあるんだけど少しだけ寄ってかない?」

 

ポ「えっ、なにそれ楽しそ~。行ってみたい(^^)/」

 

オ「さすがに女の子と一緒にいれば大丈夫だよね?」

 

ポ「オンクくん中性的ぽいから大丈夫でしょ。だってゲイが好きなのってケン○バみたいな短髪ゴリゴリ系じゃん。楽しみ~(^^)/」

 

 

そう、モテツク(@motetsuku)さんが紹介していた、あの新宿二丁目ルーティーンを使ってみることにしたのだ。

 

noteが前からリリースされていたものの、新宿にほとんどこないため未検証だった。

 

またオンクはTwitterを始めてから、新しい経験をすることが好きにもなっていたため、シンプルに二丁目のゲイについての好奇心もあった。

 

そのころはまだ衝撃的な経験をすることになるとは知る由もなかった。

 

 

 

いざゲイバーにイン!!

若干迷いながらも、ほどなくゲイバーに着いた。

 

雑居ビルのようなところの2階にある。

週末だけあって、ドアを開ける前からにぎやかなのは感じとれた。

 

ドアを開けて入ると、バーカウンターがあり、小さなクラブといった感じ。

チャージとかはなく、バーカウンターで好きなものを買って飲むシステム。

EDMが全盛期になる前に流行ってた音楽が流れていて、クラブ通いしていた頃が少し懐かしく思えた。

 

ポン美と乾杯した。しばらく飲んだ後、ポン美が口を開く。

 

ポ「せっかくきたんだから前の方でゲイと一緒に踊ろうよ~」

 

オ「そうだね。」

 

店内は圧倒的に男が多いが、パッとみゲイにはみえない。

なかには、ゴリゴリな人もいるが意外と安全そうだ。

 

前の方まで行くとニッキーミナージュの横で踊っているような屈強な体の黒人男性が引き締まったお尻をプリプリ、筋肉質な腰から下半身をクネクネしながら踊っている。

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これガチなやつだわ。

そう思いながら、あたりを見回すとあるひとりの男性と目が合った。

 

 

ゲイ山咲との出会い

そこには山咲ト○ルのような、いかにもな人が立ってこちらを見つめていた。

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山「ノンケ?」

 

オ「(ノンケてなんだ?)。。。?」

※のちほど調べてわかったが、ノンケとはその気がない人、つまり異性が好きな普通の人という意味である。

 

山「なんかすっごい、元彼に似てるぅ」

 

気が付くと僕は山咲に唇を奪われていた。出会って3秒くらいだった。

そして、そのままズボンの上からリトルオンクをモミモミされた。

ナンパ師は出会った子と会ったその日にセックスすることを"即る"と表現するが、僕は即られたときの女の子の気持ちがなんとなくわかったような気がした。

 

ある凄腕プレーヤーの方は、出会って数秒でキスしたり、胸を揉んだりすると聞いたことがある。

本来相手との距離を徐々に縮めていくためのものであるフェーズシフトを脈がない相手をどんどん排除していくスクリーニングに使うという考え方だ。

自分がそれ実践するかどうかはさておき、この考え方はある意味革新的だった。 

そして、まさかこれを実践される側になるとは、まったく想像していなかったこともあり、僕は声を失った。

見知らぬ人に出会って数秒でチン○ン触られるなんて、数多くの女の子と枕を交わしてきたが、もちろん初めての経験だった。

 

 オ「(あ、ポン美が助けてくれるはずだ!!ポン美に捧げるつもりのリトルオンクが今山咲に奪われようとしているのだから。)」

 

若干の距離をとり、微笑するポン美。

 

山「えっ、おっきい!!」

 

気がつくと、山咲のモミモミはエスカレートし、ズボンの中に手を入っていた。

 

モミモミしながら、山咲がポン美に気付いた。

 

山「えっ、友達?友達も触ればいいじゃんに一緒に(^^)/」

 

ポ「や、大丈夫。あたしストレートなんですよ(^^;)」

 

普通に考えれば、ストレートなんだからむしろ触れよと思ったが、ポン美が僕を見捨てたことだけは理解できた。

 

 

山咲のゆかいな仲間たちも参戦

すると、山咲の友達らしき人たち(男2人、女1人)が踊りながら集まってきた。

 

パッとみたところ、

といった感じだ。

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ジャルジャル後○と友近はバイ(男女どっちもいける人)らしい。

 

そして、挨拶代わりになぜか彼らと順番にキスをした。

 

それと同時に「男3人とキスして、やっと女1人(しかも友近)とキスできるシステムってちょっと男女の比率おかしいよな」と街コンで文句を言う男性のようなことを考えていた。

正しい恋愛スキルを習得した自分であればかわいい女の子とキスできるのに、なぜこのシステムに自分が組み込まれたのか受け入れることができなかった。

 

その後、踊りながら彼らにブチュブチュされ、リトルオンクをモミモミされたりした。

ポン美は、適度な距離を保ちつつこちらを傍観し、僕の苦闘を楽しんでいるようだった。

 

 

ゲイバーは健全に25時閉店。勝手にフェーズシフトが起こる

ゲイバーでのブチュブチュとモミモミも本格化してきたころ、突如音楽が鳴り病んだ。

うれしいことにここは健全に25時閉店なのだ。 

お世話になった彼らに軽く会釈し、ここぞとばかりに足早にゲイバーを後にする。

 

ポ「すっごく楽しかったね~(゚∀゚)♪」

 

オ「はいはい、帰るよ。帰る。もう帰る。2秒以内にタクシーひろう。」

 

僕がタクシーを止めると、なにも言っていないのに、先にポン美が後部座席に乗り込んだ。

言い訳や暗示誘導はなにもしていないのに、だ。

もちろんこのタクシーは僕の家に向かう。

そう。なんと勝手にC→Sにフェーズシフトされたのだ。

 

 

 

モテスパイラルを起こしたければゲイバーに行け!!

ここでまたひとつ新たな知見が得られた。 

モテスパイラルを起こしたければゲイバーに行け!!ということだ。

※「イケ」ではなく物理的に「行け」の方です。

※モテスパイラルの法則(またはグッピーの法則ともいう)とは、簡単にいうと、単に他の女にモテるほど勝手にモテるようになるという法則。詳細は『六本木クラナン奮闘記 その3』参照。

 

僕はかつてモテスパイラルの法則を検証するため、いろんな女の子を六本木のクラブや銀座のバーに連れていったことがあるが、まったくもってワークしなかった。

 

六本木のクラブでは最後の最後でゴールできなかったし、 

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

銀座のバーのときなんか怒って帰られたりもした。

そんななかでモテスパイラルを起こすことができた唯一の方法が、新宿二丁目ルーティーンだったのだ。

新宿二丁目ルーティーンは本物だった。

 

今回はタクシーで帰宅したが、モテツクさん(@motetsuku)の新宿二丁目ルーティーンでは、素敵なレストランやバー、ホテルまでの導線が綿密にデザインされている。

また、明記されてはいないもの、ゲイによるモテスパイラルが起こること前提にデザインされたルーティーンだということが推察できる。

モテスパイラルを起こし、いつの間にかフェーズシフトさせたい人は

ぜひ一度試してみるといいと思う。

 

 

 

おしまい

恋愛工学で解説するテラスハウス(てっちゃんの事例②vsゆいちゃん)〜非モテのアプローチに好き放題指摘してみた〜

人気シリーズ第4弾。

 

前回記事はこちら↓

 

www.onclog.com

今回もミスターテラハてっちゃんの事例で劇場版。

 

テラスハウス終了と知らされててっちゃんが退居しようとしところに、

ひとりの女性がテラスハウスを訪れる。

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「今日からテラスハウスに入居する者なんですが。もうちょっとだけ一緒に住んでくれませんかね…?」

 

「えっ…テラスハウスもう終わりででるんですよおれ」

 

と言いつつも、部屋に戻される。

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テラスハウスまだ続くみたいで。あたし今日から入居することになった松川佑依子(以下ゆいちゃんという)と申します。よかったらもうちょっとだけ一緒に住んでくれませんか?」

 

「は、ははは、はい(-∀-)デレー」

 

「大丈夫ですか?よかった(^^)/」

 

もちろん番組の企画とはいえど、セックス不足の男に中の上〜の女をあてがうと普通こうなる。

ちなみに中の上〜の女が急にあらわれたり、話しかけてきたりしたときは、

基本的にマルチ商法の勧誘か乞食ガールではないか、と疑う習慣を身につけよう。

 

そして、そんなことはまったく思わない心の綺麗なてっちゃんにとって、

美女が夕飯をつくってくれるという夢のようなひとときが訪れる。

もしかすると、このテラスハウス劇場版は

非モテ男の夢を具現化した作品なのかもしれない。

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「どんな人が好きなの?」

 

「今まで好きな男性に浮気されたり、ほんとは彼女いたりしたからまじめな人かな」

  

これを聞いて、てっちゃんは「誠実なおれならば幸せにできるはず…」と思い始める。

 

 

 

そして、その他の新メンバーも続々と入居する。

 

もちろんここは映画をおもしろくするためにてっちゃんの恋敵も登場する。

フジテレビが送り込んだ刺客、編集作家の小田部仁くん(以下おたべという)。

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あれ、サッカー日本代表の遠藤選手じゃないよね(´-`).。oO

パッとみたところ、てっちゃんにはちょうど良いレベルのライバルのようだ。

 

 

 

①おたべの先制攻撃。ランチデートに誘う

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「てっちゃんとかさ、どうなの?仲良くなれた?」

 

「てっちゃん話しててすごく楽しいよ。ただ男の人を誘ったり自分からはできないんだよね。だからじんくん(おたべのこと)が誘ってくれてうれしかった。」

  

「おれも話したかったんだよね。どういう人がタイプなの?」

 

「まじめな人がいい。今までの彼氏全員浮気されてるから。じんくんってすごくまじめだよね。」 

 

女の子が「まじめな人が好き」や「誠実な人がタイプ」と言っているときは、

そのステートメント自体になにも意味はない。

適当にバックトラックしながら、非言語コミュニケーション(しぐさや表情、動作など)に注目しておこう。

 

 

 

 

②てっちゃんの反撃。もんじゃ焼きデートに誘う

当然負けじとてっちゃんももんじゃ焼きデートへ。

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「来週から2週間バングラディッシュに仕事でいっちゃうんだよね。」

 

「えっ、てっちゃんないとさびしい」

 

そして。。。

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鉄板イチャイチャ。

んー、やや不自然な気がする(´-`).。oO

やはり横並びのカウンター席やソファー席で

微妙に触れ合うくらいの物理的距離を保ちながら

タイミングをみて、さっと手をつなぐのが自然ではないだろうか。

 

 

③てっちゃんからおたべに宣戦布告

鉄板イチャイチャで一歩リードしたてっちゃんからおたべに宣戦布告。

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「昨日ゆいちゃんとご飯いったんだよ。楽しかったよ(`ー´〃) ドヤッ」

 

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「そ、そうか。昨日ふたりが遅かったのはそういうとこだったのか。。。(;^ν^)ぐぬぬ

 

牽制しあうふたり。

今回こそは手応えある感じでドヤ顔のてっちゃん。    

しかし、女子部屋では思いもよらぬ会話がなされていた。

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「こないだご飯行ったときは話しやすくてすごく楽しかったけど、なんか噂によると、てっちゃんキャバクラやクラブに行ってドヤってるらしい。だから、ちょっと違うかなって。2週間いなくて今はちょうどいいかも。」

 

キャバクラでドヤってる会社の上司や先輩に

このシーンだけ観せてもいいかもしれない。(´-`).。oO

 

 

④おたべもすかさずデートに誘い応戦

これをチャンスとばかりに女子部屋へオーバーラップしたおたべ。

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「ゆいちゃんさあ、デートいかない?」

 

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「じんくんとふたりが嫌なわけじゃないけど、3人とか4人でがいいな」

 

「おれは2人でいきたいな。まあどうしてもっていうなら。。。そうしよっか。」

 

「ありがとう。ごめんね。」

 

おたべ撃沈。

しかし、直接法でのデート打診は、テラハでは初めての事例ではないだろうか。

直接法と間接法の復習については以下を参照。

 

広い意味では、共通の趣味とか、最初にセクシャルな意味を持たせずに女子と仲良くなり、最終的にセックスをしようというアプローチが間接法です。フレンドシップ戦略ですね。直接法では、セックスをしたいからデートしたい、という意思を明らかにした上で、女子と仲良くなろうと努力します。週刊金融日記 第46号 直接法と間接法

 

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

 

次の日もめげずにおたべは女子部屋へオーバーラップ。

直接法の使い手だけあって、やはりアグレッシブなタイプのようだ。 

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「やっぱりゆいちゃんと二人でデートしたいなって思ってる。前デート行ってすごく楽しかったしさ。これからも二人でご飯いったり…(うだうだなんたらかんたら)。もっとゆいちゃんのこと知りたいなと思って。おれのわがままみたいで申し訳ないと思うんだけど明日はふたりで行きたいな。」

 

政治家の演説みてても同じこと思うんだけど、

こういうときは結論から言ってほしい!

"うだうだなんたらかんたら"って編集してしまった。(笑)

 

 

おたべは直接法でグイグイ誘ってるが、はっきりいって、

直接法がワークするのは、Attractionフェーズで女の子からの食いつきがある、

すなわちある程度の脈ありサインが読み取れたときのみである。

 

恋愛シーンで必要な観察力とはなにか~脈ありサインの読み取り方と応え方~|オンク|note

 

 

キャラにもよるが、直接法で誘ったところで

基本的にはデートに応じてくれる可能性は下がるだけで、

スクリーニングという意味合い以外にうれしいことはほとんどない。

よって、

間接法で誘う→OKならLINEですぐに直接法に移行しておくのがベスト

というのが個人的な見解だ。

またこのやり方は、ステルス系の声かけと組み合わせると

非常に効果的なのでぜひ一度お試しを。

 

あとおたべは「申し訳ない」ってワードを発してるけど、

なにひとつ申し訳ないことはしてないので謝る必要なし。

 

 

しかし、ゆいちゃんから意外な反応が返ってくる。

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「じゃあ明日は楽しくふたりでいこうか。コロコロ変わってごめんね。」

 

世間一般の視聴者たちは

「おたべの真摯な気持ちが伝わったんだ。よかった。女心は秋の空。」

と思うかもしれない。

 

普通のプレーヤーであれば、ここで違和感を感じるはずだ。

本来であれば、一貫性の原理(過去の発言や行動との一貫性を保とうとする習性)がはたらき、

昨日と同じように断られるのがセオリーだからだ。

 

この2日間でおたべが急激にイケメンになったり、

なにか誘導や説得のテクニックでふたりの距離が縮まったわけではないということを考えると、

おたべ以外に向けた動機があることを疑うべきだ。

まあおそらくテレビ的なやつである。 

これまで恋愛工学で読み解くテラスハウスシリーズでは、

「テレビだから」という理由は一切使ってこなかったが、

今回の件に関しては、それ以外説明がつかない。

思いついたところで的外れな説明になりそうなので

今回のみは「テレビだから」という理由を使わせてほしい。(笑)

 

そして、この仮説は見事に的中する。

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「こんなにちゃんと言われたことないから。。。ぐすん(泣)」

 

はい、よく見ましょう。涙がでていません。

 

女の子がお涙ちょうだい戦略を駆使してきたときは、

その瞬間に涙が本当にでているかを観察するのもいいが、

その動機を考えてみればわかりやすい。

 

普通に考えて、これまでデートを断り続けた男に好意がある旨をしつこく伝えられて、

本当に涙がでるほどうれしいだろうか。

 

答えはNOだ。ただただ恐ろしいだけ。一歩間違えばストーカーである。

 

落ち着いて普通に考えればわかることであっても、

人は恋愛という分野だけは特別だと思ってしまうのだ。。。

 

 

 そして、デートへ。

 

「無理して来てもらっちゃってのんかなと思って、プレゼント用意したんだけど」

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プレゼント攻撃。中身はストール。

 

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プレゼントを贈るときは、高価だが受け取る女にとって価値がないものを遅れ、というのが恋愛工学でいったところのセオリーである。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

なにもないのにいきなりプレゼントするのもアレだが、そもそもマインドがまずい。。。

このほかにも「楽しい?」と聞いたり「ごめんね」と謎の謝りがあったりと、

やっぱりダメ。いや、ほんと全然ダメ。

 

自分自身の魅力ではなく、モノやお金に頼るお金持ちが

女の子の心をつかめているか考えてみれば答えは簡単だ。

 

というわけで、バイブルともいえる『ザ・ゲーム』のこの一節を胸に刻んでおこう。

自分は女にとって魅力的なんだと信じること。自分自身の現実で生きること。他人が俺をどう思っているか気にするのをやめること。強く、自信にあふれ、神秘性と奥深さをもって、話したり行動したりすること。性的な拒絶に対する自分の恐れを克服すること。

(引用元:ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル

 

⑤さらに負けじとてっちゃんも応戦しデートに誘うも。。。

海外出張から帰ってきた、てっちゃんも応戦する。

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「ゆいちゃん今度デートいかない?」

 

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「今はふたりで出かけれないかも。ごめん」

 

落ち込むてっちゃん。

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そこにゆいちゃんから今の気持ちを伝えられる。

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「女の子がいるようなお店でお酒飲んだりするの噂で聞いて、てっちゃんのこと少し違うかなって」

 

さらに落ち込むてっちゃん。

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ちょっとかわいいなてっちゃん。笑

 

そして、リベンジ。

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「女の子がいるようなお店でお酒飲んだりして確かに調子にのってた。ゆいちゃんをがっかりさせないようにするから、もう一度デートしたい」

 

「ここでうんていうのよくないと思うからちゃんと考えるね」

 

てっちゃんチーン。。。

 

 

⑥おたべの攻撃!?ゆいちゃんのグラビア写真をゲット

てっちゃんのいるリビングでゆいちゃんのグラビア雑誌を開きながらおたべの攻撃。

※ゆいちゃんはOLだがグラビアアイドルとしても活動している

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「ゆいちゃんこのグラビアすごいね。」

 

「いる?」

 

「えっ、もらっていいの?もらうもらう」

 

ちょ、おま、部屋に持って帰ってそのまま絶対オナ。。。( ゚д゚)ポカーン 

 

グラビア雑誌で自信をつけた、おたべはさらに攻め込む。

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「全然ご飯いけてないね。今度いこっか。」

 

「そうだね。」

 

しかし、おたべが部屋に戻るとてっちゃんも反撃。

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「この前考えるって言ってたデートの誘い考えてくれた?」

 

「考えたけどやっぱデートいきたい。どこいこうかな。」

  

これも先ほどのおたべの件と同様、非常に違和感なのだが、

テレビなのでもちろんてっちゃんは気付かない。 

 

 

⑦結局てっちゃんに軍配があがりドライブデートへ

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まず海へ。

 

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春や秋ならまだしも冬の海はちょっと寒すぎる。

それと、ちょっと歩きづらそう。

この日のゆいちゃんの服装をみると、バリバリにおしゃれしてキメてきてるので街デートにするなどTPOにあわせた場所を選ぼう。

どうしてもドライブデートで海に寄りたい場合は、ヒールだと歩きにくいので女の子の分のクロックスを持参しておこう。

 

そして、てっちゃんの以前のバイト先へ。

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ゆいちゃんを元バイトの同僚たちに紹介するてっちゃん。

 

はっきり言おう。

奥さんでもない限り美女をリアルな世界のコミュニティに紹介するのはよくない。

美女と仲良くしているだけで世間からは嫉妬の感情を買うからだ。

足をひっぱり、引きづり降ろそうという日本文化ではこういうのはアピールしない方が無難だ。(ただし、ちょいブス以下なら可)

 

なかには美女と仲良くしてるのを妬み、共通の知人や女の子本人にあらぬ噂や決して言ってはならないことを言いふらすセンテンススプリングマンがいる。

僕は実際に何度かこのセンテンススプリングマンに身ぐるみ剥がされるた経験がある。

やはり美女をゲットしても黙っておくのが吉だと思う。

 

で、最後はなぜかつけ麺ディナー。

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ちょ、おま、これポスト・セックス・ピリオト(セックスした後の期間)で使うやつ( ゚д゚)ポカーン

 

その日の夜、女子部屋でてっちゃんのデートが酷評される。

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まとめるとこんな感じ。

・買ったばっかのヒールで海いくとか最低
・海いくなら事前に言ってくれ
・デートで夕飯つけ麺はありえない

  

ほらみてみろやー。

リアルな世界には、何の努力もしない今のままの自分の全てを認め、愛してくれる理想の人がどこかにいる、と夢物語を抱いてる人たちなぜかたくさんいる。

最初からありのままの自分を受け入れてくれると思ってはいけない。

ここで今度は組織心理学者アダム・グラント『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』の一節を胸に刻んでおこう。

弱みは見せても効果があるのは、周囲のひとびとに有能だと認められている場合にかぎることだ。

(引用元:GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

 

要するに、ここで言いたいのは

セックスして相手に認めてもらうまでは自分の価値を認めてもらえるようなデートをデザインしなければいけない、

ということだ。

まあ超簡単にいうと、独りよがりなデートはやめようということですね。はい。

 

 

⑧悲報。おたべ告白してないのにフラれる

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「この間ご飯いこって行ってたけど、まだ行ってないよね。恋愛じゃなくてルームメイトの友達としてご飯いかない?」

 

「いろいろ思うことはあったけど、ゆいちゃんが考えたて決めたんならそれを尊重したい。おれはゆいちゃんのこと好きだったよ」

 

はい、告られてもないのにフラれるパターン。 

そして、フラれた小田部からてっちゃんへエール。

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 「おれのことは友達としかみれないんだって。自分の気持ちをはっきりさせたかったからてっちゃんとはデートいくことにしたんだって。よかったな、てっちゃん。がんばれよ。」

 

小田部くんいい人ですね。

こうやって友達の成功を心から応援できる友達ってなかなかいない。

みんな美人を必死に取り合い、平気で友だちや同僚を蹴落としますからね。

自分の利害にかかわらず、まわりの人の成功を喜べる友だちは大事にしたいものです。

 

 

⑨いざ勝負のクリスマスデートで横浜へ

はい、やっとです。もうすぐ終わります。

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ここでてっちゃんに奇跡のファインプレーをみせる。

 

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「寒くない?マフラー貸すよ」

 

でた!『ラブ理論』でいうところのうわっつらカインドネス。

 

このへんの女の子がキュンとくるポイントは

恋愛サロンの恋愛に関する質問/相談をするスレでもまとめられてました。

モテる人ってこのへんのエスコートが自然にできてうまいんですよね。

 そしてこれは特に普段エスコートされ慣れてないちょいブスには絶大な効果を発揮します。

 

で、横浜のモノリスというフレンチへ。

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そして、ここでもやっぱり花束とプレゼント攻撃。

 

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今回はバーバリーの手袋。

 

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世の中にはプレゼント戦略やる男が多すぎる。

女の子にモノを買い与えていいのは、それがセックスの言い訳となるときだけと心得よう。

 

まともにやるとなにかモノをあげることによって、自分自身の魅力では勝負できない男だと認知されちゃうんだよなあ。

 

というわけで、レストランをでてからハンドテスト。

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なんなくクリア!

めちゃくちゃ細かいけど、もう少し近づいた方がいいと思う。

 

そして、案の定このまま告白。

キスせずして告白するって、いたずらに成功(性交)率を下げちゃうんだよなあ。

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これまた手厳しくて細かいけど、極力姿勢を正して背筋伸ばした方がいい。

自分もよくやっちゃうんだけど、前かがみや猫背というのは、相手に自信がない印象を与えることがわかっているし、自信がない行動をとることによって自分のマインドにも影響を及ぼしてしまう。

ある研究では、どのような体勢をとるかによってテストステロンの分泌量が変化することがわかっている。 

 

てっちゃんもここは姿勢を正したり、自信ある行動や振る舞いを先にすることによって、自信あるマインドをつくりださなくてはいけない。

 

あと写真からはわからないけど、これコスモワールドみなとみらい駅側にある階段のようなとこ?に座ってるのでベンチあるとこの方がいい。

個人的には、ハンカチひいても地べたには座りたくないですね。

このへんだと、インターコンチネンタル横浜の裏に臨港パークという公園があるのでそこに行った方がいい。

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「今日はゆいちゃんに伝えたいことがあって。ゆいちゃんのことが…好きです。付き合ってほしい。」

 

「一緒に過ごしててさ、21歳の男性ていうより男子て思ってて。まだ恋じゃない。」

 

「わかった。」

 

「こんなにしてもらったのにごめんね。」

 

てっちゃんの頑張りは報われなかった。

頑張ったから報われるのではなく、価値があるから報われるのだ。

つまり、てっちゃんは男としての価値を示せなかったわけですね。。。 

 

 

振り返って今回の学びを整理してみよう

いろいろ書いたけどまとめると、

・自分は女にとって魅力的なんだというマインドをもて

・なにも考えてないプレゼント攻撃は逆効果

・魅力的に思ってもらえるようデートをデザインしよう

と、あんまり大したこと言ってない(笑)

 

てっちゃんは今回クリスマスデート頑張った末にフラれたわけなんだけど、似たような話どっかで聞いたことあるような。。。

 

あ、ケーゴさん(@Kgo_Number10)だ。(笑)

 

blog.livedoor.jp

 

涙ちょちょ切れるエピソード。

『事実は小説よりも奇なり』ていうように、個人的には中途半端な作り物の恋愛話より、こっちの方が現実味があって好きですね。

 

 

おしまい

 

参考

 

 

  

  

 

恋愛工学で解説するテラスハウス(てっちゃんの事例①vsAKBきたりえ)〜後ろめたいマインドの本質はてっちゃんもヤリチンも同じ〜

人気シリーズ第3弾。

www.onclog.com

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今回はミスターテラハてっちゃんの事例。

実はてっちゃんはテラスハウスで何度も恋愛してフラれてて、これだけで5回分くらい書けてしまう(笑)。

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「菅谷てつです。19才消防士志望です。」

 

また消防士志望きた。テラスハウスではだいたい消防士志望=ニートという暗黙の了解がある。

で、てっちゃんの事例①の相手は、なんとあの今をときめくAKB48のきたりえ。

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「北原理恵です。21才です。よろしくお願いします。」

 

てっちゃんは入居してからきたりえが気になっちゃってしょうがいない。 

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「このなかの誰かがりえさんのこと好きになったらどうするの?AKBなのにこの3人の中の誰かと恋愛しちゃったらどうなるの?」

 

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 「どうなんだろ。AKB48的には恋愛ダメだから、もしそうなったらAKBやめることになると思う。でも中途半端な気持ちでテラスハウスに入居するのもよくないから、ちゃんと本気で恋愛しようて気持ちではいるかな」

 

てっちゃん、これいきなりやっちゃってる( ゚д゚)ポカーン

アイドルやモデル、美人は普段からチヤホヤされてるので、あくまでも普通の女の子かちょいブスくらいのマインドで扱うというのが恋愛工学のセオリーだ。

まあてっちゃんは良くも悪くも普通の男の子ということですね、はい。

 

そして、がんばってデートに誘う。 

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 「新幹線に乗りたいよ!!りえさん新幹線ベテランでしょ?」

 

「えっ、てっちゃん新幹線乗ったことないの?」

 

なんだこの母性本能をくすぐられるかと思いきやまったくくすぐられない新幹線ルーティーン。斬新しすぎる( ゚д゚)ポカーン

 

あれ、付き合ってもないのに遠出するってどっかで聞いたことあるような。。。 

ケーゴさん(@Kgo_Number10)だ!!

 

新幹線ということはもちろん遠出することになる。

付き合ってすらない未セクの女の子と遠出すると、どんなことになるかは以下の記事を参照いただきたい。 

blog.livedoor.jp

 

こうして、不器用ながらも日々きたりえにアプローチしていたてっちゃんに、ある日思いもよらぬシュートチャンスが訪れる。

 

2人で夕飯の準備をしていたら...

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「今日はなんとオリオン座流星群の日です。だから屋上に観にいこうよ」

 

強力すぎるほどの脈ありサイン(゚∀゚)キタコレ

きたりえは星が観たいのではない、"てっちゃんと"観たいのだ。

 

女の子から誘われたときは、アムウェイでない限りは強力な脈ありサインだ。

パスタが食べたいのではなくて、おれと食べたい。

映画が観たいのではなくて、おれと観たい。

そう解釈するようにしよう。

恋愛シーンで必要な観察力とはなにか~脈ありサインの読み取り方と応え方~|オンク|note

脈ありサイン・ダイアグラム2.0|オンク|note

 

そして。。。 

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キスチャンス!!

しかし、ここはいったん横パス。

ゴール前に切り込む。というかきたりえに切り込ましてもらう。

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※わかりづらいけど、ベッド型のソファーみたいな感じのやつで横になってます。

 

や、そこでセクトラしろよ( ゚д゚)ポカーン

テレビとか編集でなんとかなんだろ!!

しみけんさんなら絶対やってるぞ!(笑)

 

そんなこんなでてっちゃんは、サッカーでいうとゴールキーパーと1対1の状況にも関わらず、バックパスをしてしまったわけだ。

とにかく挿入(避妊してもOK)+射精(口でも手でもOK)の組み合わせが、 女を男にハマらせる強力なトリガーになっているようです。そして、そのようなチャンスをもらって、両方できない場合は、男は性的不能で、無能という烙印を ほぼ自動的に押されてしまうのです。(引用元:週刊金融日記 第35号

はい、もう先が読めました。

 

それでも、てっちゃんはアプローチを続ける。 

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「おれ横浜行ったことないからさ。今度の日曜一緒にいかない?」

 

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「全然いいよ。なにしにいくの?」

 

「観光。中華街もいきたいし赤レンガなんとかも行きたいな」

 

やはり世間一般の男性の誘い方は、基本的に間接法です。

せっかく「なにしにいくの?」って聞いてくれたのに、観光ってこれ0点の回答。

 そして、間接法で誘った場合は、なるべく早く直説法に移行すべきというのは、タップくんの回でも紹介した。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 こういうときは、

「せっかく二人で行くんだからドキドキするようなことしたいな」とか

「観覧車乗ろうよ。で、もちろん観覧車の頂上にさしかかったところで…」とか

きちんと異性として意識してもらえるような返しをして、直説法に移行しよう。

 

そんなこんなでデートを楽しみにしていたところ、ルームメイトでサーファーのまーくんが、きたりえのインタビュー記事をみつける。

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テラスハウスできたりえは)はたして誰かを好きになることはあるのだろうか。その問いの答えはこうだ。AKB48よりその人のことを大事だと思わなければやはりAKB48は捨てられない。

まー「てことは、AKB48よりてっちゃんのこと大事ってならないと付き合わないじゃん」

 

てつ「だろうね…」

 

そして、さらにはルームメイトの聖南さんに詰められる。 

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「てっちゃん、なんでりえちゃんとデートいくの?りえちゃんのこと好きなの?逆にりえちゃんからアタックされたらどうすんの?」

 

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「好きじゃないよ。AKBのファンだっているんだから、そんな簡単に好きなんて言えない。ファンから奪うことになるかもしれないしさ。めちゃくちゃ腹決めないと好きとか言えないよ。」

 

シュートする気すらなくなったてっちゃん。200%言い訳。

気持ちはわからんでもないけど、この後ろめたいマインドはひどい。。。

 

そんなこんなで水族館でデートしたり、海で手をつなごうとしたりするわけだが、最終的にはやはりこうなる。

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 「てっちゃんと恋愛に発展することはないと思う。」

「水族館もあたしのが前歩いてたし。もっと夢がある人がいいな。」

 

はい。みなさんの期待を裏切らないのがテラスハウスのいいところ(゚∀゚)キタコレ 

 

 

てっちゃんの後ろめたいマインドの本質はヤリチンと同じ

今回てっちゃんがフラれた原因は、必ずしもマインドだけの問題とはいえないが、他にもたくさんフラれるので、アプローチがイマイチな話は別の回にまわすとしよう。

今回はてっちゃんが持つべきだったマインドセットについて考えてみたい。

 

てっちゃんは、自分がきたりえを好きになることによって、AKBの活動に支障をきたしてしまうと考えていたわけだ。

これは、自分が大切な人を愛することによって、その人の大切なものを奪ってしまう、と言い換えることもできる。

 

もうお気付きの方もいるだろう。

これはてっちゃんの今回のケースに限った話ではない。

  • 恋愛の先には結婚がある
  • 結婚につながらない恋愛は無駄
  • 結婚こそまさに幸せ

と堅く信じる女の子を愛し続けていいのか(繋ぎとめておいていいのか)という、ヤリチンの後ろめたいマインドとまったく同じ構造なのだ。

 

つまり、てっちゃんは、きたりえを愛する(セクする)代償として、きたりえからAKBを奪う。

ヤリチンは、既セクを愛する(セクする)代償として、既セクから婚期や生殖可能な期間を奪う。

一見違うようにみえるが、本質は同じだ。

  

  

てっちゃんやヤリチンはどんなマインドを持つべきなのか

しかし、よく考えてみよう。

AKBとして働くことも、結婚することも人生の目的ではなく手段である。

人は幸せになるために、仕事や結婚という手段を選択する。

そして、人生における幸せとは、個人によって、立場によって、環境によって、時期によって変わり続ける。

 

この大切な人を愛することに後ろめたさを感じるということは、

AKBや結婚以外の手段で相手になにかしらの幸せを与える自信がないということに他ならない。

 

そして、この自信のなさの根底にあるのは自分がなにかを得たら、その分相手はなにかを失うというゼロサムゲームの考え方だ。

 

ピーター・ティールのゼロ・トゥ・ワンでいうと、"イデオロギーとしての競争"

アダム・グラントのGIVE&TAKEでいうと、"TAKER(与えるよりも多くを得ようとする人)"

アルフレッド・アドラーのアドラー心理学でいうと、"競争と縦関係"

の考え方に近い。

 

つまり、てっちゃんは、きたりえを愛する(セクする)代償として、きたりえからAKBを奪う。

ヤリチンは、既セクを愛する(セクする)代償として、既セクから婚期や生殖可能な期間を奪う。 

はたして、本当にそうなのだろうか。

 

藤沢氏はとても大切なことを言っている。

セックスは女が男に与えるものでも、男が女から奪うものでもなく、男と女で分かち合うものなのだ。そして、恋愛はふたりでプレイしてふたりとも勝つゲームなんだよ。(引用元:週刊金融日記 第94号

要するになにがいいたいかというと、幸せ全体のパイは増えているということだ。 

 

ピーター・ティールのゼロ・トゥ・ワンでいえば、"隠れた真実"をみつけなければならないし、

アダム・グラントのGIVE&TAKEでいえば、"GIVER(得るよりも多くを与えようとする人)"でなければならないし、

アルフレッド・アドラーのアドラー心理学でいえば、"他者貢献"でなければならない。

  

 

銀座の交差点で声をかけたOLや恵比寿のレストランで隣のテーブルにいた人妻は、

自分と結ばれた後、代わりになにかを差し出せと言っただろうか。

 

答えはNOだ。

 

「銀座のあの交差点で声かけてくれてなかったらこんな楽しい週末には絶対なってないと思う。ほんとありがとね(^^)」

 

「結婚してもう3年になるけどこんな幸せなの久しぶり。なんかたくさん愚痴聞いてくれてありがとね。元気でた(^^)」

 

どの子もとても感謝してくれていた。

自分もこの子たちも一緒にいることで幸せ全体のパイが増えたのだ。

 

 

はっきりいって、先のことなんてわからない。

つい5年前まではこんなにiPhoneが普及することなんて誰にもわからなかったし、自分だってつい2年前までは恋愛工学に出会って、自分がこれほどまでに変わって、こんなに素敵な人たちと出会えるなんて思ってもいなかった。

 

いまや永遠の愛を誓ったにもかかわらず、3組に1組の夫婦が離婚するといわれている。

変わることのない永遠の愛なんて、はっきりいってこの世にはない。

愛とはそのときどきで変わり続けるものだ。

 

 「変わることのない永遠の愛」という社会の嘘をつくよりも、今目の前にいる女性を真摯に愛することによって、素敵な思い出が出来たり、愚痴が発散できて、互いに少しでもハッピーな人生がおくれるのなら、それはそれで素晴らしい事なのではないだろうか。

 

つまり、てっちゃんは、例えそれが周りの人たちが認める真実であろうとなかろうと、

「仮にきたりえがAKBをやめたとしても、おれといることで今よりもっともっと楽しくてハッピーになる」

というマインドをもつべきだったのだ。

 

 

それでも、世間の結婚至上主義の女の子たちはこう指摘するだろう。 

「AKBも婚期も相手の大切なもん奪ってんだろ!!なに問題すり替えて詭弁たれてんだ(`ヘ´) クソガー」

なので、最後にアドラー心理学の一節を引用しつつ、あえて結婚至上主義の女の子に向けたメッセージを記しておきたい。

人は『この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える』と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうことです。(引用元:嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

すなわち、愛とは互いに自由でいられることだ。

世間でヤリチンと言われてる彼は、あなたを束縛することも、強制することもない。

AKBでがんばりたければがんばればいいし、結婚したければすればいい。

 

選ぶ勇気をもって、自ら選択をするのが自分の人生を生きるということではないだろうか。

 

たとえあなたが彼から離れるという選択をしたとしても、彼は心からあなたの幸せを願い、きっと応援してくれるに違いないのだから。

 

 

おしまい

 

参考

ショーンKルーティーンを実践してみた~暗示の技術を使って映画好き女子を口説ききる方法~

みなさんもショーンKの経歴詐称事件を知っているだろう。

 

netgeek.biz

 

個人的にはコンサルタントなんて社内判断の責任転嫁のためのものだと思ってるが、この出来事からなにを学ぶべきかは週刊金融日記におまかせするとしよう。

 

blog.livedoor.jp

 

そんなことより、これに乗じてショーンKルーティーンを考案したところ、意外にもうまくいったので、今回はそれを紹介しておきたい。

 

 

ショーンKルーティーンの考え方。実は単なるDVDルーティーン!?

あ、見出しだけみて戻るボタンを押そうとするのはやめてください(笑)

 

ショーンK事件を知った瞬間、映画キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンと全く同じだと思った。

僕はこの映画が昔から大好きだ(映画の概要はルーティーンのなかで説明します)  。

要はこれをDVDルーティーンに応用するんだけど、暗示の技術をわりときれいに混ぜ込めたので、詳細を説明していきたい。

 

もちろんこれはComfort-Buildingフェーズである程度信頼関係が築けてることが前提なので、Twitterランドによくある、使ってみたらだめだったといういちゃもんは一切受け付けない。

 

 

1.時事ネタショーンKで自然に導入する

「ショーンKの経歴詐称事件知ってる?あれ映画のキャッチミーイフユーキャンとまったく同じだよね」


「知ってるよ。でもなんであんなことしちゃったんだろねー。あ、その映画なんとなく聞いたことはあるよ?ディカプリオが詐欺師のやつでしょ?」

 

こういうクロージングのルーティーンはいかに自然に導入するかが大事だ。

もちろん家やホテルに連れ込むための言い訳を用意してあげることには変わりないんだけど、無理やりつくりました感をでないよう世間話な感じで導入しよう(もちろん知らない女の子にはわかりやすく説明してあげよう)  。

 

 

2.ショーンKとディカプリオの本質は同じで伏線をはる

「そうそう。主人公のディカプリオが詐欺師になるんだけど、もともとはパパとママを幸せにしたくてウソをつき始めるんだよ。まわりを幸せにしたいって気持ちが根底にあるわけ。ショーンKもある意味同じでしょ?テレビやマスコミなんかに取り上げられ始めて、詐称はしてたけどまわりのみんなの期待に応えようとしてんたんだから。だけど、やり方が世間の常識や法律に反するからいろんなつらい目にあったりする。切ないことがたくさん起こるんだよね」

 

ここでこの後のために、ディカプリオやショーンKがとった行動は、まわりの人を幸せにしたいと思ったがゆえの行動である、という伏線をはろう。

 

 

3.暗示をいれる その1

「法律違反かの問題はあるけど世の中でも似たような話ってあるじゃん。本当はこの方がお客さんや友達のためになるてわかってても、常識と違うから批判されることとか。みんなよりもよっぽど相手のこと考えてんのに。そう思うと、なんか感慨深くてこの映画大好きなんだ(^^)」

 

この映画に対する自分なりの解釈を説明しよう。

 

そして、これには、最初のデートでベッドインするのは世間の常識とは少し違うから批判されちゃうかもね。

でも世間のみんなよりはよっぽどあなたを大切に考えてるよ、という暗示が入っている。

 

「えっ、関係ないじゃん」と思うかもしれないが、暗示とは無意識下に働きかけるものなのでこれで良いのだ。

「〇〇ちゃんも似たようなことあるでしょ?と女の子の仕事や立場に合わせた経験を具体的に話させてもOKだ。 

 

ここで暗示を使ううえでひとつめちゃくちゃ大事なことがある。

暗示させたい内容を繰り返す、ということだ。

「世間の常識と違うけど~」という部分を繰り返しているのがわかるだろう。

同じ言葉と使うと不自然になってしまうこともあるので、言い換えて繰り返すようにしよう。

 

あとこれはおまけだが、自分がどれだけこの映画が大好きか、というのが伝わるよう楽しそうに話そう。

 

 

4.暗示をいれる その2

「なにそれ気になる。すごく観たくなっちゃんたんだけど(笑)」

 

「こういう映画って何回観てもそのときどきの感情や解釈でみえてくるものが違うからおもしろいよね。Netflixにあったから早く帰ってもう一度観たくて(笑)」

 

ここでは、暗示その2で暗示その1を念押しする。

つまり、次観たときには感情や解釈が変わるので、暗示その1のメッセージは当然あなたに向けられますよ、という意味合いが込められている。

 

 

5.言い訳を用意してあげる

「えっ、なにずるい(笑)あたしも観たい!!」

 

「でも最初のデートなのに家とかいいのかな(笑)うちそこだし時間全然間に合うからまあいっか。観にいこっか」

 

ここで大事なのは、最後に相手の口からその映画観たいという発言を引き出すことだ。

結局、これは影響力の武器でいうところの、コミットメントと一貫性の原理を応用している。

 

ひとたび決定を下したり、ある立場を取る(コミットする)と、自分の内からも外からも、そのコミット麺とと一貫した行動をとるように圧力がかかります。

(引用元:影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

常識と違う~の下りを肯定したり、

一度自ら映画観たいといったりしてるために、

それらと一貫した行動をとりやすくなるわけですね。

 

あとは家で伏線を回収すればいっちょあがり( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \

 

 

 

映画好きならショーンKでなくても応用できる

これって要は

映画をどう解釈するか+解釈に暗示を埋め込む

なので、映画好きの人は示唆の深い映画(ジブリとか有名どころの洋画)でも

この考え方は応用できそう。

というか、常識を疑って世の中の真理に迫ることのメタファ、ともとらえられる映画ならなんでも応用できますね。

結局のところ、どうやってあるポジションをとらせて一貫性を働かせるか、なんですよね。これがグダグダしないことに効いてくる。

グダを発生させず美女を家に連れ込む方法|オンク|note 

 

というわけで、皆さんも大好きな子と楽しく映画を観ましょう(笑)

ぜひ試してみてください(^o^)/

 

 

おしまい

 

 

参考文献

 ナンパ師の間でセックスに断られないようにデートの会話を組み立てていくことを"詰め将棋"といったりします。この詰め将棋は一種の暗示であり、その具体例が一部紹介されています。

 

 

なぜ上で紹介した暗示ができるかというと、「一貫性の原理」といって、人には今までにとった言動を一貫したものにしようとする習性があるからです。それを説明している原著が影響力の武器です。心理学の決定版のような本。

 

初めての合流で気づいたナンパスタイルの違い~ステナン派の手口とは~

つい先日、ある恋愛工学生と初めての"合流"だった。

(普段はソロがほとんどでたまにリア友とコンビする程度)

 

"合流"とは、見知らぬ人と会って一緒にナンパすることをいう。

おそらくナンパ業界の用語だ。

 

思い返すと、2年前はナンパとはまったくの無縁だった。

むしろ金曜日の銀座や渋谷でナンパしている人をみて「迷惑極まりねえよな。無理やり女の子の腕つかんだりしてほんと最低。死ねばいいのに」と思っていたほどだ。

※若干の妬みも含まれている

 

では、なぜそこまで毛嫌いしていたナンパを始めたかというと、単純に素敵な女性と出会いたかったからだ。

もちろん出会いアプリや街コンなどの出会いエンジンも試したが、やはりナンパの方が自由度が高く、出会い自体に投じるコストは時間のみでお金はほぼゼロのため、圧倒的にコスパいい。

また自ら相手を選べるアクティブ系出会いエンジンとしては最高峰といえるだろう。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

 

そんなこんなで、ひっそりとナンパをしてたわけだが、はじめての合流で新たな気づきがあったので、今回はその違いや自分のナンパスタイルをきちんと言語化してみたい

 

 

ナンパスタイルの違いはチャラナン派とステナン派

わかる方はわかると思うが、ひとことでいうとほんとにこれ。 

チャラナン派の方には、とにかくおもしろいトークとノリがある。

 

声掛けひとことめにして 

「これくらいのペンギンいませんでした?」 

なんて、普通の発想ではまずでてこない。(笑)

しかもこれに対してどう返されても、おもしろくできるトークスクリプトを持ち合わせてるんだとか。

 

これらを使って、歩いてる女性との会話をオープンし、おもしろトークスクリプトで和み、連れ出しているのだ。

仮にファーストコンタクトでの反応がイマイチであっても、並行トークでこれらをうまく使い、いつの間にか女性を笑顔にさせる。

 

自分には、イマイチな反応でも折れない心の強さや、平行トーク(声掛けした女性と歩きながら話すこと)でおもしろい話をして和むスキルもノリもない。

 

ではどうしているかというと、ナンパ感がでないように声掛け、普通の世間話をしている。

完全にステナン派のアプローチなのだ。 

おそらくこれがPuAND氏(@shoichirosm)が提唱するステナン(ステルスナンパ)なのだとこの合流で身を以て感じた。

note.mu

  

以降は、自分がどんなふうにアプローチしていたかを具体的に整理していきたい。

 

 

ナンパ感を消してオープンする

心理学でいうフレーミングという技術を知っているだろうか。

フレーミング・・・・・自分に都合のいいように、巧妙に相手の思考の枠組みを操作するテクニック

(引用元:「心理戦」で絶対に負けない本 実戦編(文庫)) 

つまり、ナンパ感を消してオープンするのである。 

歩いてる女の子に普通に声掛けするとナンパと認知され、著しくオープンや連れ出しの確率が低下するため、状況に応じて、世間話風に声掛けする。

 

例えば、

 

  • 並んでる子に「えっ、ここっていつもこんなに並んでるんですか?そんなにおいしいいんですか?」
  • 自分より後ろに並んだ子に「なんかめちゃくちゃ混んでてまだまだ入れないみたいですよ」
  • お店からでてきた子に「えっ、ここのうえにあるお店行こうとしてんですけど混んでました?」
  • 隣の席で飲んでる子に「それおいしそうですね。なんていう料理ですか?」
  • ジムで自分の横のストレッチしてる子に「やっぱ土日はめちゃ混みますね。いつも土日にきてるんですか?」

 

など。

 

これによって、ナンパ感を消し、ただ世間話をしているという感覚にさせることができる(というかむしろただの世間話でいい)。

さらにこれが恋愛に発展すると、ナンパではなく単なる素敵な出会いとなる。

ステナンとはもはやナンパではなく、ひとつの素敵な出会いなのかもしれない。

 

よって、この考え方では、トーク力というよりもむしろ素敵な出会いというシチュエーションをデザインするスキルがガキとなる。(またこのシーンはこう声掛けすると、連想記憶をたくさんもっておくのも良い方法だと思う)

 

 

おもしろトークは不要。世間話で共通点をみつける 

昔はナンパするにはめちゃくちゃおもしろいトークが必要だと思っていたが、実は意外とそうでもない。

普通に世間話をして、ひたすら共通点をみつけにいけばいいのだ。

これができれば、別におもしろトークをほり込まなくても好感をもってもらうことができる。

 

実はこれは類似性の法則というものに基づいている。

私たちは自分に似ている人を好みます。この事実は、意見や性格特性、経歴、ライフスタイルなど、どのような領域においてもあてはまるようです。

(引用元:影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか 単行本

つまり、共通点をみつけることによって似ているという印象を抱かせれば、好感をもってもらえるわけだ。

 

 

例えば、こんな感じ。

 

「なんかめちゃくちゃ混んでてまだまだ入れないみたいですよ」

 

「えっ、そうなんですか!!」

 

「どっか他に良い店ないかな。えっ、このあたりにはよく飲みにこられるんですか?」

 

「仕事帰りにまあちょくちょく…」

 

「仕事帰りにこられるんですね。ぼくも頻度はそんな多くないけど、ちょくちょくきてますよ(^^) あ、終電まであと少し飲むんだったら立ち飲みバーみたいなとこもうひとつ知ってますよ。でちなみにそこって…」

 

例では、このあたりでよく飲んでいるという共通点をみつけた。

こんな感じで適当に話題を振りながら、共通点をひたすらみつけていけばよい。

そんなこといわれても共通点なんかなかなかないよ、という人もいるが、はっきりいって、こんなものこじつけでよい。

 

例えば、上の例で、

「や、このあたり全然こないんですよ」

と言われても、 

「えっ、普段はどのへんで飲んだりされてるんですか?」

 

「家が北千住の方なのでそのあたりで」

 

「あ、北千住では飲んだことないけど、昔電車寝ちゃって一度だけいったことありますよ(笑)」

 

と無理やり北千住で共通点をこじつければよい。

 

別に寝ちゃって行ったことがなくても、

「ぼくも前郊外に住んでたんですけど、都心よりも空いてていいですよね。」

とやや一般化して、郊外住まいあるあるで共通点をこじつければよい。

 

本当の共通点かどうかよりも共通点を強調することが大切なのである。

 

ちなみにこのあたりの話題を振れば、誰にでも共通する話題なので共通点はみつけやすい。 

世間話と一緒に、バックトラックや相手に役に立ちそうな情報を提示したりできるとより効果的ですね。

 

 

結局は自分にあったやり方でいい

それぞれナンパスタイルに良い悪いがあるわけではないが、ただひとついえるのは、自分にあったやり方をすればいいということだ。

人には生まれつきの遺伝子で内向型や外向型などの特性が決まっているようにもちろん向き不向きがある。

 

ダメなパターンの典型は、Twitter界でよくみる「○○ルーティーンやってみたけど全然だめじゃん」というものである。 

 

〇〇ルーティーンはその背後にある考え方や原理・原則に基づいた行動のごく一部分にすぎない。

なので、ちゃんと考え方を理解したうえで、取捨選択したり、応用して自分にフィットさせたりすればよいだと思う。

 

まあ結局は自分にあったやり方をした方が苦労せずに続けられて、楽しく結果がだせそう。

そう感じた初めての合流だった。

 

 

 

おしまい

 

 

参考文献 

note.mu

会話の掘り下げ方や編集の視点、デートに誘うまで流れなどについて、もう少し詳しく書いてます。

読書を習慣化し、記憶に定着させる簡単な方法

※既セクとは既にセックス済みの女性のこと。世間でいう「彼女」の概念に近いので以下彼女という

 

以前こんなツイートをしたところ、一部の方からブログでも紹介してほしいとの厚いご要望をいただいたので、簡単にまとめておこうと思う。 

 

 

そもそも何のための読書か

いつもどおり目的から考えてみよう。

そもそも何のために読書をするのだろうか。

 

僕は学生時代、ママに「もっと読書しなさい」とよく言われていた。

人というのは指図されると反発したくなる生き物なので、僕は1冊も本を読むことなく、逆にますますサッカーにのめりこんでいった(まったくカーネギーの人を動かすを読んでから言ってほしいものだ。)

 

なので、なぜ本を読んだ方がいいのかについては、オンクママから説明してもらったことは一度もないし、もちろん学校の先生に教えてもらったこともない。 

しかし、今では毎日のように本を読んでいる。

 

なぜか。

 

本を読むことによって必要な知識を獲得し、その知識で、現実世界の問題を解決するためである。

 

世の中にはネットのゴミ記事や上司のクソバイスなど何の役にも立たない情報が溢れているが、良い本には先人の知恵がこれでもかというほど詰まっている。

 

そして、この先人の知恵を今の現実世界で実践してみて、はじめて読書によるリターンを得ることができるのだ。

 

もちろんみんな頭ではそう理解して読書を始めるが、いつの間にか獲得した知識を忘れてしまったり、覚えてはいても実践できなかったりしてはいないだろうか。

ある研究によると、本で得た知識は74時間以内にないかしらの行動の移さないと消えてなくなるのだという。

 

そこで今回ぜひおすすめしたいのが彼女に読んだ本の内容を説明するという方法である。 

 

 

なぜ彼女に本の内容を説明するようになったか

とある夕飯時の会話。

 

「今日は昼間何してたの~?」

 

「本読んでたんだけど、めちゃくちゃいい本みつたんだ。この本絶対読んだ方がいいよ。」 

 

「えっ、みせてみせて~(本を手にとる)」

 

(読み始めて3分後…)

 

「飽きた〜。内容だけ教えて~」

 

だいたいの女の子はこうなる。

人ががんばって獲得したもの(本に書いてある知識)をいきなりよこせというのだから、言ってることはジャイアンとさほど変わらない。

 

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「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのも…な」

 

しかし、ビジネスで成功するにはギバーでなければならない。(参考:GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

コミュティにいか貢献するかというマインドをもつことこそハッピーな人生への近道だ。

まさに 急がば回れである。

 

 

なぜ彼女に説明するとよいのか

そんなこんなで彼女に本の内容を説明し始めたのだが、実際にやってみると、これが自分にとっても彼女にとってもめちゃくちゃ良い効果があったので、どんなうれしいことがあるのかを記しておきたい。 

 

 

メリット1:記憶が定着する

本で獲得した知識を現実世界で実践するには、最低限内容を理解し記憶しておく必要がある。しかし、大半の人は本を読んだり、講義を聴いたりしてもいつの間にかその内容のほとんどを忘れしまう。

これは理解するためのインプット系のタスクのみを行い、記憶するためのアウトプット系のタスクをしていないからだ。

講義型の大学の授業や新人研修のセミナーを思い出してもらえると明らかだろう。

理解した知識を記憶に定着させるには、インプットした知識を自分の言葉に変換し、アウトプットするタスクを課さなくてはならない。

 

彼女に本の内容を説明するとは、まさにこのアウトプットするタスクにあたる。

また、彼女は友達や会社の同僚のように否定してくることも少ないため、

ポジティブな感情が生まれ、学習効果が高まるというわけだ。

 

ポジティブな状態の脳はネガティブな状態の脳より31%生産性が高くなります。販売で37%成績が上がります。ネガティブやニュートラルでなくポジティブなときに医者は19%早く正確に診断するようになります。これは法則を反転させられることを示しています。現状に対してポジティブになることさえできれば脳はより熱心に速く知的に働きその結果としてより成功するようになるのです。 

引用元:TED Talk Subtitles and Transcript "ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」"

 

 

メリット2:わかりやすく伝えるプレゼンスキルがつく

ビジネスシーンのコミュニケーションではわかりやすく伝えることが大前提だ。

それが、たとえどんなに複雑なサービスや技術であっても、前提知識のないお客さんに理解してもらわなければらならない。

 

前提知識がないという点に限れば、ビジネスで応対するお客さんと彼女は基本的に同じだ。(同業者彼女はまあ稀なケースだと思う)

 

そして、わかりやすく伝えるためには、本の中に小難しい言葉で表現された膨大な情報から必要な情報を抽出し、平易な言葉に言い換え、内容を省略・補足していく、必要がある。

 

彼女との会話で本を説明するとしても、せいぜい1冊3分〜長くて10分程度なので、本の数か所から最も役に立ちそうな情報だけを抽出して、中2でも理解できるレベルの簡単な言葉に言い換えてあげよう。

 

さらに、説明しつつも相手のリアクションを観察し、会話の内容を省略・補足していこう。

「確かに〜」となっていれば、内容を省略気味にしてどんどん話の内容をより詳細に展開していけばよいし、「???」となっていれば、内容を言い換えや具体例などで補足すればよい。(相手を観察しながら、つまらなそうなら話題を変えたり、興味ありそうならふくらましたりなど会話を編集するという意味では、デートでやってることとまったく同じといえる) 

 

 

メリット3:応用力がアップする

実はこれがメリットとしてはめちゃくちゃでかい。

本の内容を説明したところで、彼女はおそらくこうなる。

 

「理解はできたけど、だからなんなの?」

 

心やさしい彼女であればこんなことは言わないかもしれないが、この問いに答えてあげることができれば、単なる知識ひけらかしにもならないし、知識が本当の意味で役立つものとなる。

 

で、どうすれば良いかというと、彼女が出くわしそうな日常のシーンにそれを応用するのだ。 

例えば、先ほどの「スタンフォードの自分を変える教室 」の場合だと、

 

「パパが一人暮らしに賛成してくれないんなら、意志力が最も弱ってそうな木曜か金曜の夜帰ってきたときにお願いしてみたら?」

 

「肥満は感染するらしくて、肥満の友人がいる場合、いない人に比べて肥満になるリスクが171%増加する(つまり通常の約2,7倍になる!!)から、この前言ってた友達のマツコちゃんと遊ぶのやめるか痩せてもらった方がいいよ(笑)」

 

といった具合である。

 

しかし、もちろん応用しづらい分野もある。

そこで、個人的に気をつけてるのは以下の2点。

 

1つ目は、とにかく無理やりにでもあてはめて、こじつけてみること。

これによって新しいアイデアが生まれる。

そもそもアイデアの良し悪しなんてやってみないとわからないし、実行していくうちに変わるものなので、とりあえず発想してみるようにしよう。

 

2つ目は、この知識本当に使えるかと疑ってみること。

もしどうしでも応用できない場合は、その知識はコスパが悪い知識である可能性が高い。良い本をたくさん読んでコスパの良い知識をたくさん獲得するようにしよう。

 

 

メリット4:習慣化が簡単にできる

なにか目標を決めて新しいことを始めるときに、最もいい方法は習慣化することだ。

彼女であれば必ず定期的に逢うし、資料などの準備も必要ないし、すぐにフィードバックも得られるので、驚くほど簡単に習慣化することができる。

 

特にすぐフィードバックが得られるというのは習慣化にあたってめちゃくちゃ大事で、 Twitterやブログが続けられるのはリプやコメントがあるからだし、ナンパが続けられるのもLINEをゲットできたり、連れ出せたり、即れたり、わかりやすいフィードバックが2、3日以内に得られるからである。

逆に試験勉強などはがんばってもすぐにはフィードバックが得られないため、継続するのが非常に難しいというわけだ。

 

 

メリット5:彼女との関係性もよくなる

ワシントン大学の心理学ゴットマンという人の研究から導き出された、男女関係を維持させる会話の黄金比を知っているだろうか。

ゴッドマンの研究チームは、被疑者の夫婦の会話をもとに、結婚したままでいる夫婦と、離婚する夫婦を90パーセントの精度で予測したのだ。(中略)ゴッドマンの研究結果では、結婚を維持させるカップルは会話の中で否定的なことをひとつ言ったら、肯定的なことを5つほど言うとされている。というわけで、幸福な結婚の黄金比は5対1(肯定的な発言5に対して、否定的な発言が1)で、破たんする結婚の不吉な比率は1対1となりそうだ。(引用元:卒アル写真で将来はわかる

 

つまり、メリット3で述べた「知識の応用力がアップ」は、言い換えると彼女の日常生活をどうすればもっとよくできるか、という肯定的な発言を増やす作業ともいえる。

 

なんともうれしいことに自分の応用力がアップするだけでなく、2人の関係性もよりよくなるのだ。

 

 

なにかデメリットは? 

はっきりいって今のところ特にない。

あえてあげるとすれば、女子会のネタにされることくらいだろう。(笑)

 

 

ただし、実行できない場合がひとつだけある

よし、あとは実行するだけ。

ここまで読んだ方は、もう早く彼女と逢いたくてしょうがなくなっただろう。

 

しかし、最後にこんな質問をぶつけてくる人が必ずいる。

 

「彼女いない場合はどうすればいいの?」

 

はい、いいものがあります。

 

note.mu

 

「みてください!!このnoteぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!(ジャパネットたかた風に)」

 

はい、ステマです。(笑)

 

なによりもまず先にやることは本をたくさん読むことではなく、一刻も彼女をつくることです。

「彼女つくると彼女との時間で本読んだり、勉強する時間減るじゃん」という人がよくいますが甘すぎです。甘ちゃん。

彼女ができる→今までより時間が減る→なんとか工夫せざるを得なくなる。

だから生産性が上がる。

むしろ彼女がいないことによって、密度の低い時間を過ごすことになる。

なので、脈ありサインを学んでさっさと彼女とつくりましょう。

 

はい、というわけで、単なるステマでした(^o^)/笑

 

 

 

おしまい

 

参考文献
note.mu

note.mu

 

note.mu

恋愛工学は本当に効果があるのか〜非モテコミットの記憶と自分に起きた変化〜

「恋愛工学を知る前のオンクくんに出会いたかったな。昔からこんな感じなの?別に複数の子と関係もたずに非モテコミットしても、あたしオンクくんのことずっと大好きなのに」

 

ベッドの中で香織(仮名)が言った。

(香織はとある出来事をきっかけに僕の全てを知ってる。)

 

もちろん昔からこんなではない。

昔はちゃんと世間の一般常識のとおり、健全にひとりの彼女とお付き合いしていた。

あまり過去を振り返るのは好きでないが、香織のこの言葉をきっかけにいつの間にか昔の出来事を思い出していた。

 

 

◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆  

 

暗黒の大学院時代。2年遠距離で付き合ってもこうなる

大学院時代、僕には付き合って2年になる遠距離の彼女がいた。

彼女は怒ると少し怖いが愛嬌があって、ビーチバレーのあの選手に似ているとてもかわいらしい感じの子だった。

 

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もともと地方の大学に通っていた僕はサッカーサークルに所属しており、そこのマネージャとして出会ったのが当時の彼女である。

学年は2つ下。端からみるとリア充だったのかもしれない。

 

そして、僕が東京の大学院に進学するのを機に遠距離恋愛になった。 

遠距離であってもまあそれなりには楽しくやっていた。 

逢うのはお金がないのでだいたい2~3か月に1回程度。

彼女が東京に上京してきて、何泊かして東京観光をしていた。

東京タワーやディズニーランドに行ったりもした。

 

理系の大学院というのは思っていたより多忙だった。

基本的には研究室に缶詰めにもかかわらず、就職活動という非常に重いタスクがのしかかってくる。

徹夜で就職活動の集団面接にのぞみ、面接中に寝てしまったこともあった。

 

 

そんななかでも彼女に逢うのは、毎回すごく楽しみにしていた。

研究の進捗が滞らないようにまとめてプログラムを組んだり、研究成果をあえて小出しにしたり、ティーチングアシスタント(授業の支援係りみたいなもの)のバイトをしたり、彼女と逢う時間とお金を学生なりになんとか捻出していた。

 

お金も時間もこれだけのコストをかけて毎回逢ってるわけだから、もちろん彼女が大学を卒業したら東京に引っ越してくる約束をしていた。

当然結婚を見据えてのことだ。

 

 

 

ある日の夜、いつものように彼女からSkypeがかかってきた。

 

そのとき僕はとある病気で入院していた。

当初は手術をすれば2週間程度で退院できる予定だったが、手術したもののよくならず、入院生活も1か月に差し掛かろうとしていたときだった。

 

 

病室ではでられないので面会スペースまで歩いていき、いつもどおりSkypeをかけ直す。

 

「あのさー」

 

いつもは「体調どう?」から会話が始まるがその日は違った。

 

「よく考えてんけど、うちやっぱ卒業しても東京には行かずに地元に残ることにするわ。親や友達もこっちにたくさんおるし。」

 

最初はなにを言っているかよく理解できなかった。 

そして、数秒してから意味が頭の中に入ってきた。

 

いくらなんでも今言わなくてもいいじゃんと思った。

というかあまりにも唐突だった。

それまでも普通に連絡していたし、つい3日前までは治ったら早く逢いたいねという話もしていた。

 

「えっ、なんでこれまた急に?」

 

「やー、よく考えて決めてんてあたしも」

 

「えっ、よくわかんない。なんで?」

 

テラスハウスの記事でも書いたが、この理由を問い詰めたところでもはやなんの意味もない。

ただ、ゴリゴリの理系大学院生の自分にとっては、なにかしらの理由がなければ納得できなかったのだろう。 

今思えば他に男ができたのは容易に推測できる。

 

Skypeを切り、病室に戻ると苛立ちが抑えきれず、彼女とお揃いでそろえていたセサミストリートのマグカップを床に叩きつけた。

粉々になったマグカップの破片には目もくれず、その日は眠りについた。

結局その後も彼女から納得できる回答は特にないまま、そのまま連絡がとれなくなった。

 

約2年間これほど仲良く時間をかけて付き合ってきたのに別れとは意外とあっけないものだなと感じた。 

遠距離でやっと逢えたときのあのうれしい気持ちやバイバイするときのあの切ない気持ちはなんだったんだろう。

そして、それと同時に恋人とは、こういう大変なときこそお互いを支え合っていくものじゃないのかとも思った。

 

 

あたりまえだが、2年間"付き合った"としても別にこの先もずっと一緒にいれる保証がなにかあるわけではない。

"付き合う"というオフィシャル感あふれる概念によって、なにかしら堅い絆のようなものがあると思い込んでいたのかもしれない。

 

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社会人になりたての新人時代。リソース費やしてもこうなる

オンクの病気も無事完治し、大学院で修士号を取得して大手と呼ばれる企業に就職した。

 

理系で研究や勉強で忙しかったこともあり、その反動からかはわからないが、毎週のように合コンにあけくれた。

会社の同期とよく合コンにいっていたのだが、仲のいい同期はみな理系院卒であるため、結果は散々だった。

 

あたりまえだ。

これまで女性とまともにコミュニケーションしたことがないのだから当然のことだ。

なかには、合コンで女の子にTCP/IPの説明をしだす同期もいたほどだった。

 

 

そんな下手くそな合コンをやっていても、数こなせば意外と彼女はできるものである。

同業他社でシステムエンジニアの彼女ができた。

少しぽっちゃりめだったが、あのアナウンサーのようなかわいらしい子だった。

 

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あのとき(大学院時代)はお金も時間もなかったが、今ならかなりのリソースをつぎ込める。

あのとき(大学院時代)は学生だったし、リソース(お金も時間)が足りなかったんだ。

今回は絶対うまくいくはず。

 

無知とは怖いものだ。

 

研究であれほど事実と論理にもとづいて考えろと言われながらも、恋愛だけはなぜか特別だと考えてしまってる自分がいた。

 

そして、社会人1年目の全リソースをかけた非モテコミットが始まった。 

早稲田や慶応出身のイケてる同期や先輩からお店の情報を教えてもらい、学生時代には絶対行かなかったようなおしゃれなレストランやバーに行った。

もちろん全ておごりだ。

 

旅行にも行った。

彼女のために鉄板焼きや露天風呂付きの部屋を予約した。

 

彼女の仕事も手伝った。

簡単な在庫振り分けプログラムをVBAでつくった。

彼女はそれを自分の手柄のように報告したところすごくほめられたらしい。

コンプラ的に大丈夫かな?」という疑問が一瞬浮かんだが、彼女が喜んでくれてたことでそんな疑問はどうでもよくなった。

まるで自分のことのようにうれしかった。

  

これを読んでる方はもうおわかりだろう。

そう。非モテコミットによる破滅は恐ろしいほど簡単に訪れる。

 

付き合って3か月ほどたったころ、

ある日を境に彼女からのLINEの返信が返ってこなくなった。

そして、数日後、カフェで会おうといわれた。

 

「前から思ってたんだけど価値観あわないと思うんだよね。別れてほしいな」

 

このときはさすがに予想はついていた。

 

「えっ、でも急になんで?」

 

社会人1年目だけど一般的な会社に比べると給料はそこそこ高いし、前回の学生時代よりもはるかに大きなリソースを費やしてきたはずだ。

なぜだろう。 理系院卒キモヲタの発想は意外とこんなものだ。

 

「や、別に急ではなくて前から違うなーて思ってたの。オンクくんのおもしろいと思って言ってることは、あたしには全然おもしろく感じないんだよね」

 

付き合い始めはあれほど笑ってたのにキモいスイッチが入った途端こうなる。

 

「えっ、なんで?でも前は笑ってたじゃん。それに前に行った旅行もすごく楽しんでくれてたじゃん」

 

「や、気を使ってたの。旅行は楽しかったしご飯もおいしかったけど、それとオンクくんといると楽しいかてのは別の話でしょ?あとそうやってなんでってすぐ聞く癖、理屈ばっかこねてほんとキモいからやめた方がいいよ。」

 

いつの間にか涙が頬をつたっていた。

 

 

 

恋愛工学との出会い。モテるようになる

この出来事があってから会社を2日ほど休んだ。

非モテコミットしているときは、仕事や勉強よりも恋愛が最優先になる。

そして、もう二度とこんな想いはしたくないとも思った。

 

気がつくと、Amazonの買い物カゴは数十冊の恋愛本で、FireFoxのタブは「恋愛 ○○」クエリの検索結果で、それぞれ埋め尽くされていた。

 

そんななか恋愛工学という有料メルマガをみつけた。

たまにWebのコンテンツにお金を払うことに抵抗がある人がいるが、僕は学生時代からずっとWeb系の研究をしていたこともあり、まったくそんなことはなかった。

もし文系学生だったら素通りしてたかもしれない。

 

それに単品購入だと216円と、ナンパ関連の情報商材に比べると全然安いことも手伝って、試しに購入してみることにした。

はじめて買ったバックナンバーがこれだ。

 

 

週刊金融日記 第86号 非モテコミットの科学、円安で日経平均年初来高値、白金の和牛が美味しい焼肉、オープナー・ルーティーン、他|藤沢数希|note

 

なぜかというと、"非モテ"というキーワードが、今の自分になにかしらのヒントを与えてくれそうだったからだ。

 

案の定ぶっ刺さった。刺さりに刺さりまくった。

 

まさに自分の今の状況が進化生物学の観点から説明されていた。

はっきりいってこれは論文だ、そう思った。

経済学や進化生物学、ゲーム理論などの理論を恋愛というドメインに適用した、いってみれば、理論や技術ではなく適用分野が新しいというタイプの論文だ。

 

ちまたにあふれる「~するための5つの方法」というようなN○VERまとめなどの記事とはまったく程遠い。 

そこから主要バックナンバーから順に読み漁り、いつの間にか全てのバックナンバーを購入していた。

 

  

それから恋愛工学をすぐに実践した。

常に複数案件をまわし、毎週のようないろんな女性と結ばれた。

もともとスペックが悪くなかったこともあり、意外と簡単にモテるようになった。

出会っていいなと思った子の7~8割くらいには好きになってもらえることができた。

 

気付くと、彼女ができるたびにフラれて落ち込むといった、昔のような悩みは一切なくなっていた。(事実フラれることもあるが以前のようには落ち込むことはなくなった。)

  

 

恋愛工学に出会ってからなにが変わったのか

もちろん当初の目標どおり、昔のようにフラれてつらい想いをしなくなった。

それにたくさんの女の子を抱けるようにもなった。

ある程度のお金をもつようになるとお金のことを気にしなくなるのと同様で、セックスに困らなくなるとセックスへの執着がなくなる。

 しかし、こんなことははっきり言ってそこまで重要ではない。

 今後の人生でもっと大事な変化があったので、最後にそれをまとめておきたい。

 

1)感情が変わった

感情に支配されることが減り、自分のやりたいことに集中できるようになったし、

どうすればもっとよくできるかという発想で物事をポジティブに捉えられるようにもなった。

これは恋愛でフラれたときだけではなく、クライアントや先輩にブチキレられたときも同様にだ。

おそらく目の前の物事を生理学や心理学のフレームをあてはめて解釈しようすることに注意が向くためだと思う。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

  

2)出来事を解釈するフレームが変わった 

恋愛工学にはスタティスティカル・アービトラージやセックストリガーなどのキャッチ―で覚えやすいテクニックやルーティーンが有名だ。

しかし、これらは単に枝葉の部分に過ぎない。

恋愛工学はなにかというと、既存の経済学や進化生物学、心理学などの理論や考え方を恋愛という分野に適用した事例、である。 

ということは、このへんの理論や考え方を知っておくと、世の中の物事をこのフレームで解釈できるようになる。

営業や就職活動などへ応用はとてもわかりやすい。

it-warrior-onc-onclog.hatenablog.com

  

しかし、まだまだ他の分野にも応用が期待できると思っている。 

この出来事を進化生物学の視点でみると…

その出来事を経済学の視点でみると

あの出来事を心理学の視点でみると

と発想してみればいいのだ。

 

上司や先輩に比べ、圧倒的に知識も経験も劣る自分が付加価値をだすには、やはり違った枠組みでものごとをとらえなければならないと常々思う。

  

3)つきあう人たちが変わった

普通に生活してたら絶対出会わなかっただろう人たちに会って、いろんな価値観や考え方をインプットしたり、それらを反芻しアウトプットするようになった。

もし恋愛工学に出会ってなければ、(ナンパも含め)知らない人とこれほどまで話す機会はなかっただろうし、会社の同僚とグチりながらお酒を飲むことを繰り返していたかもしれない。

そして、このコミュニティの素晴らしいところは、お互いの違う価値観や考え方を受け入れる姿勢があるという点だ。

「仲がいい相手とはすべての意見が一致しないといけない」というムラ社会の前提はここにはない。

借り物の答えではなくて、自ら考えることができるからこそこれができるのだろいう。

会社に入ると「お前将来のロールモデルてないの?」と言われ続けるが、別に無理にマネしなくても、必要だと思ったところだけ取り入れて、何者でもない自分になればいいのではないだろうか。

  

◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 

 そんなことをざっくり、なんとなく思っていた。 

 

「もちろん昔からこんなじゃないよ。でも別に後悔はしてないかな。てか恋愛工学知らなかったらおれら出会ってないからそもそも(笑)。世の中香織みたいな心の美しい子ばっかりになればいいのな」

 

こうしてその夜、二回戦目が始まった。

 

参考

 スタンフォードのストレスを力に変える教科書は、ストレスにどう対処していくかについて書かれた本ですが、その中に「Restorative Narrative(回復の物語)」という大事な概念があります。ひとことでいうと、これは苦しみの中にどのような意味を見出し、乗り越えてきたかというストーリーのことです。ivoh(希望を与えるためのメディア配信サービス)の代表者マラリー・ジャン・テノールによると、人はこのestorative Narrative(回復の物語)を聞いたり読んだりすることで、希望や勇気、意欲がわき、レジリエンス(ストレス耐性のような力)が高まるそうです。つまり、これをきっかけに自分の人生をよりいいものにできるってことですね。 そう考えると、ケーゴさん(@Kgo_Number10)、さくらいさん(@sansaku_sakurai)のブログは、まさに一種のestorative Narrative(回復の物語)といえますよね。

 

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